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論文

Assessment of olfactory nerve by SPECT-MRI image with nasal thallium-201 administration in patients with olfactory impairments in comparison to healthy volunteers

志賀 英明*; 滝 淳一*; 鷲山 幸信*; 山本 純平*; 木名瀬 栄; 奥田 光一*; 絹谷 清剛*; 渡邉 直人*; 利波 久雄*; 越田 吉郎*; et al.

PLOS ONE (Internet), 8(2), p.e57671_1 - e57671_8, 2013/02

 被引用回数:12 パーセンタイル:32.88(Multidisciplinary Sciences)

Current olfactory function tests are useful for the analysis of olfactory thresholds in olfaction-impaired patients. However, a decrease in olfactory thresholds has not been used as an index for olfactory nerve damage in patients. The authors assessed peripheral olfactory nerve viability by performing combined SPECT-CT after nasal administration of Tl-201 to determine whether olfactory nerve was damaged in patients with olfactory impairments in comparison to healthy volunteers. It was found that nasal Tl-201 migration to the olfactory bulb was significantly lower in the patients with head trauma, respiratory infection, and chronic rhinosinusitis than in healthy volunteers.

論文

An Improved system for shoot regeneration from stem explants of Lombardy poplar (${it Populus nigra}$ L. var. ${it italica}$ Koehne)

Biswas, K.; 毛利 武*; 古川原 聡*; 長谷 純宏; 鳴海 一成; 大野 豊

American Journal of Plant Sciences, 3(9), p.1181 - 1186, 2012/09

We developed a system for the regeneration of Lombardy poplar (${it Populus nigra}$ L. var. ${it italica}$) shoots from internodal stem explants. Using this system, shoots regenerated from 87% of the stem explants placed on Murashige and Skoog (MS) medium supplemented with 0.1 mg/L indole-3-acetic acid and 0.5 mg/L benzylaminopurine without undergoing callus formation. About 80% of the ${it in vitro}$ regenerated shoots developed roots on MS medium supplemented with 0.5 mg/L indole-3-butyric acid and 0.02 mg/L 1-naphthylacetic acid. The protocol presented here is simple and economical because it does not rely on pre-incubation in callus induction medium or repeated subculture in shoot induction medium containing ${it trans}$-zeatin, an expensive substance. The ${it in vitro}$ regeneration system presented here could be used for evaluation of radiation sensitivity for Lombardy poplar tissues.

論文

ITPA会合報告,29

諫山 明彦; 榊原 悟*; 古川 勝*; 松永 剛; 山崎 耕造*; 渡邊 清政*; 井戸村 泰宏; 坂本 宜照; 田中 謙治*; 田村 直樹*; et al.

プラズマ・核融合学会誌, 86(6), p.374 - 377, 2010/06

この会合報告は、2010年春に開催された国際トカマク物理活動(ITPA)の会合報告を取りまとめたものである。取りまとめたトピカルグループは"MHD安定性","輸送と閉じ込め物理","統合運転シナリオ","ペデスタル物理"及び"高エネルギー粒子物理"の計5グループである。報告内容は、各トピカルグループの国内委員により、各会合で発表されたITER実現に向けた物理課題の解析結果や装置間比較実験報告、また次回会合までに行うべき課題などについてである。

論文

ITPA(国際トカマク物理活動)会合報告,27

長壁 正樹*; 篠原 孝司; 東井 和夫*; 藤堂 泰*; 濱松 清隆; 村上 定義*; 山本 聡*; 井戸村 泰宏; 坂本 宜照; 田中 謙治*; et al.

プラズマ・核融合学会誌, 85(12), p.839 - 842, 2009/12

この会合報告は、2009年秋に開催された国際トカマク物理活動(ITPA)の会合報告を取りまとめたものである。取りまとめたトピカルグループは"高エネルギー粒子物理","輸送と閉じこめ物理","ペデスタル物理","MHD安定性","計測"、及び"統合運転シナリオ"の計6グループである。報告内容は、各トピカルグループの国内委員により、各会合で発表されたITER実現に向けた物理課題の解析結果や装置間比較実験結果報告、また次回会合までに行うべき課題などについてである。

論文

ITPA(国際トカマク物理活動)会合報告,24

井戸村 泰宏; 吉田 麻衣子; 矢木 雅敏*; 田中 謙治*; 林 伸彦; 坂本 宜照; 田村 直樹*; 大山 直幸; 浦野 創; 相羽 信行; et al.

