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武石 秀世; 鈴木 敏夫; 磯 修一; 河野 信昭; 星野 昭; 米澤 仲四郎; 畠山 睦夫; 小森 卓二
JAERI-M 89-224, 45 Pages, 1990/01
原子炉の解体技術の確立に際して、原子炉構造材料の内蔵放射能を評価することは極めて重要であるとの見地から、評価において特に問題となるH,C,Pu,Cs,Cs,Eu,Eu等の長寿命核種の定量法を開発した。さらに、これらの方法をJPDRの生体遮蔽コンクリート、冷却水精製用イオン交換樹脂および燃料棒貯蔵用プール水の分析に適用し、その実存量を測定した。
郡司 勝文; 吉田 善行; 安達 武雄; 小森 卓二
Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, Letters, 118(3), p.225 - 233, 1987/00
Ru-96濃縮同位体をスパイクとして用いる核分裂生成物ルテニウムの同位体希釈質量分析法を開発した。
武藤 博; 吉田 善行; 青柳 寿夫; 安達 武雄; 小森 卓二
JAERI-M 86-032, 10 Pages, 1986/03
再処理プロセスにおける硝酸溶液中プルトニウムの、オンラインモニタリング化学分析法として、Pu(VI)-吸光光度法を適用するための基礎デ-タを得る目的で行った、表記受託研究の調査結果をまとめたものである。0.1~5M硝酸中のプルトニウムイオンはCe(IV)を加える事によって迅速に かつ定量的にPu(VI)に酸化されること、およびこれに基ずいて、Pu(VI)の833nmにおける吸光度を測定し、溶液中全プルトニウムイオンを定量できることを明かにした。本法の検出下限は、5gPu/ml、5回繰り返し測定時の相対標準偏差は5%以下であった。
米澤 仲四郎; 東條 隆夫; 小森 卓二
分析化学, 35(8), p.782 - 785, 1986/00
JRR-3に設置した中性子捕獲線実験装置(NCGF)を用い、微量ホウ素の定量法を検討した。ホウ素の定量にはB(n,)Li反応で生じる励起状態のLiからの478keV即発線を用いた。ホウ素を正確に分析するため三種類の内部標準法の検討を行った。クロムおよびニッケル内部標準法により、耐熱合金標準試料中の10ppm以上のホウ素の定量をした。クロム内部標準法と比べニッケル内部標準法による分析値はやや高く、耐熱合金の分析にはクロム内部標準法が適している事がわかった。塩素内部標準法によりフライアッシュ標準試料中のホウ素を定量した。本法による分析値は同位体希釈質量分析法および他の研究者による熱中性子-即発線スペクトロメトリーによる分析値と良い一致を示した。
小森 卓二*
JAERI-M 85-038, 117 Pages, 1985/03
核燃料・炉材料等分析委員会の第2次ジルカロイ分析専門部会は1978年から1983年にかけて、ジルコニウム及びジルコニウム合金の共同分析を行い、6種類の標準試料(JAERI-Z11~Z16)の表示値を決定した。本報告書は表示値決定のフィロソフィーと共に決定に至るまでの過程をまとめたもである。
小森 卓二
質量分析, 33(2), p.105 - 113, 1985/00
原子力分野において質量分析がどのように利用されているか、分析化学,原子炉,核定数測定などに関連して,各々の実用例を含めて解説した。
米澤 仲四郎; 小森 卓二
Anal. Chem., 55(13), p.2059 - 2062, 1983/00
被引用回数:13 パーセンタイル:61.89(Chemistry, Analytical)同位体希釈法を用いた中性子放射化分析法を確立し、ジルコニウムおよびジルカロイ中のこん跡ハフニウムの定量に適用した。試料に既知量のHf濃縮ハフニウム溶液をスパイクとして加える。混合物を溶解した後、天然、スパイクハフニウム溶液とともに原子炉で照射をする。冷却後、スパイクした試料中のハフニウムを分離し、線スペクトルを測定する。天然およびスパイクハフンウム溶液はそのまま取り出し、同一条件下で線スペクトルを測定する。試料、天然、スパイクハフニウムから得られたHf/Hfの放射能の比からハフニウム含量を求める。ハフニウム数ppmのジルコニウム中のハフニウムは相対標準偏差0.93%で定量された。本法を原研および米国NBSで調整したジルコニウム、ジルカロイ標準試料の標示値を決めるための分析に適用した。
