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報告書

生活環境中における自然放射性核種の濃度分布と線量評価に関する研究(II)

古賀 妙子*; 森嶋 禰重*

JNC TJ1400 2004-001, 74 Pages, 2005/02

JNC-TJ1400-2004-001.pdf:4.6MB

日常生活における放射線被ばくのうち、自然放射線による被ばくは、大きな割合を占め、そのうち大気中のラドン、トロン崩壊生成核種の吸入による内部被ばくがラドン全体の1/2を占めている。気体状放射性核種であるラドン、トロンは岩石や土壌等地中のウランおよびトリウムを発生源として生活環境に放出されるが、その崩壊生成核種のPo-214,Po-210,T1-208が主な被ばく源となる。それらの屋内の濃度は生活環境条件に大きく影響を受け、屋外では、気象条件や地質などによって、時間的、空間的にも大きく変動し、その濃度分布は一様ではない。そこで、周辺環境におけるラドン及びその崩壊生成核種の濃度分布の測定を継続的に実施するとともに、生活環境中における挙動及び分布を把握していることが重要である。さらに、その濃度レベルに応じて周辺住民の平常時における自然放射線からの被ばく線量がどの程度であるかを評価し、その状況を把握しておくことが重要である。今年度は、三朝温泉地域など代表的な高自然放射線地域におけるラドン、トロン及び崩壊生成核種の測定を継続するとともに、放射能温泉として有名な秋田県玉川温泉、新玉川温泉についても、調査区域として加え、対照地域としては東大阪市を含む大阪府周辺とし、ラドン等を含む自然放射性核種の環境中における挙動と分布に関する検討を行った。更に環境$$gamma$$線量率を測定した結果を報告する。(1)三朝温泉地区および兵庫県川西市における民家および対照地域東大阪市による空気中のラドン濃度の経時変動の測定を継続し、10年間の濃度変動では、夏低く冬高い傾向を示した。(2)三朝周辺地域における屋内外ラドン濃度の地質分布との関係の調査を継続した。花崗岩層との関連が強く、火山岩層の地域でのラドン濃度は低い傾向を示している。$$gamma$$線は低レベルの線量率であっが、ラドン濃度と同様の傾向を示した。

報告書

生活環境中における自然放射性核種の濃度分布と線量評価に関する研究(I)

古賀 妙子*; 森嶋 禰重*

JNC TJ1420 2003-002, 50 Pages, 2004/01

JNC-TJ1420-2003-002.pdf:11.07MB

日常生活における種々の原因による放射線被ばくのうち、生活環境中における世界平均での自然放射線による被ばくは、大きな割合を占め、そのうち大気中のラドン、トロン崩壊生成核種の吸入による内部被ばくがラドン全体の二分の一を占めている。環境中には自然放射線源としてK-40をはじめ、ウラン系列、トリウム系列などの放射性核種が広く分布しているが、その含有量の分布は地質に大きく影響され一様ではない。調査する地域としては、今年度は、代表的な高自然放射線地域におけるラドン、トロン及び崩壊生成核種の測定を継続すると共に、新たな調査区域を加えて自然放射線核種の環境中における挙動と分布に関する検討を行った。

報告書

生活環境中におけるラドン及びトロン崩壊生成核種の挙動に関する調査(II)

