Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
岩崎 又衛*; 作花 哲夫*; 大橋 成介*; 松下 寛*; 横山 淳; 鈴木 和弥
Journal of Physical Chemistry, 93(13), p.5139 - 5143, 1989/00
被引用回数:6 パーセンタイル:32.1(Chemistry, Physical)クロロホルム相と水相の二液相系でのCHClとDO間水素同位体交換反応の速度を研究した。実験結果は、水とクロロホルムの両相間移動と水相におけるCHClとDO間水素同位体交換反応の二つのステップを経て反応が進むというモデルにより説明が出来た。26Cでのクロロホルムの相関移動速度定数および水相における水素同位体交換反応速度定数は、それぞれ0.1070.003m・sおよび0.2310.013L・mol・sと求まった。
鈴木 和弥; 横山 淳; 藤沢 銀治; 石川 二郎; 岩崎 又衛*
JAERI-M 88-168, 98 Pages, 1988/09
水からのトリチウム分離を目的に、ホルムアルデヒドのエキシマーレーザーによる照射、ジクロロメタンの炭酸ガスレーザーによる照射およびクロロホルムのアンモニアレーザーによる照射実験を行った。最大トリチウム分離係数570の値がクロロホルムの場合に得られた。また、トリチウム水とクロロホルム間のトリチウムと水素の交換反応実験を行い、反応速度は、水中のOHイオンの濃度に比例して増加することを見出した。
古牧 睦英; 石川 二郎; 桜井 勉; 森下 憲雄; 岩崎 又衛*
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 34, p.332 - 336, 1988/00
Cl、Ni(150MeV)およびCu(180MeV)イオン照射・アルカリエッチングにより、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)多孔性膜を作製し、貫通孔径に及ぼすイオンの入射エネルギーと質量の関係を調べた。
古牧 睦英; 大野 新一; 大津 仁; 伊藤 洋; 瀬口 忠男; 岩崎 又衛*
Nucl.Tracks Radiat.Meas., 11(1-2), p.99 - 101, 1986/00
タンデム加速器を利用してポリフッ化ビニリデンに重イオンを照射し、多孔性高分子膜作製研究を進めるにあたり、本樹脂による重イオントラック形成特性を知る必要がある。従ってIn,Ni,ClおよびOの4種のイオンを重ねた薄膜に貫通させ、それぞれをエッチングした。その時、表面の電顕写真観察により、重イオンの飛程と、異なる入射エネルギーによるトラックエッチング像形成の有無を知ることが出来た。その結果ポリフッ化ビニリデンは、Clイオン以上の重イオントラックを形成し、Oイオンではエッチング像は、はっきりと現れないことが分かった。これらの結果を、Northcliffeらの計算値と比較すると飛程は、大略よく一致し、重イオンの検出限界エネルギーは、12~13MeV/amu以上にあたると計算された。これらは、フッ素樹脂が、7~20MeV/amuの範囲内とする文献値とよく一致した。
横山 淳; 鈴木 和弥; 藤沢 銀治; 石川 二郎; 岩崎 又衛
Radiochimica Acta, 40, p.107 - 111, 1986/00
塩基触媒によるHTO-CHCl間トリチウム交換反応およびCHClの加水分解反応の動力学的研究を、水およびクロロホルムの二相が存在する条件下で行った。その結果、反応は水相中で進行することがわかった。また加水分解反応およびCTClの脱トリチウム反応の速度定数を25~41.5Cの温度範囲で求め、分献値との比較を行った。さらに、トリチウム交換反応の平衡定数を求め、調和振動子近似による換算分配関数比を用いて計算した理論値との比較を行った。
横山 淳; 鈴木 和弥; 藤沢 銀治; 石川 二郎; 岩崎 又衛*
Applied Physics B, 38(2), p.99 - 105, 1985/00
被引用回数:17 パーセンタイル:65.92(Physics, Applied)T化クロロホルム(CTCl)の赤外多光子解離およびCTCl/CHCl混合系でのCTClの選択的解離を、アンモニアレーザーを用いて研究した。クロロホルム圧0.2~7torrの範囲で、CTClの分解速度は、クロロホルム圧の増加に従って単調に減少した。またCTCl/CHCl混合系にXeを添加すると、クロロホルム圧が2torr以下では、CTClの分解速度が増加した。さらに、実験誤差範囲内でCHClの解離は認められず、クロロホルム圧2torrで分離係数は570以上であった。
横山 淳; 鈴木 和弥; 藤沢 銀治; 石川 二郎; 岩崎 又衛*
