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格納容器(Safety Hull)一体型水銀ターゲット構造の検討

Study of integrated structure of mercury target container with safety hull

神永 雅紀  ; 寺田 敦彦*  ; 羽賀 勝洋  ; 木下 秀孝   ; 石倉 修一*; 日野 竜太郎

Kaminaga, Masanori; Terada, Atsuhiko*; Haga, Katsuhiro; Kinoshita, Hidetaka; Ishikura, Shuichi*; Hino, Ryutaro

原研とKEKが共同で建設計画を進めている中性子散乱施設では、大強度陽子加速器から1MWのパルス状陽子ビームを水銀ターゲットに入射させ、核破砕反応により発生した中性子を生命・物質科学等の先端分野の研究に利用する計画である。核破砕水銀ターゲットシステム設計では、ビーム窓等の破損により水銀が漏洩する場合を想定して、その場合にも十分な安全性を確保できるように漏洩時の水銀を容易に回収可能な格納容器一体型構造の概念を提案した。水銀容器の内部構造は、熱流動解析結果に基づき定めた。格納容器はヘリウム容器/重水容器の二重容器により構成し、各容器外側に設けた容器補強剤であるリブを介して各容器を接続する構造とした。本容器構造の成立性については、内圧0.8MPaを付加した静的な構造強度解析により検討した。その結果、容器に生ずる静的な応力は、各容器の表面にリブによる補強を加えることによりSUS316Lの許容応力142.5MPa以下にできる見通しを得た。

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