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奥野 健二; 榎枝 幹男; 井手 隆裕*; 福井 裕*; 吉田 浩; 成瀬 雄二; Anderson, J. L.*; Bartlit, J. R.*; Sherman, R. H.*; R.V.Carlson*; et al.
JAERI-M 90-028, 73 Pages, 1990/02
本報告書は、日米協力Annex IVに基づいて1988年7月に米国ロスアラモス国立研究所のトリチウム試験施設(TSTA)において実施されたTSTA共同ループ試験の結果をまとめたものである。本共同ループ試験の主要目的は、DOEによる技術安全審査委員会(TSA)に対してTSTAシステムの安全性を示すことにあった。試験は安全かつ成功裏に終了した。また、本試験において多くの技術的成果も得られた。特に、水素同位体分離システムの制御およびその分離特性に及ぼすヘリウムの影響に関しては重要な知見が得られた。
井手 隆裕*; 関 泰; 飯田 浩正
JAERI-M 7360, 35 Pages, 1977/11
原研で設計が行なわれている核融合実験炉において、中性粒子入射孔からの中性子ストリーミングの効果を検討した。直径1.2mの円柱状の入射孔がある場合のトロイダルコイルにおける放射線損傷を3次元モンテカルロ計算により評価した。トロイダルコイルを中性子ストリーミングから保護するためには0.8mの厚さの、遮蔽層でほぼ充分であるとの結論を得た。しかし、入射孔の存在により、トロイダルコイルの放射線損傷は、かなり大きくなる。
飯田 浩正; 関 泰; 井手 隆裕*
Journal of Nuclear Science and Technology, 14(11), p.836 - 838, 1977/11
被引用回数:2核融合実証炉の誘導放射能、線量率、崩壊熱等を計算した。実証炉はブランケット構造材としてモリブデンを使用する事を想定している。Moの誘導放射能は炉停止1年後迄は比較的速く減衰し、その後の減衰は遅い。マグネット遮蔽外側の線量率は10mrem/hn以下であり、従事者が炉停止時に近接する事が出来る。Mo誘導放射能の生物学的ハザードポテンシャルはステンレススティールと同程度である。第1壁の崩壊熱による温度上昇は、断熱条件を仮定して計算しても10C/min程度であり、冷却材喪失事故時にも大きな問題とならない。
迫 淳; 東稔 達三; 関 泰; 飯田 浩正; 松田 慎三郎; 大和 晴海*; 浅見 直人*; 衛藤 福雄*; 井手 隆裕*; 鈴木 達志*; et al.
Plasma Physics and Controlled Nuclear Fusion Research 1976, 3, p.239 - 254, 1977/00
トカマク型核融合実験炉の予備設計を行った。この設計はプラズマ特性、炉構造、ブランケット核特性、遮蔽、超電動マグネット、中性粒子入射加熱装置、電源系、燃料用循環系、原子炉冷却系、トリチウム回収系を含む。 主要設計諸元は次のとおりである、融合反応出力100MW、トーラス半径6.75m、プラズマ半径1.5m、第1壁半径1.75m、トロイダル磁場(軸上)6テスラ、ブランケット親物質LiO、冷却体He、構造材料SUS316、トリチウム増殖比0.9。
関 泰; 飯田 浩正; 井手 隆裕*
JAERI-M 6783, 69 Pages, 1976/11
原研で行なわれた核融合実験炉の第1次予備設計において超伝導マグネットの放射線に対する遮蔽設計を行なった。予備的に定めた遮蔽層を変更して全ての遮蔽設計基準が満たされる様にした。超伝導マグネットの遮蔽設計に対する1次元計算モデルの適用性を検討し、円柱モデルが適している事を示した。また生体遮蔽設計を検討し2mの厚さの通常コンクリ-トを2次生体遮蔽とすれば十分である事を示した。
井手 隆裕*; 関 泰; 飯田 浩正
JAERI-M 6672, 41 Pages, 1976/08
中性子照射による材料のはじき出し損傷の計算方法を比較検討し、はじき出しのモデル、核反応の取り扱い方法及び使用する核データがはじき出し断面積に及ぼす影響を調べた。その結果、核融合炉では高エネルギー中性子の割合が多いのでイオン化によるエネルギー損失、弾性散乱の非等方性及び非弾性散乱の厳密な取り扱いが必要であることが示された。次に原研で予備設計が進められている核融合実験炉の第1壁材(SUS316)についてははじき出し損傷率(dpa)及び気体生成率を計算した。また超電導マグネットの安定化材(Cu)のdpaも計算した。その結果、第1壁のdpaは高速炉の破覆管に比べて大きくはないが、気体生成量がかなり大きくなることが示された。また安定化材については現在の遮蔽設計で計算されたdpa値では電気抵抗の増加が大きくなり過ぎるので、さらに遮蔽性能の向上が必要であることが示された。
飯田 浩正; 関 泰; 井手 隆裕*
JAERI-M 6639, 49 Pages, 1976/07
核融合実験炉の誘導放射能と、それに起因する線量率を、誘導放射能計算コードACTIVEと1次元、2次元輸送計算コードを用いて計算した。また、炉運転中の線量率も1次元輸送計算コードを用いて計算した。計算結果は次の通りである。(1)核融合実験炉を1年間運転した直後の全誘導放射能は、約10Ciである。(2)超電導磁石の両側に遮断物を追加すれば、1年間炉を運転し、炉停止後1週間を経た時点の、超電導磁石用遮断体外表面の線量率は1mrem/hrとなる。(3)補修の為、炉モジュールを引き出した場合の線量率は、第1壁付近が最も高く10
rem/hrのオーダーである。また炉室内は10
~10
rem/hrとなる。(4)炉運転中の線量率は、超電導磁石用遮断体の外側表面で約10
rem/hrである。
関 泰; 飯田 浩正; 井手 隆裕*
JAERI-M 6540, 26 Pages, 1976/05
原研で行われた核融合動力炉の第2次試設計の超伝導マグネットの遮断設計のいて計算条件が設計精度におよぼす影響を1次元Sn輸送計算にて調べた。その結果空間メッシュ幅の選び方が遮断計算の精度を大きく左右することが明らかにされた。メッシュ幅を十分に細かくとり真相透過中性子の計算を行うためには、体系全体をいくるかに分けてsheel sourceにより体系間の中性子束をつなぐ方法が有効であることを示した。
井手 隆裕*; 関 泰; 飯田 浩正
JAERI-M 6475, 18 Pages, 1976/03
原研の核融合動力炉の第2次試設計において中性粒子入射孔からの中性子ストリーミング効果を検討した。とくにトリチウム増殖比、超電導マグネットの遮蔽について計算を行った。その結果、直径1mの入射孔を設けた場合には、トリチウム増殖比は約1.3%減小し、超電導マグネットの遮蔽も厳しくなることが判明した。
飯田 浩正; 関 泰; 井手 隆裕*
JAERI-M 6460, 21 Pages, 1976/03
1次元輸送計算コード、2次元輸送計算コードを用いて、核融合炉の核特性について検討した。その結果トリチウム増殖比として0.81を得た。また増殖比を大きくするためには、ブランケット構造材の体積率を減らす事が最も効果的である事が分った。ブランケットの放射線発熱分布について、1次元計算と2次元計算の結果を比較した。その結果両者は良く一致する事が分った。