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ガラス固化技術開発施設(TVF)における高放射性廃液の固化安定化に向けた取り組み,11; 新型溶融炉の熱流動計算用物性データ整備と熱上げシミュレーション

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朝日 良光; 小高 亮

Asahi, Yoshimitsu; Kodaka, Akira

ガラス固化技術開発施設(TVF)のガラス溶融炉を安定して運転するためには、運転中の溶融炉の温度変化や溶融ガラスの流動を把握することが重要である。これらの溶融炉で起こる現象の理解を助け、運転を支援するため、熱流動・電場解析と粒子挙動解析を連成した運転シミュレーションを行っている。2号溶融炉を対象にした計算では、2021年の運転後に確認された白金族元素堆積物が炉内で成長する原因の究明に活用した。新たに製作した新型溶融炉(3号溶融炉)では、一部の材料に2号溶融炉とは異なる熱物性のレンガを使っていることから、3号溶融炉運転シミュレーションに用いる物性データを新たに整備した。これを使って3号溶融炉の熱上げに要する時間を算出したところ、コールド試験(運転条件確認試験)で実際に要した時間とよく一致したことから、計算と物性データが妥当であると確認した。

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