プラズマ・核融合学会誌, 84(12), p.952 - 955, 2008/12

2008年の秋季に、ITPAに関する6つの会合(「輸送と閉込め物理」,「周辺及びペデスタル物理」,「MHD安定性」,「統合運転シナリオ」,「高エネルギー粒子物理」,「スクレイプオフ層及びダイバータ物理」)が開催された。前回までのグループが再編成されグループ名も改称されるとともに、新議長,新副議長が就任し、各国の委員も更新された。各会合の詳細と次回会合の予定(開催日程,場所)等を報告する。

論文

Magnetic field-induced quasiparticle excitation in Nb$$_3$$Sn; Evidence for anisotropic $$s$$-wave pairing

門野 良典*; 佐藤 宏樹*; 幸田 章宏*; 永田 貴志*; 古川 はづき*; 鈴木 淳市; 松田 雅昌; 大石 一城; 髭本 亘; 黒岩 壮吾*; et al.

Physical Review B, 74(2), p.024513_1 - 024513_5, 2006/07

 被引用回数:10 パーセンタイル:53.04(Materials Science, Multidisciplinary)

ミュオンスピン回転法及び中性子小角散乱実験法を用いてNb$$_3$$Snの磁束状態の研究を行った。その結果、中性子小角散乱実験から比較的低磁場(2-3T)で磁束格子が三角格子から四角格子へと変形する様子が観測された。またミュオンスピン回転法から得られた磁場侵入長の磁場依存性は、外部磁場が増加するにつれて磁場侵入長は徐々に大きくなることから、Nb$$_3$$Snは異方的な$$s$$波超伝導体(もしくはマルチギャップを有する超伝導体)であると結論づけた。

報告書

高速増殖炉サイクルの実用化戦略調査研究フェーズII中間報告; 原子炉プラントシステム技術検討書

此村 守; 小川 隆; 岡野 靖; 山口 浩之; 村上 勤; 高木 直行; 西口 洋平; 杉野 和輝; 永沼 正行; 菱田 正彦; et al.

JNC-TN9400 2004-035, 2071 Pages, 2004/06

JNC-TN9400-2004-035.pdf:76.42MB

ナトリウム冷却炉、鉛ビスマス冷却炉、ヘリウムガス冷却炉及び水冷却炉について、革新技術を導入し炉型の特徴を活かした炉システム概念を構築し、その概念の成立の見通しを得るための検討を行うとともに、設計要求への適合性を評価した。その結果、2015年頃に高速増殖炉技術を実用化するためには、現状の知見で課題とされた項目で画期的な技術革新がないかぎり、ナトリウムを冷却材して選択することが合理的であることが明らかとなった。

論文

Vanadium uptake and an effect of vanadium treatment on $$^{18}$$F-labeled water movement in a cowpea plant by positron emitting tracer imaging system (PETIS)

古川 純*; 横田 はる美*; 田野井 慶太朗*; 上岡 志ほり*; 松橋 信平; 石岡 典子; 渡辺 智; 内田 博*; 辻 淳憲*; 伊藤 岳人*; et al.

Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 249(2), p.495 - 498, 2001/08

 被引用回数:10 パーセンタイル:38.29

ポジトロン放出核種を利用したイメージング装置であるPETIS(Positron Emitting Tracer Imaging System)を用いてササゲにおけるバナジウム(V$$^{5+}$$)吸収をリアルタイムで測定した。バナジウム-48は、日本原子力研究所高崎研究所のAVFサイクロトロンを用い、Sc箔に50MeVの$$alpha$$粒子を照射することにより製造した。$$^{48}$$Vを水耕液に添加し、PETISによりリアルタイム計測を行った。また$$^{48}$$V水溶液を添加してから3,6,20時間目の植物体を用いてバナジウム分布をラジオグラフィにより測定した。これらにより処理開始後20時間目には植物体全体にバナジウムが分布していることが明らかになった。植物に吸収されたバナジウムが及ぼす影響を見るために、同様にポジトロン放出核種であるフッ素-18で標識した水を用いてPETISによりササゲの水分吸収動態を測定した。計測前に20時時間バナジウムを吸収させると、標識水の吸収が極端に抑えられることが示された。これらの結果は植物体の地上部に移行したバナジウムが標識水の吸収を阻害する主な原因であることを示唆している。

論文

Comparison of $$^{15}$$O-labeled and $$^{18}$$F-labeled water uptake in a soybean plant by PETIS (Positron Emitting Tracer Imaging System)

中西 友子*; 横田 はる美*; 田野井 慶太朗*; 池上 奈通子*; 大國 曜子*; 古川 純*; 石岡 典子; 渡辺 智; 長 明彦; 関根 俊明; et al.

