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論文

Development of a structured overset Navier-Stokes solver with a moving grid and full multigrid method

大橋 訓英*; 日野 孝則*; 小林 寛*; 小野寺 直幸; 坂本 信晶*

Journal of Marine Science and Technology, 24(3), p.884 - 901, 2019/09

 被引用回数:17 パーセンタイル:77.42(Engineering, Marine)

船舶の運動解析に向けて、移動重合格子に対して非定常レイノルズ平均モデルによる解析手法を構築した。解析手法の定式化として、圧力と速度の連成は弱圧縮性近似による手法を採用するとともに、複雑な船体運動は格子変形手法および対流項補正によって実現している。本研究では、マルチグリッド法による圧力Poisson方程式の解法を導入することで計算の高速化を実現した。重合格子に対する複雑なマルチグリッド法においても、各解像度および重合格子の接続情報に従って圧力の修正を行うことで、連続の式を満足している。以上の解析手法により、定常波を含む船舶周りの流れの計算が実現された。

論文

Effects of ship motions on natural circulation of deep sea research reactor DRX

石田 紀久; 頼経 勉

Nuclear Engineering and Design, 215(1-2), p.51 - 67, 2002/06

 被引用回数:112 パーセンタイル:98.43(Nuclear Science & Technology)

原研で設計研究を進めている深海調査船(出力750kWt)DRXについて、船体傾斜及び船体運動による熱水力挙動への影響をRETRAN-02/GRAVコードを用いて調べた。深海航行時は傾斜する可能性があり、60度定傾斜した時の挙動を解析した。一次系の流れは自然循環流であるため傾斜時、流動が80%に低下する。炉出力は一旦減少するが、蒸気負荷を一定に保つと、炉心の自己制御性により制御棒操作を必要とせずに約50秒後に傾斜前のレベルに回復する。一方、船体運動の大きさは海面航行時よりはるかに小さいが、挙動を調べるために、0.2gのヒービング、及び60度のローリングを与えた。流量変動及び炉出力変動は周期に依存しており、約5秒~10秒の周期で変動の振巾が大きくなった。これは流れと外力が共振したためと考えられる。これに対して、一次系をガス加圧すると流量及び炉出力の変動が小さく抑えられることが明らかになった。

論文

原子力船「むつ」の運動性能と原子炉特性

楠 剛; 京谷 正彦; 石田 紀久; 伊藤 章雄*; 落合 政昭

関西造船協会誌, 0(223), p.161 - 167, 1995/03

原子力船においては、海洋環境が船体のみならず原子炉プラントへも固有の影響を及ぼす。波浪が直接的・間接的に原子炉に及ぼす影響を明らかにするという観点から、「むつ」が荒海域を航行した時の計測データを整理し波向きによる船体運動性能や原子炉への影響について調べた。主軸回転数一定制御を行った場合、有義波高約5.8mの海域を炉出力約70%で航行すると、炉出力変動幅は追波で向波の約5倍となったが、軸馬力変動幅はあまり変わらなかった。主機タービンの操縦弁開度を一定とした場合、軸馬力の変動幅は追波で向波の約4倍となったが、炉出力の変動幅はあまり変わらなかった。蒸気発生器の水位変動は加圧器に比べて波向きの影響は小さかった。

報告書

Development of analysis code for thermal hydro-dynamics of marine reactor under multi-dimensional ship motions, RETRAN-02/GRAV; Improvement of RETRAN-02 and experimental analysis

石田 紀久; 富合 一夫*

JAERI-M 91-226, 129 Pages, 1992/01

JAERI-M-91-226.pdf:3.32MB

船体運動条件下での原子炉プラント熱水力挙動を解析できるRETRAN-02/GRAVを開発した。RETRAN-02コードはもともと一次元モデルを対象としているが、船体運動による原子炉プラント熱水力挙動への影響として、ヒービング(上下動加速度運動)、ローリング(横揺れ運動)及びピッチング(縦揺れ運動)、ならびに船体定傾斜の組合せが考慮できるよう多次元モデルへの拡張を行った。この改良したコードの機能を、これまで行われたいくつかの実験、すなわち、ヒービング状態での単相及び二相自然循環実験、ローリング状態下での単相自然循環実験、及び定傾斜状態下での単相自然循環実験について解析を行い、十分実験結果を模擬できることを確認した。実機の応用として、船体運動が原子力「むつ」炉に及ぼす影響を把握するために、ヒービング、ローリング及び定傾斜状態でのプラント挙動を解析し、「むつ」実験航海の実験海域の条件選定に役立てた。

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