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アスタチン化学種の揮発性

Volatility of astatine chemical species

西中 一朗*; 橋本 和幸

Nishinaka, Ichiro*; Hashimoto, Kazuyuki

近年、$$alpha$$放射性RI標識薬剤による標的アイソトープ治療は、治療効果が高く、副作用の少ない新しいがんの治療法として注目されている。国内では、加速器で製造する$$^{211}$$At(アスタチン)(半減期: 7.2h)の利用が着目され、Atについて基礎から医療まで幅広く研究が行われている。Atの高い揮発性は良く知られた特有な化学特性であり、放射性防護の観点からも注視されているが、その揮発機構は十分理解されていない。先行研究において、アンモニアと還元剤の存在条件でのTLC分析により、Atが極めて高い揮発性を示すことを明らかにし、At(0)の生成による揮発機構を提唱した。本研究では、アンモニア、還元剤を異なる割合で配合したAtエタノール溶液について、溶媒とAtの揮発性を詳細に調べることで、溶存At化学種の揮発機構を検証した。

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