Radioisotopes, 50(6), p.265 - 269, 2001/06

ダイズにおける$$^{15}$$O標識水と$$^{18}$$F標識水の吸収動態をPETIS(Positron Emitting Tracer Imaging System)法を用いて比較検討した。$$^{15}$$O標識水(半減期: 2分)はサイクロトロンを用いて$$^{14}$$N(d,n)$$^{15}$$O反応により、また、$$^{18}$$F標識水(半減期: 110分)は$$^{16}$$O($$alpha$$,pn)$$^{18}$$F反応により調製した。標識水の供給は、根を切り落としたダイズの茎の下部から行い、植物中の標識水から放出される$$gamma$$線をBGO検出器(5cm$$times$$15cm)を用いてリアルタイム計測を行った。15秒ごとの計測の積算値からダイズの各茎における20分間の吸水動態を調べたところ、$$^{18}$$F標識水の方が$$^{15}$$O標識水より早く吸収されることがわかり、$$^{18}$$F標識水ではフッ素は$$^{18}$$F$$^{-}$$イオンとなり、バルクの水とは異なる動態を示すことが示された。吸収された$$^{15}$$O標識水の静止画像を撮ったところ、10分間の吸収後においても初葉よりも上部に$$^{15}$$O標識水の分布は見られなかった。

論文

中性子線による植物根近傍の水分動態の可視化

古川 純*; 中西 友子*; 松林 政仁

可視化情報学会誌, 20(suppl.1), p.377 - 380, 2000/07

生きた根の水分吸収動態を中性子ラジオグラフィを用いて可視化した。根の成長と水分の分布はコンピュータトモグラフィを用いて3次元的に解析した。ダイズ幼植物をアルミ製のコンテナで育成し、熱中性子ラジオグラフィにより根圏の水分像を時系列的に得た。画像解析の結果、水分の減少する部位は根の成長とともに上部から下部へと移行していくことがわかった。また根近傍の水分動態の計測から、根の成長に沿った三段階の吸収様式が示された。水分を吸収する二つの相と、その中間の根近傍の水分が一時的に増加する相である。この水分が増加する相と側根の発生が同時期であったことから、根の活動と周囲の水分布の関連性が示唆された。これまで根の周囲の水分動態を微視的に解析した研究例は少なく、中性子ラジオグラフィによる可視化手法は植物の活性解析に非常に重要情報を与えるものと期待される。

論文

A Preliminary study of CT imaging of water in a carnation flower

中西 友子*; 古川 純*; 松林 政仁

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 424(1), p.136 - 141, 1999/00

 被引用回数:16 パーセンタイル:23.94(Instruments & Instrumentation)

中性子コンピュータ断層撮影を用いてカーネーションの花内部の水のプロファイルを得た。花の部分を回転台上に固定し、熱中性子ビームを用いて1枚につき4秒間照射で冷却型CCDカメラを用いて撮影した。撮影枚数は1試料につき、半回転180枚(1枚/1度)とした。カーネーションは乾燥前と乾燥後の2つの試料を用意し、CTの再構成計算にはShepp-Loganフィルタを用いるフィルタ逆投影法を使用した。得られた断層画像は、これまでの投影画像では観察が困難であった花の内部における水分の分布を明らかとした。カーネーションの花のCT撮影は初めての試みであり、空間解像度において改善の必要性は認められるものの、花の内部における水の動態を解析できる有望な手法であることが示された。

論文

Neutron radiography of a root growing in soil with vanadium

古川 純*; 中西 友子*; 松林 政仁

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 424(1), p.116 - 121, 1999/00

 被引用回数:18 パーセンタイル:20.87(Instruments & Instrumentation)

根の吸水活動が土壌中に存在するヴァナジウムにより如何に抑制されるかを報告した。ヴァナジウムを添加した吸水性ポリマーを入れたアルミニウム製容器中で大豆を成長させ、熱中性子ラジオグラフィのフィルム法で撮影した。現像後、フィルム上の画像をスキャナーでコンピュータに読み込み、画像解析により主根及び側根周りの吸水方法について調べた。その結果、根の生育の形態変化に関してヴァナジウム添加による影響は認められなかったものの、根から1mm以内の根に沿った土壌中の水分量が2日目以降変動しなくなり、根の活動低下に影響していることが示された。根の周りの水の動きの微視的研究はこれまであまり行われておらず、本結果は根の吸水モデル構築に有用であると期待できる。

