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國分 陽子; 安田 健一郎; 間柄 正明; 宮本 ユタカ; 桜井 聡; 臼田 重和; 山崎 秀夫*; 吉川 周作*; 長岡 信治*; 三田村 宗樹*; et al.
Journal of Environmental Radioactivity, 99(1), p.211 - 217, 2008/01
被引用回数:21 パーセンタイル:40.73(Environmental Sciences)長崎西山貯水池堆積物中のPu/
Pu比及び
Pu,
Cs濃度の深度分布を調べ、
Pu/
Pu比からプルトニウムの起源を推定し、長崎原爆爆発直後に堆積したプルトニウム及び
Csを含む堆積物を特定した。またその堆積物の下層から長崎原爆に起因するフォールアウトの蓄積の証拠となる微粒炭も検出した。本報告は長崎原爆直後から現在に至るまで西山貯水池堆積物に蓄積した長崎原爆由来のプルトニウム及び
Csの全容を核実験由来の成分と区別して初めて明らかにしたものであり、今後のプルトニウムの長期環境挙動解析の指標となる。
國分 陽子; 安田 健一郎; 間柄 正明; 宮本 ユタカ; 桜井 聡; 臼田 重和; 山崎 秀夫*; 三田村 宗樹*; 吉川 周作*
Journal of Geosciences, Osaka City University, 50, p.7 - 13, 2007/03
原爆由来のPuの分布を明らかにするために、長崎原爆中心地から約10km以内の範囲で採取した土壌中のPu濃度,
Cs濃度及び
Pu/
Pu比を測定した。原爆中心地より北,南及び西の地域では、
Pu濃度及び
Cs濃度はほぼ一定であり、また
Pu/
Pu比はグローバルフォールアウトと同程度だった。一方、東側の地域では距離に従って
Pu濃度は減少したのに対し、
Cs濃度はほぼ一定であった。また
Pu/
Pu比は東側の地域でも、特に西山地区で、グローバルフォールアウトより低い値が得られ、長崎原爆由来のPuが局所的に蓄積していることがわかった。