馬場 澄子; 市川 進一; 郡司 勝文; 関根 俊明; 馬場 宏; 小森 卓二
International Journal of Applied Radiation and Isotopes, 34(6), p.891 - 892, 1983/00
被引用回数:2 パーセンタイル:35.11(Nuclear Science & Technology)Eu試料中の崩壊率とEuの原子数を測定することにより、Euの半減期を決定した。Euの原子数はアイソトープ希釈質量分析法により、またEuの崩壊率は4-スペクトロスコピー同時計数法により、それぞれ測定した。半減期として、13.120.10年という値が得られた。
東條 隆夫; 米澤 仲四郎; 小浦 茂*; 荒井 清明*; 小森 卓二
JAERI-M 8791, 44 Pages, 1980/03
即発ガンマ線スペクトメトリーによる元素分析を目的として、JRR-3のH-6実験孔の中性子ビームを炉外に導き出して試料を照射する中性子捕獲線実験装置を組立て、その特性を測定した。試料照射位置における熱中性子束としては、810n/cm・Sが、カドミウム比(金)としては21が得られた。スペクトロメーター(Intrinsic Ge使用)の特性としては、(1)シングル・スペクトルメーターの全吸収効率として、2.310(1MeV)~1.2510(10MeV)が、(2)コンプトン抑制スペクトロメーターの抑制係数として3.5(1MeV)~5.5(8MeV)が、ダブルエスケープ抑制係数として8.341.2が、(3)ペア・スペクトロメーターの効率として、4.510(3.5MeV)から7.310(10MeV)が得られた。B、CdおよびGdの定量下限値は水溶液試料、標準誤差10%、計測時間1000秒)としてそれぞれ、9.0、12.3および2.9Mgが得られた。
夏目 晴夫; 岡下 宏; 梅澤 弘一; 岡崎 修二; 鈴木 敏夫; 大貫 守; 園部 保; 中原 嘉則; 市川 進一; 臼田 重和; et al.
Journal of Nuclear Science and Technology, 14(10), p.745 - 761, 1977/10
被引用回数:14JPDR-?使用済燃料から採取した試料について、化学分析および線スペクトロメトリの手法を用いて、燃焼率ならびに超ウラン元素蓄積量の精密測定を行った。この結果を数値的にまとめ、あわせて、炉心配置と運転記録を記した。
小森 卓二; 米澤 仲四郎
日本原子力学会誌, 19(10), p.656 - 658, 1977/10
照射用原子炉を保有している各機関の紹介として、原研の原子炉の特色、最近の研究内容、外部からの利用法について述べている。
石森 富太郎; 稲本 直樹*; 森川 尚威*; 石川 友清; 小森 卓二; 中島 篤之助; 上野 馨; 立川 圓造; 四方 英治
新実験化学講座 11, 507 Pages, 1976/00
質量分析法による各元素の同位対比測定法をまとめた。なお、その他の測定法(光学スペクトル法を除く)および重水の測定法についても述べている。
小森 卓二; 田村 修三
分析化学, 23(7), p.804 - 810, 1974/07
安全同位体および長寿命放射性核種をスパイク(トレーサー)とし、同位体比測定に質量分析計を用いる同位体希釈分析法の原理・実験上の問題点・核燃料炉材料分析などへの応用例について解説した。
夏目 晴夫; 岡下 宏; 梅澤 弘一; 小森 卓二
日本原子力学会誌, 15(6), p.364 - 368, 1973/06
