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池田 佳隆; 内藤 磨; 牛草 健吉; 佐藤 正泰; 近藤 貴; 井手 俊介; 関 正美; 永島 圭介; S.W.Wolfe*; 朝倉 伸幸; et al.
Nuclear Fusion, 34(6), p.871 - 880, 1994/00
被引用回数:13 パーセンタイル:46.29(Physics, Fluids & Plasmas)JT-60において低域混成波電流駆動(LHCD)におけるLH波の近接条件の影響を調べ、以下の結果を得た。1)硬H,X線の最大検出エネルギーは、近接条件で制限される波の位相速度と対応している。2)電流駆動効率、電流分布制御性は、近接条件の劣化に伴い悪化する。3)近接しない波(非近接波)を入射すると、不純物、リサイクルを増加させ、MARFEを引き起こす場合もある。4)ダイバータ部の静電プローブを利用した周辺部の波の強度は、非近接の割合に比例して増加する。5)非近接波は、波の軌跡解析から周辺部に局在する。これらのことから、LHCDにおいて近接条件の重要性が実験的に明らかとなった。
芳野 隆治; 閨谷 譲; 細金 延幸; S.W.Wolfe*; 松川 誠; 二宮 博正
Nuclear Fusion, 33(11), p.1599 - 1612, 1993/00
被引用回数:34 パーセンタイル:71.51(Physics, Fluids & Plasmas)ディスラプションにおける、プラズマ電流低減速度の緩和(低速化)と、逃走電子の抑制に関わる一般的手法の開発を目的として、JT-60Uダイバータプラズマにおける電流クウェンチを調べた。その結果、1)エネルギークウェンチ時の不純物発生の軽減、2)その不純物の主プラズマへの混入の抑制、及び、3)電流クウェンチ時の電子温度の高温化が、プラズマ電流低減速度を緩和するのに有効であることを明らかにした。具体的な手法としては、エネルギークウェンチ直前の蓄積エネルギーを下げることにより、不純物発生量を低減できること、実効安全係数を増大することにより、不純物の主プラズマへの混入を抑制できること、さらに、電流クウェンチ時のNB加熱により、電子温度の低減を抑制できることを示した。一方、逃走電子の発生は、エネルギークウェンチ直前の電子密度を増大することにより、回避できることを明らかにした。以上の結果を用いて、-6MA/sのプラズマ電流の急速低減を実証した。
牛草 健吉; 近藤 貴; 内藤 磨; 池田 佳隆; 井手 俊介; 関 正美; S.W.Wolfe*; 佐藤 正泰; 鎌田 裕; 伊丹 潔; et al.
Nuclear Fusion, 32(11), p.1977 - 1983, 1992/00
被引用回数:11 パーセンタイル:43.94(Physics, Fluids & Plasmas)低域混成波電流駆動(LHCD)時の高速電子の直接損失を、ダイバータ板から放射されるX線測定により同定した。高速電子の直接損失は電子密度及び励起される波のNの増大とともに減少し、LH波により加速された高速電子の減速時間で特徴づけられることを明らかにした。JT-60Uの1.2MA放電で電子密度0.510mにおいて最も高い電流駆動効率が観測された例では、入射パワーの5~10%が高速電子の損失であると評価された。また、高速電子の閉じ込めがプラズマ電流の増大とともに改善されることが見い出された。これらの実験結果から、ITERの定常運転時の高速電子の直接損失がほぼ無視できる程度であると推定される。