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論文

Evaluation of 2-D transverse beam profile monitor using gas sheet at J-PARC LINAC

神谷 潤一郎; 岡部 晃大; 金正 倫計; 守屋 克洋; 山田 逸平; 荻原 徳男*; 引地 裕輔*; Wada, K.*

Journal of Physics; Conference Series, 1350, p.012149_1 - 012149_6, 2019/12

 被引用回数:3 パーセンタイル:82.21(Physics, Particles & Fields)

チタン製真空ダクト表面にゲッター作用を持たせるため、導入したガスをイオン化させスパッタリングによりチタン表面の酸化膜を除去する手法の開発を行っている。本手法では、スリットからガスを導入することで、少ないガス量で局所的に均一かつ高いガス密度のシート状の分布を生成ができ、周辺の圧力上昇を抑えたうえで効率の良いスパッタリングを行うことができる。今回、スリットによって生成されたガス密度分布をモンテカルロシミュレーションコードによって計算し、評価した。その結果、ガス密度分布の三次元的な分布の情報を得ることができ、両方向からのガス導入がガス密度分布の均一化に対して有効であることが定量的にわかった。さらに本手法をシート状ガスとビームとの相互作用により発生するイオンを検出する非破壊型ビームプロファイルモニターに適用した。本モニターにおいて、ビームプロファイルの注入ガス量に対する依存性を調査し、少量の注入ガス量での測定が不飽和かつS/N比が高い状況でビームプロファイル測定するために重要であることが分かった。

論文

Study of a tuner for a high-accuracy bunch shape monitor

守屋 克洋; 川根 祐輔*; 三浦 昭彦; 二ツ川 健太*; 宮尾 智章*

Journal of Physics; Conference Series, 1067, p.072009_1 - 072009_3, 2018/09

BB2017-2165.pdf:0.7MB

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.11(Physics, Particles & Fields)

J-PARCリニアックでは、ビーム縦方向分布を観測するバンチシェイプモニタ(BSM)の高精度化を行っている。ビームをワイヤに当てることで、ビームと同じ時間(縦方向)構造を持つ2次電子をワイヤから生成する。この電子を高周波電場を用いて縦方向の情報を横方向に移すことで縦方向分布を観測する。このとき高周波電場の周波数は加速周波数と同期させる必要がある。BSMのRFディフレクタは2本の電極から構成され、目的の周波数が共振周波数となるように電極長を変えることで実現する。しかし電極長の製作精度は$$pm$$0.5mmであるため、従来の調整方法では周波数設定精度は$$pm$$390kHzであった。今回新たにチューナとして円柱ブロックを挿入することで、共振周波数を高精度に調節できることが数値シミュレーション(CST Studio)の結果から判明した。具体的には円柱挿入量$$pm$$0.1mmに対してを$$pm$$25kHzまで調節可能となる。これにより、共振周波数の粗い調節を電極長を変えることで、細かい調節を円柱ブロックを挿入することで共振周波数を極めて高い精度で調節できるようになる。現在、このチューナ付きBSMの製作を行っている。今回の発表では数値計算結果について報告する。

論文

Tensile fracture test of metallic wire of beam profile monitors

三浦 昭彦; 川根 祐輔*; 守屋 克洋; 二ツ川 健太*; 宮尾 智章*; 福岡 翔太*

Proceedings of 9th International Particle Accelerator Conference (IPAC '18) (Internet), p.2183 - 2186, 2018/06

J-PARCリニアックでは、ビーム運転中のロスを抑制するため、四極電磁石の電流値と加速空洞の振幅の精密な調整を行っている。これらは、ワイヤスキャナモニタを用いた、ビーム進行方向に鉛直な方向のプロファイル測定、及びバンチシェイプモニタを用いた、位相の拡がり測定に基づいている。これらのモニタでは、ビームを金属ワイヤに直接当てることで計測を行っているため、熱負荷の観点から、融点の高いタングステンを採用している。今後、ビーム電流が高くなると、ワイヤの到達温度が上昇するため、高温でも十分な引張強度が必要になる。そこで、小型の真空チャンバを製作し、ビームによる熱負荷を印加電流で模擬し、ワイヤにかける張力とワイヤ径をパラメータとしたワイヤ破断試験を実施した。この結果、ビーム電流が高くなると、現状の低い張力であっても破断する可能性が示された。ビーム電流が高くなった時、ワイヤにかける張力を低めにするか、太い径のワイヤにすればよいことが分かった。

報告書

固体-水相互作用の下での金属含水酸化物の沈殿・結晶化の速度機構(公募型研究に関する共同研究報告書)

杤山 修*; 新堀 雄一*; 田中 紘一*; 守屋 由介*; 油井 三和; 柴田 雅博; 鐵 剛志*

JNC TY8400 2002-014, 129 Pages, 2002/05

JNC-TY8400-2002-014.pdf:2.35MB

高レベル放射性廃棄物(HLW)の地層処分の安全評価においては、天然バリア中の地下水に放射性核種が漏出することを想定して、核種が生態圏へ移行する過程を検討しなければならない。地下水中で核種の濃度を支配するのは、難溶性の含水酸化物の溶解度である。含水酸化物は多くの場合、熱力学的に不安定な非晶質の固体が生成し、時間とともにオキシ水酸化物や酸化物に変化(結晶化)していくことが知られているが、この変化速度については未解明な部分が多い。研究が少なく未解明な部分が多い理由のひとつは、固相がどの程度結晶質であるか非晶質であるかを定量化する方法が確立されていないことや、沈殿物がバルクや雰囲気に敏感であるためその系統的な実験的研究が難しいなどにある。本研究では、(1)非晶質水酸化鉄からゲータイトへの変化および、(2)セリウム(III)(IV)の沈殿生成とその熟成時の化学形の変化、について検討し、結晶化分率の定量化手法開発およびFe(III)、Ce(III)およびCe(IV)の各条件下での沈殿物について熟成条件による結晶化速度の違いを評価した。いずれの元素も、非晶質沈殿物から結晶化する場合は、バルクを経由することが示唆され、特にCe(IV)では沈殿生成時での状態が結晶化に影響することを示した。これら知見はいずれも溶解度制限固相を整理する上で基礎となる。

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