Chemical Physics Letters, 99(3), p.221 - 224, 1983/00
被引用回数:7 パーセンタイル:32.24(Chemistry, Physical)大量のCDCl中のCDTClをTEACOレーザー光照射よって選択的に分解した。CDTClの分解速度は、927cm光照射で最大となり、この振動数は、ジクロロメタンに対する一般化分子力場における力の定数の文献値を用いて計算したCDTClのU基準振動数(927cm)と一致した。またレーザー光1パルス照射当たりに生成する分解生成物中のトリチウム分離係数は、試料全圧3torr、907.8cm光照射で29となった。
岩崎 又衛; 石川 二郎
Journal of Nuclear Science and Technology, 20(5), p.400 - 404, 1983/00
被引用回数:8 パーセンタイル:68.29(Nuclear Science & Technology)UFの熱加水分解による酸化物への転換反応は水のキャリヤーガスとして窒素を用うる場合350°~400Cで進行し、UO(x≦0.3)を生ずるが、酸素を用うる場合、上記温度範囲ではUOのほか中間生成物としてUOFを生じ、反応の進行が著しく低下することを見出した。UOFの熱加水分解反応は、酸素、窒素何れのキャリヤーガスの場合も450°~500Cで反応が進行し、-UOが生成することを確認した。
岩崎 又衛; 石川 二郎; 大和田 謙; 藤野 威男
Inorg.Chim.Acta, 54, p.L193 - L194, 1981/00
4価ウラン複フッ化物KUF及びRbUFのフッ素化により、6価ウランの新複フッ化物 KUF及びRbUFがそれぞれ生成することを吸状スペクトル、X線回折などにより確認した。これら複フッ化物の結晶形は何れも斜方晶であることがわかった。
横山 淳; 鈴木 和弥; 藤沢 銀治; 石川 二郎; 岩崎 又衛
Journal of Nuclear Science and Technology, 18(9), p.737 - 738, 1981/00
CHClおよびCDCl等モル混合系にCDClのバンドの波長に相当するTEACOレーザーからのレーザー光(10.83mおよび10.91m)照射を行い、CDClの選択的多光子解離を確認した。分解生成物中の分離係数は、10.91m光照射の場合、全圧410Paで47以上となり、全圧が増加するに従って、分離係数が低下した。また全圧が同じ場合には、10.83m光照射の場合に比べて光学的選択性(CDClとCHClのモル吸光係数の比)の大きい10.91m光照射の場合に、より大きい分離係数の値を得た。
岩崎 又衛; 石川 二郎; 大和田 謙
Journal of Inorganic and Nuclear Chemistry, 40(3), p.503 - 505, 1978/03
被引用回数:3UFとRbFまたはCsF間の複塩のフッ素ガスとの反応挙動は、複塩中のUFの含有率により異なり、MF/UF比(MはRbまたはCs)が3-1または2-1の場合、MUFまたはMUFが生成し、6-7、1-1、2-3、1-3、1-6などのように比が2-1以下の値の場合は、一部ウランがUFとして揮発し、MUF型複塩を生成する。可視部スペクトルはUF固相のスペクトルと類似しており、ウランは6価の状態に酸化されていることが分かった。また、RbFとUF間の反応生成物について、RbF/UF比が2-1(RbUFに相当)以下の場合、U-F伸縮振動の吸収帯の巾が高波数側に増大し、固相の安定性が低下することを見出した。
渡辺 信淳*; 小山 哲*; 吉田 康*; 岩崎 又衛
日本化学会誌, (12), p.1618 - 1622, 1978/00
フッ化黒鉛のCo-60線照射時の分解挙動は、フッ化黒鉛の製造条件による結晶性の相違、照射中の雰囲気により異なるが、何れの場合にも10rads以上で徐々に分解しはじめ、C/F比が増大するとともに試料(白色)は黒色に変化して行く。劣化により熱分解温度は低下し、酸素を含む官能基の生成が認められる。生成ガスはSiF,CF,CO,COFなどであり、SiFは照射用ガラス容器との反応により生じたものである。真空中の照射に対して最も安定で、Ar,O,Hの順に劣化の進行が早くなる。
岩崎 又衛; 石川 二郎; 大和田 謙
Journal of Inorganic and Nuclear Chemistry, 39(12), p.2191 - 2192, 1977/12
被引用回数:2RbF・UFを400Cで10%濃度のフッ素ガスによりフッ素化すると、次式によりRbUFを生成することを見出した。 2(RbF・UF)+2F RbUF+UF 可視および近赤外線吸収スペクトルの測定の結果、RbUF中のウランは六価の状態であることがわかった。また、赤外スペクトルにはF-U伸縮振動およびF-U-F変角振動に該当する強い吸収が見出された。
