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湯谷 順明*; 細川 隆徳*; 山中 庸靖*
PNC TJ9124 90-003, 97 Pages, 1990/09
国産ODS管材(13Cr-0.5Y2O3-0.5Ti-3Wおよび11Cr-0.25Y2O3-0.5Ti-2W)および高強度フェライト/マルテンサイト管材1FKの腐食特性を把握するため、改良SUS316管材をレファレンス材とし、テルルおよびヨウ素を腐食剤として、温度500、600および700度C、時間100hの条件で腐食試験を行い、以下の結果を得た。(1)テルルに対する耐食性は試験温度700度Cでは、改良SUS316に比較して13Cr-0.5Y2O3-0.5Ti-3Wは優れていたが、11Cr-0.25Y2O3-0.5Ti-2Wと1FKは劣っていた。(2)試験温度500および600度Cでは、Cr含有量が高いほどテルルに対する耐食性が高くなる傾向が認められた。(3)ヨウ素による腐食試験で重量損失が認められ、4供試材とも重量損失は600度Cで最大であった。(4)改良SUS316に比較して、13Cr-0.5Y2O3-0.5Ti-3W、11Cr-0.25Y2O3-0.5Ti-2Wおよび1FKのヨウ素に対する耐食性は劣っている。
野崎 信久*; 細川 隆徳*; 柴 公倫*; 榎戸 裕二*
PNC TN9520 88-001, 211 Pages, 1988/01
高速炉制御棒中性子吸収ピンの設計及び照射挙動解析を目的として、「CORAL」コードの開発に57年度に着目し、その後「常陽」MK-1及びMK-2制御棒の照射後試験結果を基にコードの改良・検証を行ってきた。「COLAL」コードでは、吸収ピンの軸対称半径方向1次元体系で解析を行い、照射履歴を追って被覆管とB4Cペレットの温度、He生成と放出、被覆管とB4Cペレットのスエリング、被覆管のクリープ、被覆管とペレットの接触、被覆管損傷和等を計算する。 これまでの主な改良は、物性データ、解析モデル、出力様式及びプロッター関係の見直しである。今回、これらの改良に伴ない、新たにマニュアルを作成した。本マニュアルは、①.解析モデル、②.物性値、③.入出力と実行方法、④.サンプル入出力、⑤.プログラム構造とフロー、⑥.コモン変数とサブルーチン、⑦.プロッターの各章から構成されている。
鵜飼 重治; 細川 隆徳*; 柴原 格*; 榎戸 裕二
Journal of Nuclear Materials, 149(3), p.209 - 218, 1987/00
「常陽」及び仏ラプソディ炉で照射された燃焼度が約100,000MWD/Tまでの混合酸化物燃料につき,X線マイクロアナライザを用いてペレット内保持Xe濃度の径方向分布を測定した。不変領域ではFPガスXeはペレット内に保持されているが,組織変化に伴ってFPガス放出が開始する。このような放出開始温度と燃焼度の関係を求めた。約50,000MWD/T以上の燃焼度では,不変領域からもFPガス放出が開始する。これらの結果に基づき組織変化領域及び不変領域からのFPガス放出率を表す実験式を燃焼度が100,000MWD/Tの範囲で作成した。本実験式を用いることにより,100,000MWD/TまでのFPガス放出率を燃料組織観察から予測することが可能となり,今後軽水炉燃料やATR燃料の高燃焼度化に伴うFPガス放出挙動評価に役立たせることができる。
細川 隆徳*; 星 蔦雄; 柳原 敏; 岩村 公道; 折田 義彦*
JAERI-M 9140, 40 Pages, 1980/10
反応度事故条件での燃料破損挙動に及ぼすペレット形状の影響を調べるために、フラット及びディッシュペレット型燃料棒の照射実験を実施し、これまでのチャンファペレット型燃料棒の結果と比較した。実験の結果によると、ペレット形状の相違による被覆管表面温度挙動、照射後燃料棒の外観ならびに変形量等に差異は認められなかった。原因検討のために、有限要素法によりペレットの熱弾性解析を行なった結果、ペレット形状の相違によりペレットの変形量に大きな差異は認められず、このことからペレット形状の影響は小さいことが確認できた。
星 蔦雄; 岩村 公道; 柳原 敏; 折田 義彦; 細川 隆徳*
JAERI-M 7796, 85 Pages, 1978/08
NSRR標準型試験燃料の中心孔にW-5%Re/W-26%Re熱電対を挿入し、パルス照射時の燃料中心温度挙動を測定した。実験は3燃料体について、36~242cal/gUOの発熱量範囲内で、それぞれ4~6回繰り返し照射を行なった。実験の結果、燃料中心温度測定の再現性は良好で、冷却過程では燃料中心温度挙動は、被覆管表面熱伝達率に支配されることが確認された。繰り返し照射の影響については、燃料中心温度挙動は照射履歴の影響は少ないが、被覆管表面温度挙動は、DNBを越えると、繰り返し照射の影響をかなり受けることがわかった。また、繰り返し照射が破損しきい値におよぼす影響は、今回の実験に関する限り小さかった。
菰田 成一*; 細川 隆徳*; 金城 勝哉
Kerntechnik, ,
過渡過出力条件での、定常計算に基づく燃料中心温度上限値を評価するための決定論的方法を示した。本方法では、原子炉の最初の立ち上げ過程における、新燃料の中心空孔成長が、簡単な計算コードSIFTを使うことで考慮される。本手法を外径8.3mm、スミア密度88%TDの燃料ピンに適用し、プレコンデイショニングパターンおよび定格最大線出力として可能な値を求めた。本方法を適用することで得られた上限温度が99.9%信頼上限温度に相当することをモンテカルロ手法にて明らかにした。