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正木 典夫; 那須 昭一*; 谷藤 隆昭; 内田 勝也*; 野田 健治; 竹下 英文; 倉沢 利昌; 渡辺 斉
Journal of Nuclear Materials, 116, p.345 - 346, 1983/00
被引用回数:2 パーセンタイル:69.02(Materials Science, Multidisciplinary)中性子照射されたLiOペレットの、X線による各422、511(333)、440ブラッグの反射の測定の結果、未照射と1.4410nut照射の試料の各ブラッグ反射のプロファイルには大差は認められなかった。しかし、210nut照射の試料では、それらのプロファイルが大きく広がり、かつ、同時にL/Lとして0.15%の結晶格子の膨張が認められた。
宮本 健郎*; 杉原 正芳; 木村 晴行; 松本 宏; 小田島 和男; 今井 剛; 福山 淳*; 岡本 正雄*; 永島 孝; 山本 巧; et al.
JAERI-M 82-172, 97 Pages, 1982/11
このレポートはIAEA INTORフェーズIIAワークショップに対する国内の検討報告書の第V章に相当するものである。高周波加熱の物理検討として、イオンサイクロトロン周波数帯および低ハイブリッド周波数帯を用いた自己点火に至る主加熱、低ハイブリッド周波数帯を用いた炉心起動補助と電流駆動に重点を置いた。さらに、これらのシステムの概念設計を行なった。
野田 健治; 内田 勝也*; 谷藤 隆昭; 那須 昭一
Physical Review B, 24(7), p.3736 - 3742, 1981/00
被引用回数:72 パーセンタイル:92.82(Materials Science, Multidisciplinary)中性子照射したLiO単結晶中の照射損傷をESR法により観測した。熱中性子照射量が10~10neutrons/mの試料では、20本以上のピークより成る超微細構造をもつESRスペクトルを観察した。このスペクトルのg値は2.0020.001であり、その超微細構造は、外部磁場の方向に対する試料方位に依存し変化した。この角度依存性の解析より、このスペクトルはF中心(1個の電子を捕獲した酸素の空格子)によるものと同定した。また、10neutrons/mの熱中性子照射をしたLiO焼結ペレットでは、コロイドLi金属と考えられるスペクトルを観測したが、同程度の照射をしたLiO単結晶では、それは観測されなかった。等時および等温焼鈍実験を行い、F中心の回復挙動を観測した。さらに、等温実験よりF中心の回復の活性化エネルギーを135kJ/molと決定した。
谷藤 隆昭; 野田 健治; 那須 昭一; 内田 勝也*
Journal of Nuclear Materials, 95(1-2), p.108 - 118, 1980/00
被引用回数:30 パーセンタイル:91.34(Materials Science, Multidisciplinary)中性子照射した酸化リチウム(LiO)からのトリチウム放出挙動を焼結体試料および単結晶試料を用いて、ヘリウム気流中の定速昇温加熱法により調べた。焼結体試料および単結晶試料の両者とも放出トリチウムの約8%は気体状成分であり、その他は201°Kに冷却したトラップに凝縮される成分(トリチウム水)であることが判明した。焼結体試料からのトリチウム水の放出は試料表面からの脱離過程により律速されているものと推定された。また、放出トリチウムのピーク温度の加熱速度依存性よりみかけの活性化エネルギーを求め、さらにトリチウム放出挙動に与える中性子照射量および中性子束の影響をも調べた。
内田 勝也*; 赤堀 光雄; 野田 健治; 谷藤 隆昭; 那須 昭一; 桐原 朝夫*
Journal of Nuclear Materials, 89(1), p.92 - 98, 1980/00
被引用回数:8 パーセンタイル:65.16(Materials Science, Multidisciplinary)単結晶酸化リチウム(LiO)からの反跳によるトリチウム放出量と中性子照射量の関係およびLiO中のトリチウムの飛程について調べた。その結果、反跳トリチウム放出量と中性子照射量の間には、正比例の関係があった。また、この関係から、LiO中の2.7MeVのトリチウムの飛程を38.42.3mを求めた。一方、酸素とリチウムの各阻止断面積から求めた飛程は、36.7mであり、この値と実験値を比較し議論した。
那須 昭一; 内田 勝也*; 谷藤 隆昭; 竹下 英文; 一色 正彦; 宮内 武次郎; 田沼 浩二; 笹島 文雄
Journal of Nuclear Materials, 88(2-3), p.193 - 198, 1980/00
被引用回数:1 パーセンタイル:22.79(Materials Science, Multidisciplinary)酸化リチウムペレット内外の熱中性子束分布を金線を用いた放射化法により測定し、その結果をTHERMOSコードによる計算結果と比較検討した。直径11.8mmのペレットに対するflux depression factor,self-shielding factor,flux perturbation factor、はそれぞれ、0.413,0.500,0.207と得られた。一方、THERMOSコードによる計算値は、0.444,0.521,0.231であり、実験値と計算値はよい一致を示した。
