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口頭

$$^{186}$$Re, $$^{188}$$Re-DMSAの安定性及び不純物の除去に関する研究

古本 一毅*; 野川 憲夫*; 佐藤 純*; 巻出 義紘*; 森川 尚威*; 橋本 和幸; 反田 孝美

no journal, , 

癌性骨疼痛緩和作用が期待される($$^{186}$$Re, $$^{188}$$Re)-ジメルカプトコハク酸(DMSA)は、ReO$$_{4}^{-}$$をSnCl$$_{2}$$を用いて還元し、DMSAと反応させて高収率で合成される。大量なSnCl$$_{2}$$は人体に対して有害であるため、人体に無害な還元剤を用いた合成法を試み、その生成物の安定性を調べた。用いた4種の還元剤(SnCl$$_{2}$$, L-ascorbic acid, Na$$_{2}$$SO$$_{3}$$, H$$_{3}$$PO$$_{3}$$)について、加熱時間に対する$$^{186}$$Re-DMSAの放射化学的収率の変化を調べた。還元剤にSnCl$$_{2}$$を用いた場合は、20分以上の加熱で95%以上の収率が得られた。また、他の還元剤を用いても、60分の加熱で90%以上の収率が得られた。次に、$$^{186}$$Re-DMSA溶液を酢酸緩衝液で10倍に希釈し、37$$^{circ}$$Cに保ったまま酢酸緩衝液中に残存する$$^{186}$$Re-DMSAの割合の変化を観測した。SnCl$$_{2}$$を用いて合成した$$^{186}$$Re-DMSAは、5時間経過しても残存率が90%以上で、安定であった。しかし、他の還元剤を用いて合成した$$^{186}$$Re-DMSAは、短時間で残存率が減少し、不安定であった。そこで、安定性に優れたSnCl$$_{2}$$を用いて合成したRe-DMSAからのSnCl$$_{2}$$の除去について検討した。

口頭

PZC$$^{188}$$W/$$^{188}$$Reジェネレータの開発と$$^{186/188}$$Re-DMSAの合成条件の検討

野川 憲夫*; 池田 圭士郎*; 森川 尚威*; 本石 章司; 松岡 弘充; 橋本 和幸

no journal, , 

$$^{186}$$Reと$$^{188}$$Reは、放射線療法に対して優れた特性を持つ$$beta$$線放出核種である。$$^{188}$$Reは、$$^{188}$$Wの娘核種であり、ジェネレータから無担体の形で、繰り返し得ることができる。本研究では、$$^{188}$$Wに対して高い吸着容量を有する高分子ジルコニウム化合物(PZC)を用いた新規ジェネレータを実用化するための基礎的条件を検討した。その結果、PZCへの$$^{188}$$Wの吸着率は、約97%と高率であり、ジェネレータカラムから$$^{188}$$Reは最初の1ml生理食塩水に約70%が溶出し、$$^{188}$$Reの高濃度化に有用であることを確認した。また、癌性骨疼痛緩和薬剤としての利用が期待されている$$^{186/188}$$Re-DMSA(メソ-2,3-ジメルカプトコハク酸)の合成に関するpHの影響について検討した。放射化学的収率はpHが1付近では90%以上であるがpHを6に上げると20%まで低下した。そこで、加熱時間を長くし、Reの還元剤であるSnCl$$_{2}$$の量を増やし、Reに対してSnのモル比を10にすると放射化学的収率は約40%に上昇することを確認した。

口頭

量子ビームを活用したがんの精確な診断と治療に役立つ新規RI薬剤の開発

石岡 典子

no journal, , 

放射性同位元素(RI)を患部だけに運ぶRI薬剤は、診断・治療を問わず、患者に優しい医療の実現に貢献する。がんの診断に威力を発揮するポジトロン断層撮像法(PET)では、C-11, N-13, O-15, F-18以外の新しいRIの開発について、世界的にも限られた施設での研究に留まっている。治療用RIについては、米国や欧州をはじめ、各国の研究炉を用いた開発が進められているが、治療に有効なRIの半減期が短いため、自国での製造技術の確立が重要であり、国内においては、唯一、われわれが臨床応用を目指してこれらの研究開発を進めてきた。本発表では、イオンビームと中性子ビームを利用して新規医療用RIの製造法の開発及びがんの精確な診断や治療に役立つRI薬剤の開発研究、このための研究体制の構築について紹介する。

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