燃焼率測定技術のうち破壊法(非破壊法は続章)について解説した。方法はFPモニター法と重元素同位体比法に大別され、この2法について原理、算出方法を示した。前者についてはモニター核種の選択基準、比較検討を加えた。つぎに破壊法の現状を解説した。試料の溶解および分離、精製段階の主な問題点を掲げ、種々な分離方法を文献で示し、代表例として当部で採用している方法を説明した。最後に今後の課題として、照射ずみ炉心からのサンプリング、同位体相関技術、核データ、測定機器の自動化の各項について研究項目を解説した。
小森 卓二; 田村 修三; 郡司 勝文; 織田 善次郎*
質量分析, 21(1), p.27 - 35, 1973/01
超ウラン元素および核分裂生成物など放射性試料の同位体比測定を行うために、60°扇形磁場、305mm軌道半径、三重フィラメント表面電離型質量分析計を試作した。装置はNBS型質量分析計の改造型であり、2台のイオンポンプから成る密閉方式を採用することにより、運転・保守の容易さならびに安全性が改良された。なお、特性試験および若干の測定例も述べられている。
橋谷 博; 小森 卓二; 山本 忠史
JAERI-M 4469, 41 Pages, 1971/06
分析センターでは、1960年、1967年、1970年の3回、JRR-1原子炉の燃焼溶液を中心とした分析を行っている。このうち、第1回試験についてはすでに報告しており(原子力誌,3; 55(1961))、3回を通じての分析結果と考察についても簡単な報告を行っている(原子力誌,13;, No.6(1971))。本報告は、第2回、第3回試験の詳細な記録にとどめる意味でまとめたものであるが、いくつかの項目については臨界時(1957年)からのデータと比較考察している。分析を行なった項目は、燃料溶液の密度、ウラン濃度、腐食および添加成分元素(鉄、ニッケル、クロム、銅)、硫酸濃度、プルトニウムおよび燃焼率であり、これらに関連してガス再結合器水、ドレイン・タンクの分析も行なっている。これらの分析は、原子炉の運転上いくつかの有用な知見を与えた。
高橋 正雄; 松田 祐二; 大内 操; 小森 卓二
分析化学, 20(9), p.1085 - 1091, 1971/00
金属ナトリウム中のこん跡ウランを,真空蒸留でナトリウムを分離し,同位体希釈法およびアルセナゾIIIを用いる吸光光度法で定量することを検討した.ナトリウムを真空蒸留するときにウランの損失がないことが同位体希釈法により確かめられた.ナトリウムの蒸留にはステンレス鋼るつぼを使用し,同位体希釈法ではウランをトリ-n-オクチルアミンで抽出分離してから,その同位体比を測定した.吸光光度法では鉄を抽出除去してからウランを亜鉛で4価に還元し定量した.この二つの定量法の検出限界は,同位体希釈法では約1ppb,吸光光度法では100ppbウラン程度であろうと考えられる.さらに試薬金属ナトリウム中のウラン濃度は2ppb以下であることがわかった.
小森 卓二; 田村 修三; 吉田 博之; 郡司 勝文; 田村 公子
日本原子力学会誌, 13(12), p.688 - 693, 1971/00
照射済み燃料の燃焼率を測定することは,燃料の経済性,原子炉の燃焼特性ないしは安全性などの見地からきわめて重要である。そして,すでに動力用原子炉を含めて多くの原子炉が稼動しているわが国においても,燃焼率測定の必要性がとみに高まりつつある現状である。
山本 忠史; 小森 卓二; 福谷 博*
日本原子力学会誌, 13(6), p.335 - 338, 1971/00
わが国最初の,そして唯一の液体燃料を用いた原子炉JRR-1は,1969年11月21日,12年にわたる運転を終えて解体された。原研分析センターでは1960年以来3回にわたり,同原子炉の燃料溶液を中心とした分析を行なった。このうち第1回試験についてはすでに報告したが,ただ1回の分析では推測の域を脱し得ない問題もあった。その後第2回(1967年),第3回(1970年)試験を行い,臨界時からのデータを総括的に検討して明らかとなった事項もいくつかある。これらの分析は原子炉運転上有用な知見を与えただけでなく,今後ますますふえることの予想される高放射性試料の分析や燃焼率の測定技術にも多くの貴重な経験をもたらした。