野田 健治; 内田 勝也*; 谷藤 隆昭; 那須 昭一
Journal of Nuclear Materials, 91(1), p.234 - 236, 1980/00
被引用回数:36 パーセンタイル:99.15(Materials Science, Multidisciplinary)核融合炉ブランケット材として選定されている酸化リチウム(LiO)ペレット中に中性子照射により導入される照射損傷をESR(電子スピン共鳴)法により観測した。中性子照射はJRR-4およびJRR-2の水冷却された照射孔にて、10~10neutrons/mの照射量で行った。得られた主な結果を示す。1)1.510~9.810neutrons/mの照射量では20本以上のピークをもち、g値が2.0020.001の超微細構造をもつESRスペクトルを観測し、これを1つの電子を捕獲した酸素の空孔子(F中心)と同定した。2)10neutrons/mオーダーの照射量では、F中心のスペクトルの他に析出したコロイドLi金属と考えられる鋭いスペクトル(g=2.0030.001)を観測した。3)等時焼鈍を行い、F中心およびコロイドLi金属の挙動を観測した。F中心およびコロイドLi金属は、それぞれ約600Kおよび870Kにて消滅した。
那須 昭一; 谷藤 隆昭; 内田 勝也*; 野田 健治; 倉沢 利昌; 高橋 正; 一色 正彦; 宮内 武次郎; 田沼 浩二; 笹島 文雄
Journal of Nuclear Materials, 91(1), p.121 - 126, 1980/00
被引用回数:2 パーセンタイル:33.82(Materials Science, Multidisciplinary)原子炉照射下における酸化リチウム(LiO)ペレットの温度分布をJRR-2,インコア6D内のカプセル照射により求めた。得られた結果と熱伝導度積分から、ペレット表面温度およびペレット/316SSクラディングとのギャップ熱伝達計数を求めた。
内田 勝也*; 野田 健治; 谷藤 隆昭; 那須 昭一; 桐原 朝夫*
Phys.Status Solidi A, A58(2), p.557 - 566, 1980/00
中性子照射したLiO(単結晶および焼結体ペレット)の照射損傷を光吸収測定により調べ、以下に示す結果を得た。(1)310,375,570,720,800および1100nmに吸収帯を見出した。このうち310nmバンドはF中心,他はF中心の集合体による吸収帯と推定される。(2)高照射量で800nm吸収帯の長波長側にゼロフォノン線と考えられる鋭い吸収を観察した。(3)原子炉照射の場合、LiO中の照射損傷は主に、Li(n,)T反応で生成するトリチウム,ヘリウムおよび高速中性子によって形成され、欠陥生成に対する効率は、高速中性子の方が、(n,)反応よりも約5倍大きかった。
正木 典夫; 土井 健治; 那須 昭一; 谷藤 隆昭; 内田 勝也*
Journal of Nuclear Materials, 84(1&2), p.341 - 342, 1979/00
被引用回数:6一軸の圧粉後、焼結して調整した酸化リチウム(LiO)ペレットをX線回折法で調べた結果、従来から報告されている逆蛍石型結晶構造を持つLiO以外に、共存して存在する=90.10°に歪んだ菱面体晶の結晶構造を持つLiOを見出した。一方、中性子解析法で調べたところ、分解能の関係から2相を明確に分離できなかった。
赤堀 光雄; 内田 勝也*; 野田 健治; 谷藤 隆昭; 那須 昭一
Journal of Nuclear Materials, 83(2), p.330 - 332, 1979/00
被引用回数:4酸化リチウム(LiO)ペレットからの反跳によるトリチウム放出量と照射量との関係を調べた。LiOペレットからの反跳トリチウムをアルミ箔で捕集し、酸に溶解後、捕集トリチウムを電離箱および液体シンチレーション・システムにより測定した。反跳によるトリチウム放出量と熱中性子照射量との関係から、COS模型により、LiO中の2.7MeVのトリチウムの飛程(87%TDのペレットに対して305.5m,99.9%TDのペレットに対して39.99.7m)を求め理論値(36.7m)と比較検討を行った。
那須 昭一; 小沢 国夫; 塩沢 憲一; 川面 澄; 倉沢 利昌; 内田 勝也*
Journal of Nuclear Materials, 73(2), p.213 - 216, 1978/02
被引用回数:4希ガスイオンの固体中の阻止能に関する情報はFP損傷やFP飛跡の研究にとって不可欠のものであるが、信頼すべき値は少ない。そこで2MVバンデグラフを使った後方散乱法により、真空蒸着した酸化ウラン(UO)薄膜中の0.3から2.0MeVのHeイオンの阻止能を求めた。阻止能の決定にあたっては、取扱いに煩雑な表面近似法や直線近似法によらず、薄膜の厚さに対する見かけのエネルギー損失の曲線の原点における勾配を真の阻止能とする新しい方式を提案した。この方法により、UO薄膜中のHeイオンの阻止能を求めたところ、厚さ500程度の膜厚では、見かけの阻止能は真の阻止能の1.0%以内の確度で求められるが、膜厚が大きくなるにつれて、真の値から漸次ずれていくことがわかった。