鈴木 和弥; 岩崎 又衛
JAERI-M 6841, 50 Pages, 1977/01
化学レーザーの一種であるHFレーザーは、1964年初めて発振に成功し、以後活発な研究開発が続けられている。このレーザーに用いられる反応物質は多種多様であるが、それらの反応機構および発振特性について分類解説した。また、応用開発の動向についても言及した。
本島 健次; 棚瀬 正和; 鈴木 和弥; 岩崎 又衛
Int.J.Appl.Radiat.Isot., 27(9), p.495 - 498, 1976/09
被引用回数:9中性子照射したUOからMoを昇華法によって分離する時、問題となるMo,Te,Ruの昇華挙動及びIの捕集と回収について基礎的な研究をした。Mo,Te,Ruは真空下、1200Cの加熱(UOはあらかじめ500CでUOに酸化する)によってほぼ100%昇華することがわかった。IはCuカラムに捕集し、水素気流によってHIで回収されることが確認できた。以上から中性子照射したUOからのMoの分離・製造に際し、その実用化への可能性が得られたと考えられる。
大和田 謙; 曽我 猛; 岩崎 又衛; 辻村 重男
日本原子力学会誌, 17(2), p.77 - 80, 1975/02
赤外線分析法によって六フッ化ウラン(UF)中に共存するフッ化水素(HF)の定量分析を検討した結果、HFの振動回転吸収帯のうち吸光度の大きいR(1)、R(2)、P(2)およびP(3)枝が定量に好都合であることが分った。又純HFの吸光度とUF、N、Arガスが共存する場合の吸光度との比較から、前者の検量線がそのまま各種ガス共存下のHFの定量に使用できることが分った。光路長10cmの赤外セルによるHF圧力の検出限界は常温で0.5~1Torrである。
岩崎 又衛; 石川 二郎; 高橋 昭; 桜井 勉
Journal of Nuclear Science and Technology, 11(9), p.403 - 405, 1974/09
被引用回数:3二酸化プルトニウムとフッ素との反応は四フッ化プルトニウムを経て六フッ化プルトニウムを生成する二段階反応であるが、第二段が律速となり、活性化エネルギーは、10Kcal/moleとなった。また、ウラン酸化物のフッ素化反応速度と比較して10分の1以下の速度である。
曽我 猛; 大和田 謙; 岩崎 又衛
Journal of Chemical Physics, 61(5), p.1990 - 1995, 1974/05
被引用回数:6アルカリ金属-アルミニウムフッ化物錯体、MAlF(M=KおよびRb)の赤外吸収スペクトルを4000cm~30cmの波数範囲で測定した。その結果、Al-F伸縮およびF-Al-F変角振動等の分子内振動が800cm~160cmに、内穀錯イオンと外穀イオンとの相互作用による格子振動が160cm以下に観測された。このフッ化物錯体結晶全体に対して、単純原子価力場を仮定して基準振動の解析を行った。そして、得られたAl-F伸縮、F-Al-F変角およびM---F相互作用の力の定数に対して結合距離の観点で議論を行った。また、ここで仮定した単純原子価力場はこれらのフッ化物錯体に対し十分満足することが示された。
藤沢 銀治; 橋本 均; 岩崎 又衛; 辻村 重男
質量分析, 22(1), p.25 - 34, 1974/01
UFとそれに含まれる不純物の分析を目的として、日立RMU-6L型質量分析計の試料導入系、イオン源、排気系を改造し、質量分析計を試作した。UF、Fに対する特性試験の結果、フッ素処理がUFと反応しやすい系内不純物の除去に有効であること、UFのフラッシングによる再現性が向上し、UF全導入量が1g程度の領域までリザーバー圧力とUFピーク間に良い直線性が得られることを見出した。
曽我 猛; 大和田 謙; 岩崎 又衛
Journal of Inorganic and Nuclear Chemistry, 35(6), p.2069 - 2074, 1973/06
被引用回数:3RbF-UF系の複フッ化物の遠赤外吸収スペクトルを波数範囲500cm-30cmで測定した。その結果、390cm-340cm及び200cm付近に観測された強い吸収帯は、UF及びアルカリ金属-ウラン(IV)複フッ化物のスペクトルの検討から、それぞれU-F伸縮振動及びF-U-F変角振動に帰属された。また、120cm以下に内部錯イオンと外部イオンの相互作用によって生じる格子振動が観測された。ルビジウム-ウラン(IV)、ナトリウム-ウラン(IV)及びカリウム-ウラン(IV)複フッ化物について、U-F伸縮とF-U-F変角の力の定数の近似値を各化合物内でUFの構造が部分的に保持されていると仮定して求めた。また、それらから導かれるU-F原子間距離をBadger's ruleによって求めた。