森嶋 彌重*; 古賀 妙子*

JNC TJ1420 2002-001, 73 Pages, 2002/03

JNC-TJ1420-2002-001.pdf:14.34MB

国連科学委員会(2000年)の報告によると、世界平均で自然放射線量の約1/2をラドン、トロン崩壊生成核種の吸入による被ばくが占めている。これらの自然放射性核種は生活環境中の環境$$gamma$$放射線源として、そしてその崩壊生成核種であるラドンの源とした色々の形状で大きく影響している。自然の気体状放射性核種であるラドン」トロンは岩石や土壌等から放出されているが、化学的に不活性で、電気的には帯電せず、空気中で崩壊して他の金属に壊変していく。そしてラドン、トロンおよびそれらの崩壊生成核種は、生活環境に大きく関与し、時間的にも場所的・空間的にも大きく変動し、その分布は一様ではない。調査する地域としては、全国的に範囲を拡げ、今年度は青森県および中国地方は鳥取県三朝温泉地域および島根県池田鉱泉地域、兵庫県川西市、および対照地域としては東大阪市を含む大阪府周辺とし、ラドン及び崩壊生成核種を含む自然放射性核種の環境中における挙動と分布に関する検討を行ったので、その結果を報告する。(1)現在使用の1r115を秘跡検出器として用いた積分型ラドンモニタの検出器をcr-39(baryotrack、fukuvi社製)を用いて特性を検討した。7.5nnaoh-ch3oh(1:1)溶液、60$$^{circ}C$$60分間の最適エッチング条件によりピット1個当りのラドン濃度即ち換算係数は331bq/m3/n、検出限界は、3.1bq/m3/日となった。換算係数を良く、ピット数を多くするために空気流量を増やす試みをしている。(2)三朝温泉地区及び兵庫県川西市における民家」対照地域東大阪市による空気中のラドン濃度の経時変動を継続し、7年間で、夏低く冬高い傾向を示した。(3)三朝周辺地域における屋内、屋外ラドン濃度の地質分布との関係を続け、花崗岩層との関連が強く、火山岩層の地域で低い。(4)青森県の温泉での空気中3ヶ所、水中17ヶ所におけるラドン濃度を測定したが空気中濃度では、対照・東大阪市と同レベルであった。水中は猿倉、谷地。浅虫温泉で9$$sim$$29bq/1であった。(5)三朝、船畑において、h12年4月$$sim$$h13年7月の期間4回経時的に空気中濃度を測定したが平均36bq/m3、8bq/m3、6bq/m3及び160bq/m3と大きく変動しラドンは常時放出しているのではなく間歇的に放出していると思われる。

報告書

ラドン及び崩壊生成核種の環境中挙動に関する研究(II)

森嶋 彌重*; 古賀 妙子*

PNC TJ1630 96-001, 27 Pages, 1996/03

PNC-TJ1630-96-001.pdf:0.87MB

活性炭によるラドン吸着を利用したピコラド検出器および液体シンチレーションスペクトロメータを使用して、鳥取県三朝地域における環境中ラドン濃度の測定を行い、ラドンおよび崩壊生成核種の環境中挙動に関する研究を昨年度に引続き行った。ピコラドシステムによる簡便迅速なラドン濃度測定は、測定可能で、採取期間24時間、計測時間200分で、空気中ラドン濃度の最小検出限界は1.7Bq/m3、水中0.43Bq/- である。(1)三朝周辺地域における1995年10月$$sim$$11月に実施した空気中ラドン濃度は、屋外ラドン濃度は7.7$$sim$$59Bq/m3、屋内ラドン濃度は13$$sim$$141Bq/m3の範囲で変動した。測定した地域の内、旭地区および竹田地区天神川沿い(竹田川上流の一部)が高く、三朝温泉地区の東南部小鹿地区および三徳地区は低く、人形峠付近についての屋外濃度は、12$$sim$$31Bq/m3と低い濃度レベルであった。屋内ラドン濃度について、もっとも低い小鹿地区と比較すると今回高かった竹田地区は約4倍であった。東大阪市の濃度は小鹿地区と同じレベルであった。(2)三朝温泉地区個人住宅のラドン濃度については、1995年5月より12月迄の経時変動を見ると、屋内濃度は53$$sim$$121Bq/m3、屋外濃度は9$$sim$$50Bq/m3の範囲に変動し、浴室内ラドン濃度は48$$sim$$188Bq/m3であった。(3)1995年4月$$sim$$1995年12月における三朝周辺地域の一般家庭の温泉水、河川水、井戸水などの水中濃度はそれぞれ91$$sim$$161Bq/- 、2.3$$sim$$10Bq/- 、14$$sim$$34Bq/- の範囲で変動した。

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