那須 昭一; 谷藤 隆昭; 川面 澄; 内田 勝也*; 菊地 昭*
Journal of Nuclear Materials, 73(1), p.127 - 128, 1978/01
被引用回数:11酸化リチウム(LiO)焼結体の薄片を作成し、室温における光吸収を2000から200mにわたって測定し、基礎吸収端が4.1eV(3000A)であり、この波長領域には他の吸収帯は存在しないことを見出した。吸収端の値と、SeitzおよびKinchin-Peaseの理論にもとづいて、Li(n,)H反応により生成するトリチウムとヘリウムの一反応あたりの原子はじき出し数を計算すると132となり、このはじき出し原子が照射によるLiの諸物性の変化に最も効果を及ぼしているものと指論した。
那須 昭一; 塩沢 憲一; 谷藤 隆昭; 野田 健治; 内田 勝也*
Journal of Nuclear Materials, 73(1), p.132 - 133, 1978/01
被引用回数:1酸化リチウム・ペレットに、450および300keV,4.410fluencesまで注入したアルゴン原子の濃度分布状態を、1.5MeVの陽子の後方散乱法で調べ次の結果を得た。(1)後方散乱法で求めた酸化リチウム中のアルゴン原子のfluenceは、注入したはずのそれの約1/5であった。これは注入中の発熱により、一部拡散したものと思われる。(2)最高濃度における注入深さは、450および300keVの注入エネルギーに対して、それぞれ0.382および0.289mであった。
内田 真弘; 土子 泰弘*; 須藤 雄大*; 星 勝也
no journal, ,
放射線計測及び防護に関する研究開発として以下の3研究を実施した。(1)立方体ファントムに用いる放射線入射方向の識別方法の検討実環境において、個人線量計の指示精度を考えるとき、放射線のエネルギーのみならず、入射方向も重要になる。本研究では、ファントムと個人線量計を用いて入射方向を簡易に特定できる方法を検討した。(2)3.7MBq Cf線源の周りの線量率分布測定校正用Cfは、等方的に中性子を放出する点線源として一般に認識される。一方、ISOにて線源の非等方的放出にかかる換算係数が定義されている。本研究では、校正用線源において適用可能か、また、非等方的放射の要因となりうる自発核分裂による線の影響を考慮し、校正用線源の線量率分布を精密に測定した。(3)全面マスクによる線遮蔽性能実環境において、全面マスクを装着して作業を実施するとき、マスクの放射線遮蔽性能を知っておくことは重要である。本研究では、種々の全面マスクの線遮蔽性能を比較するとともに、プラスチックシンチレータから得られたスペクトルから、70m線量当量を評価する。
星 勝也; 内田 真弘; 辻村 憲雄; 百瀬 琢麿
no journal, ,
薄窓形電離箱式サーベイメータを用いて、任意深さの線吸収線量を評価しようとする場合、深さに応じたフィルタ等を用意する必要があるため、汎用的ではない。本研究では、厚いプラスチックシンチレータを用いて測定された線スペクトルデータとフルエンス-吸収線量の換算係数を組み合わせた数値計算的手法により、任意深さの線吸収線量率を求める。
内田 真弘; 星 勝也; 山崎 巧; 辻村 憲雄; 高田 千恵
no journal, ,
放射性物質により皮膚汚染が生じたとき、測定した表面密度(Bq/cm)に換算係数(Gy/h per Bq/cm)を乗じることで皮膚の被ばく線量率を算出する。この換算係数には算出条件及び値が異なるものが複数存在する。今回我々は、代表的な核種について、算出条件が明らかで精緻な計算手法によって裏付けられた皮膚線量評価の計算コードVARSKIN6.0により求めた換算係数と他の換算係数を比較した。その結果、値に大きな差異はなかったことから、今後評価手順を標準化するうえで、VARSKIN6.0により求めた換算係数を用いることは妥当であると考えられる。本報告では、種々の換算係数の比較結果を考察し報告する。
内田 真弘; 星 勝也; 山崎 巧; 辻村 憲雄; 高田 千恵
no journal, ,
放射性物質により皮膚汚染が生じたとき、汚染の表面密度と換算係数を用いることで皮膚の被ばく線量を算出できる。VARSKIN6.2で計算した換算係数は、皮膚汚染に対する評価に適している。一方、衣服上の汚染のとき、VARSKIN6.2で計算した換算係数では、衣服の遮蔽効果を過大評価し被ばく線量を過小評価してしまう、と報告があった。そこで、モンテカルロ計算結果、VARSKIN6.2において衣服の遮蔽係数を考慮した被ばく線量、VARSKIN6.2ではない衣服の遮蔽係数を考慮した被ばく線量について比較することで、VARSKIN6.2における衣服の遮蔽効果の影響を検証した。
辻村 憲雄; 内田 真弘; 星 勝也; 高田 千恵
no journal, ,
3.7MBq Cf線源を安全に取り扱うための基礎資料とすることを目的に、線源から放出される中性子と光子の角度分布を測定した。