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尹 永根; 鈴井 伸郎; 山口 充孝; 河地 有木; 田野井 慶太朗*; 中西 友子*; 茅野 充男*; 中村 進一*; 藤巻 秀
no journal, ,
現在、多くの地域において膨大な試料に対する放射性セシウムの迅速な定量分析が必要とされている。普及しているNaI(Tl)スペクトロメーターは、安価で取り扱いが容易であるが、エネルギー分解能(核種弁別能)が低いため核種の弁別定量は困難である。そこで本研究では、一般のNaI(Tl)スペクトロメーターを用いて試料中のCs-134及びCs-137を弁別して定量する手法の確立を試みた。その結果、(1)スペクトル形式でデータを出力すること、(2)エネルギー分解能が10%よりも優れていること、(3)チャンネル数が1024以上あること、の条件を満たしたNaI(Tl)スペクトロメーターを使って、特別な機器やソフトウェアなどの追加コストなしに、Cs-134, Cs-137両核種を弁別して正確に定量できる平易な手法の開発に成功した。