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鈴木 康文; 前多 厚; 荒井 康夫; 大道 敏彦
Journal of Nuclear Materials, 188, p.239 - 243, 1992/00
被引用回数:21 パーセンタイル:85.53(Materials Science, Multidisciplinary)混合窒化物、(UPu)N(x=0,0.20,0.35,0.60,0.80,1.00)のU及びPu蒸気圧をクヌーセン・質量分析法によって測定した。窒化物試料は炭素熱還元で得られたUN及びPuNの混合物を均質化することによって調製して実験に供した。生成物については、X線回折によって固溶体形成の確認を行った。また、(U,Pu)N相の格子定数の組成依存性を調べた。蒸気圧測定は1mm径オリフィスのタングステンセルを用いて実施した。UN及びPuNに対しては、文献値とのよい一致がみられた。また、混合窒化物では固溶体比によりU及びPuN分圧の低下することが認められた。(U,Pu)N中のPuNの活量を評価した結果では、理想容体からはずれることが示唆された。
赤堀 光雄; 伊藤 昭憲; 小川 徹; 小林 紀昭; 鈴木 康文
Journal of Nuclear Materials, 188, p.249 - 254, 1992/00
被引用回数:65 パーセンタイル:97.38(Materials Science, Multidisciplinary)U-Zr合金系の中間相である相の安定組成領域と構造を調べた。アーク溶解法により15種類の合金インゴットを調製し、正確なEPMA分析のための特性X線強度の検量線を作成した。各試料は800Cでの均質化熱処理の後、450-750Cで焼鈍後急冷した。相の安定依存範囲は600Cにおいて63.8~78.8at%Zrであり、それより低温則で拡がる傾向を示した。U-70at%Zrの粉末X線回折図形は、C32型を改変した特異な構造に対応するものであった。C32(AlB)構造において、Al位置をZrが占め、残りのZrとUとの無秩序混合体がB位置を占めている。
藤城 俊夫; 柳澤 和章; 石島 清見; 柴 是行
Journal of Nuclear Materials, 188, p.162 - 167, 1992/00
被引用回数:14 パーセンタイル:76.78(Materials Science, Multidisciplinary)照射済PWR燃料をNSRRにおいてパルス照射することにより、燃焼の進んだ燃料の反応度事故時における過渡挙動や破損条件についての究明を行った。試験燃料には商用炉(PWR)で燃焼度約40MWd/tUまで燃焼させた燃料を短尺化したもの、及び短尺燃料をJMTRにて約20MWd/tUまで予備照射したものを用いた。商用炉燃料では、最大83cal/gUOまでの発熱量を与える実験を行った結果、最高4.3%のFPガス放出が生じ、又、未照射燃料よりもかなり大きな燃料・被覆管相互作用(PCMI)が認められた。JMTR照射燃料では、さらに高い発熱量での実験を行い、約180cal/gUOでDNBが発生、さらに、200cal/gUO以上でPCMIによる被覆管の破損(小クラック発生)が認められた。以上の結果から、照射済燃料の過渡挙動や破損条件の概略が明らかになり、特に燃料ペレットのふるまいが重要であることが分かった。