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田村 浩司*; 遠山 伸一
日本原子力学会誌ATOMO, 61(5), p.413 - 415, 2019/05
原子炉廃止措置では、原子炉構造物の切断解体が必要とされる。従来の切断法に加え、レーザー法は遠隔制御性が高くブレードなどの交換部品の必要性がないなど利点が多く、有力な選択肢となり得る。原子炉は圧力容器など100mmを超える板厚の大きい鋼材で構成されており、このような厚板鋼材の切断に関してレーザー法は知見や実績に乏しい。そこで、近年利用が進んでいる高出力ファイバーレーザーを用い、鋼材切断を様々な条件で試行した結果、原子炉に用いられるような厚板に関してもレーザー切断が可能であることを実証した。また、廃炉現場の厚板鋼材切断に適用するためロボットを用いた遠隔制御を用いた切断の技術開発を行った。本稿ではその開発成果について解説する。
田村 浩司; 石神 龍哉*
no journal, ,
廃炉を目指した切断技術にレーザー法は有効である。しかし、実際の廃炉では100mmを超える厚板鋼材が用いられており、従来のファイバーレーザー出力では、その切断は困難であった。本研究では、30kWの高出力ファイバーレーザーを導入することにより、100mmを超える厚板の気中切断試験を行った。その結果、炭素鋼およびステンレス鋼において板厚300mmまでの切断が可能であることを確認した。