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近藤 恭弘; 平野 耕一郎; 伊藤 崇; 菊澤 信宏; 北村 遼; 森下 卓俊; 小栗 英知; 大越 清紀; 篠崎 信一; 神藤 勝啓; et al.
Journal of Physics; Conference Series, 1350, p.012077_1 - 012077_7, 2019/12
被引用回数:1 パーセンタイル:51.97(Physics, Particles & Fields)J-PARC加速器の要素技術試験に必要な3MeV Hリニアックを高度化した。イオン源にはJ-PARCリニアックと同じものを用い、RFQは、J-PARCリニアックで2014年まで使用した30mA RFQに代わり新たに製作した50mA RFQを設置した。したがって、このシステムはエネルギー3MeV、ビーム電流50mAとなる。このリニアックの本来の目的は、このRFQの試験であるが、J-PARC加速器の運転維持に必要な様々な機器の試験を行うことができる。加速器は既に試運転が終了しており、測定プログラムが開始されつつある。この論文では、この3MeV加速器の現状について報告する。
小林 史憲; 神谷 潤一郎; 高橋 博樹; 鈴木 康夫*; 田崎 竜太*
no journal, ,
J-PARC LINACのL3BTビームラインの真空機器は真空システムにより、ビームラインゲートバルブ(BLGV)でエリア分けされた区域ごとに制御されている。これまでの真空システムでは真空機器がBLGV間のエリアごとに制御され、相互間の機器の情報や真空圧力を監視していない。このため、隣接するエリアの状況に関わらず機器を操作できてしまい、高真空エリアの真空圧力を急激に悪化させたり、運転中の真空機器に大気を突入させて機器を故障させてしまうといったトラブルが発生している。また、BLGVは圧力悪化のインターロック(ILK)発生時には、すべてのBLGVが一斉に閉止する仕様となっているため、真空悪化の影響を受けないエリアのBLGVも強制閉される。BLGVの開閉限度数や摩耗の点から、より適切な動作を行わせる対応を行う必要がある。このような各種課題を解決するためには、まずエリア相互間の機器の情報や真空圧力を監視可能とすることでヒューマンエラーを排除し、安全性を高くする必要がある。さらに、各々のBLGVを個別に自動制御をすることで保守性を改善させる必要がある。そのためL3BT真空システムの安全かつ効率的な保守と運転維持を考慮した制御を実現することを目的とし、真空システム制御系の改修と構築を実施した。