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Magnetic properties of Ce$$_{1-x}$$Nd$$_{x}$$TiO$$_{3}$$ and some solid solution orthotitanates Ln$$_{1-x}$$Ln$$_{x}$$'TiO$$_{3}$$(Ln and Ln'=La to Sm; 0$$leq$$x$$leq$$1)

Ce$$_{1-x}$$Nd$$_{x}$$TiO$$_{3}$$及びいくつかの混晶系Ln$$_{1-x}$$Ln$$_{x}$$'TiO$$_{3}$$における磁性

吉井 賢資  ; 中村 彰夫; 阿部 英樹*; 森井 幸生

Yoshii, Kenji; Nakamura, Akio; Abe, Hideki*; Morii, Yukio

斜方晶構造を有するペロブスカイト混晶系Ce$$_{1-x}$$Nd$$_{x}$$TiO$$_{3}$$では、0.5$$leq$$x$$leq$$1の範囲内で、直流帯磁率-温度曲線の20-60Kに帯磁率ピークが観測される。この現象に関し、電気抵抗、交流帯磁率及び中性子散乱によって調べたところ、以下の結果を得た。(1)電気抵抗は、ネール点(約100K)近傍で、その温度依存性が変化する。(2)低温4.5Kでの磁化は、対数依存性を持って緩和する。(3)帯磁率ピーク温度近傍で、非線形交流帯磁率が正に発散する。(4)中性子散乱から、ネール点以下の温度で時期ピークは存在しない。これらから、帯磁率ピークの出現は、スピングラスあるいはクラスターグラスといったランダム状態の生成によって磁化が減少したためと考えた。また、CeあるいはNdをほかの希土類イオンに置換したいくつかの類似系では、帯磁率ピークは観測されなかった。

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パーセンタイル:16.43

分野:Chemistry, Inorganic & Nuclear

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