論文

Structural analysis of molten NaNO$$_{2}$$

大野 英雄; 五十嵐 一男*; 岩館 泰彦*; 新島 高幸*; 古川 和男; 持永 純一*

1st Int. Symp. on Molten Salt Chemistry, J-204, p.345 - 348, 1983/00

溶触NaNO$$_{2}$$の構造についてX線回折法を用い詳細な測定解析を行い、すでに報告されているX線および中性子線解析結果と比較し、検討した。1個のNO$$_{2}$$$$^{-}$$イオンの近傍には約2個のNa$$^{+}$$イオンが存在し、最近接Na-N,Na-OおよびNa-Na原子対の原子間距離は、それぞれ2.50,2.35および3.90$AA$であった。本研究により、パルス中性子線回折法で得られたNa-N原子間距離2.178$AA$は短すぎることが明らかとなった。Na-N距離=2.50$AA$はNa$$^{+}$$-NO$$_{2}$$$$^{-}$$イオン間の様々な幾何学的配置における静電ポテンシャルエネルギーの考察からも矛盾しない値である。

論文

X-ray diffraction analysis of molten potassium bromide

大野 英雄; 古川 和男; 高木 隆三*; 五十嵐 一男*; 持永 純一*

J.Chem.Soc.,Faraday Trans.,1, 79, p.463 - 471, 1983/00

溶融塩の物性データ予測法を確立するには、その構造論的知見が必要である。本研究ではX線回折および計算機実験(molecular dynamics法-shell model)を行い、溶融KBrの構造を解析した。これらの結果は、ペアポテンシャルを用いた計算機実験は理論的にも不完全であるとの我々の主張(可変形イオン模型-deformable ion model)を裏付けるものであった。

論文

PbO-SiO$$_{2}$$系ガラスおよび融体のX線構造解析

大野 英雄; 五十嵐 一男*; 高木 喜樹*; 虎渓 久良*; 古川 和男; 持永 純一*

日本金属学会誌, 47(2), p.132 - 141, 1983/00

PbO-SiO$$_{2}$$系は高濃度PbO(約90wt.%)組成までガラス状態が安定に存在する興味ある物質である。本稿では同一ロットから作成した試料を用い、ガラス状態および溶融状態のX線解析を行い、両者における構造の差異およびPbO量の変化に伴うガラス構造の変化について考察した。ガラス構造においては、Pb-O結合はPbO濃度の高い領域では共有性が強いが、SiO$$_{2}$$濃度を増加するにつれイオン性が増加する。溶融状態においてはPb-O共有結合による三次元的に拡がった綱目構造はかなり切断され、Pb原子はPb$$^{2}$$$$^{+}$$イオンとなり自由に動きやすくなる確率がガラス状態よりも増加すると考えられる。これらの結果はPbO-B$$_{2}$$O$$_{3}$$系の結果と一致している。

論文

Structural analysis of molten LiBr

大野 英雄; 古川 和男; 五十嵐 一男*; 持永 純一*

J.Chem.Soc.,Faraday Trans.,I, 78(5), p.1555 - 1560, 1982/00

溶融塩の物性データ予測法を確立するには、その構造理論的知見が必要である。本研究では、詳細なX線回析実験を行ない、溶融LiBrの構造を解析した。最近接Li-Br間距離は0.265nmとなり、計算機実験で得られた値0.24nmより僅かに大きな値となる。この傾向はすべてのアルカリハライド液体に共通であり、pair potentialを用いた計算機実験が理論的にまだ不十分であること裏付ける結果である。また最近接Li-Br対の数は約3.8個となり、Levyら(ORNU)の結果(約5個)と異なるが、これはLevyらの測定にはかなりの誤差が含まれるためであろう。またこれは、古川の理論的予言(1961)を裏付ける結果である。

論文

Phase diagram of ternary RbF-PbF$$_{2}$$-BiF$$_{3}$$ system as target salt in accelerator molten-salt breeder reactor

古川 和男; 大野 英雄; 持永 純一*; 五十嵐 一男*

Journal of Nuclear Science and Technology, 17(7), p.562 - 563, 1981/00

 被引用回数:5 パーセンタイル:29.8(Nuclear Science & Technology)

二流体型加速器溶融塩増殖炉のターゲット塩として、非核物質が好ましい場合、最適と考えられる溶融弗化物を検討し、RbF-PbF$$_{2}$$-BiF$$_{3}$$が選ばれた。そして、その三元系状態図の作製を、DTAおよびDSCを用いて7種の擬似二元系につき測定を行った上、まとめ上げた。この結果に基づき、加速器炉ターゲット塩組成として最適と思われるものを決定した。一つは、RbF-PbF$$_{2}$$(35-65mole%)m.p.501$$^{circ}$$C(Pb:24.5atm%)、もう一つは、RbF-PbF$$_{2}$$-BiF$$_{3}$$(28-65-7mole%)m.p.520$$^{circ}$$C(Pb+Bi:25.8atom%)である

