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Structure, magnetism and transport of Ln$$_{1-x}$$TiO$$_{3}$$(Ln=Ce and Pr)

Ln$$_{1-x}$$TiO$$_{3}$$(Ln=Ce及びPr)の構造・磁性・伝導

吉井 賢資  ; 阿部 英樹*; 筒井 智嗣; 中村 彰夫

Yoshii, Kenji; Abe, Hideki*; Tsutsui, Satoshi; Nakamura, Akio

希土類欠損ペロブスカイトLn$$_{1-x}$$TiO$$_{3}$$(x$$leq$$0.33, Ln=Ce and Pr)に付き、その構造・磁性・伝導について調べた。x=0の系は、TiサイトにTi$$^{3+}$$スピンを持ち、ネール温度約120Kを示す絶縁体である。また、x=0.33の系は、バンド絶縁体である。Ce$$_{1-x}$$TiO$$_{3}$$及びPr$$_{1-x}$$TiO$$_{3}$$の両系で定性的に共通の現象が見られた。それらは以下の通りである。(1)x$$<$$0.2の範囲での結晶構造は斜方晶Pnma、それ以上では斜方晶Pmmmである。(2)xを増すとともに、ネール温度及び低温での磁化は単調に減少する。xが約0.2以上で磁気秩序はほぼ消失する。(3)xが0.1近傍以上では、系は絶縁体から金属に変化する。また、xが0.3近傍での伝導は、温度の1/4乗に比例するVariable range hopping的であった。ただし、絶縁体-金属転移点のxの値などについては、両系ではわずかな違いが見られた。これらは、Lnイオンの半径の違いと関連して解釈した。

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