Correlation between core and pedestal temperatures in JT-60U; Experiment and modeling

JT-60Uにおける中心温度と周辺温度の関連性; 実験及びモデル

Mikkelsen, D. R.*; 白井 浩; 朝倉 伸幸; 藤田 隆明; 福田 武司; 波多江 仰紀; 井手 俊介; 諫山 明彦; 鎌田 裕; 河野 康則; 小出 芳彦; 内藤 磨; 坂本 宜照; 滝塚 知典; 浦野 創*

Mikkelsen, D. R.*; Shirai, Hiroshi; Asakura, Nobuyuki; Fujita, Takaaki; Fukuda, Takeshi; Hatae, Takaki; Ide, Shunsuke; Isayama, Akihiko; Kamada, Yutaka; Kawano, Yasunori; Koide, Yoshihiko; Naito, Osamu; Sakamoto, Yoshiteru; Takizuka, Tomonori; Urano, Hajime*

JT-60UのELMy Hモードプラズマにおける熱輸送の「硬直性」(中心温度と周辺温度の関連性)の研究を行った。同じ加熱パワーでも周辺温度が3080%増加すると、中心温度は1070%増加した。また、周辺温度がほぼ同じ場合には、45%の加熱パワーの増加(密度が12%増大)に対して温度分布の変化は少なかった。データ解析の結果、プラズマ周辺部では硬直性は比較的緩く、プラズマ中心部では硬直性は比較的強い傾向を得た。加熱分布を中心加熱と周辺加熱で比較した場合、中心加熱はプラズマ小半径の1/2より内側の領域で加熱パワーが周辺加熱のそれより60%多いのにもかかわらず、中心温度の差は小さかった。輸送モデルを用いた温度分布の予測計測と実験データとの比較の結果、RLWB(Rebut-Lallia-Watlkins-Boucher)モデル及び、IFS/PPPLモデルの計算結果は実験値と一致したが、MM(Multimodel)モデルの計算結果は実験値よりかなり高くなった。

no abstracts in English