口頭

イオンビーム利用による園芸植物の花形及び花色変異体作出

宇山 嘉秀*; 古川 廣明*; 西島 朋子*; 天野 良紀*; 樫本 晃一*; 長谷 純宏; 吉原 亮平; 野澤 樹; 鳴海 一成

no journal, , 

ミヨシで育成を進めているダリアとチョコレートコスモスについて、新品種を作出すべく、イオンビームによる変異誘発に有効な線量を調査した。ダリアでは、20Gy照射区以上では明らかにシュート伸長が停止し、10Gy区でも集団内で生育のばらつきが認められたことから、1.5Gyから10Gyに絞り込み照射を行ったところ、1.5Gyでも初期生育の低下が確認された。チョコレートコスモスでは、初期調査で1Gy区においても明らかに生育停滞が認められたため、0.2Gyから1.5Gyの範囲に線量を絞り込み照射を行った。0.2Gy区で既に腋芽伸長する個体が見られたことから、チョコレートコスモスでは0.2Gy程度の線量でも照射効果が得られる可能性がある。今後、サンプル数を増やし、変異誘発に有効な線量を検討する予定である。

口頭

ミヤコグサにおける亜鉛吸収動態の品種間差と関連QTLの解析

古川 純*; 岩田 佳晃*; 鈴井 伸郎; 石井 里美; 河地 有木; 山崎 治明; 藤巻 秀; 佐藤 忍*

no journal, , 

亜鉛集積機構の解明を目的として、マメ科のモデル植物であり、先行研究から主要実験系統であるMiyakojimaとGifuで亜鉛集積に系統間差があることが知られているミヤコグサ($$it{Lotus japonicus}$$)を用いて亜鉛集積・輸送特性をリアルタイムイメージングの手法により解析するとともに、それを司るQTLの解析を行った。実験には、Miyakojima及びGifuと、それらをかけ合わせ、分子マーカーにより遺伝子型が決定された組換え自殖系統を用いた。生育1か月のMiyakojimaとGifuの非放射性亜鉛の集積濃度を比較すると、根・茎・葉のすべてでGifuが高濃度に亜鉛を蓄積していた。同時期の植物体に$$^{65}$$Znを吸収させ、ガンマカウンタ, オートラジオグラフィ並びにPETIS法を用いて解析を行ったところ、Gifuの地上部への亜鉛輸送活性がMiyakojimaよりも高いことが示された。また、組換え自殖系統の亜鉛集積を地上部に蓄積された$$^{65}$$Zn量から解析したところ、亜鉛集積にかかわる複数のQTL領域が得られた。それぞれのQTL領域による地上部への亜鉛輸送や集積に対する影響を解析するため、QTL領域の遺伝子型が異なる組換え自殖系統を選抜し、亜鉛の吸収・輸送をオートラジオグラフィ並びにPETIS法を用いて比較したところ、根, 地上部、あるいは根と地上部の両方に高濃度の亜鉛を蓄積している系統が得られた。

口頭

Developing protocol for screening of salt/drought tolerant mutants by the combination of ${it in vitro}$ regeneration and ionizing-radiation mutagenesis to poplar (${it Populus nigra}$ L. var. ${it italica}$ Koehne)

Biswas, K.; 毛利 武*; 古川原 聡*; 長谷 純宏; 鳴海 一成; 大野 豊

no journal, , 

Development of suitable mutagenesis and screening system is necessary to isolate salt/drought tolerant mutants in hard wood plants, such as poplar. Here, we are introducing a specialized screening system with combination of ${it in vitro}$ regeneration and ion beam or $$gamma$$ ray irradiation. A high percentage of direct plant regeneration could be achieved from stem explants placed on Murashige and Skoog (MS) medium supplemented with indole-3-acetic acid and benzylaminopurine. To optimize dosage for mutagenesis, dose response relationship curve for shoot regeneration ratio had been established. Initial screening of salt/drought tolerance could be achieved by observing the ability of root development of regenerated shoots in 75 mM NaCl-supplemented rooting medium because wild-type regenerated shoots failed to develop roots in this medium. Hopefully, our system will help to reduce existing limitations of screening mutants in hard wood plants having a long life cycle.

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