Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
白形 弘文; 高橋 興起; 平本 立躬; 矢野 淑郎
Journal of Nuclear Science and Technology, 10(1), p.10 - 21, 1973/01
磁気誘導電離による非平衡MHD発電を実現するための一連の実験結果の報告である。2種類のファラデー型MHD発電器の実験が、ガス温度1600-2000°K、1気圧のAr/Kプラズマを用いて行われた。第1の実験では、発電器構造について熱的・機械的性質についての検討が行われ、また、準熱平衡状態における発電特性が調べられ、ほぼ満足すべき結果を得た。第2の実験では、非平衡特性を得るための改造を行った発電器を用い、その発電特性が測定された。この実験結果は、非平衡電離と不安定性を考慮した4端子面路網理論による結果と比較され、よい一致を示した。小型の実験装置であるにもかかわらず、予備電離を行ったとき、磁気誘導電離による出力の増加が、よい再現性をもって確認された。
矢野 淑郎; 平本 立躬; 高橋 興起
JAERI-M 4734, 25 Pages, 1972/02
高温プラズマにおいて電荷交換により生じる水素原子の測定されたエネルギー分布から、プラズマのイオン温度を導びく方法について説明し、その際、解析に必要となる原子衝突の断面積をまとめ表にする。トカマク型装置(JFT-2)から、プラズマ中の中性粒子と電荷交換したプラズマイオンが、中性粒子となって放出されるものの、エネルギー分布を測定するための装置が設計製作された。粒子分析装置においては、放出された原子は窒素ガスのセル内で電荷を剥離され、生じたイオンのエネルギーが静電アナライザで分析され、1個のイオン計測が可能なイオン検出器内で検出される。粒子分析装置の較正のために、イオン源と電荷交換セルからなる中性粒子源が製作された。その粒子源と分析器のエネルギー範囲は、水素原子線に対し、0.3~15KeVである。設計の詳細が述べられている。
平本 立躬
Phys.Fluids, 13(6), p.1492 - 1498, 1970/00
被引用回数:5抄録なし
白形 弘文; 平本 立躬; 矢野 淑郎
Jpn.J.Appl.Phys., 8(6), p.772 - 779, 1969/06
被引用回数:1抄録なし
平本 立躬
Journal of the Physical Society of Japan, 26(3), p.785 - 801, 1969/03
被引用回数:16抄録なし
平本 立躬
Phys.Lett.,A, 29(8), p.480 - 481, 1969/00
抄録なし
平本 立躬; 矢野 淑郎; 松永 朔郎; Hirofumi Shirakata*
Journal of the Physical Society of Japan, 20(10), p.1910 - 1920, 1965/00
被引用回数:1抄録なし
平本 立躬
Journal of the Physical Society of Japan, 20(6), p.1061 - 1072, 1965/00
被引用回数:10抄録なし
平本 立躬
宇宙航空研究所報告, 1(SPECIAL), p.A16 - A23, 1965/00
一般にプラズマに電場が印加されると荷電粒子、特に質量の小さな電子は加速され、その温度Teはガスあるいはイオンの温度Tgより高くなる。その結果電離の衝突頻度も高くなり、電離度は熱平衡状態(Te=Tg)のものに比し高くなる。ここではMHD発電装置作動ガスの電場によるこのような非平衡電離について謁べる。
平本 立躬*
原子力工業, 10(2), p.60 - 64, 1964/00
MHD発電器の作動ガスに導電性をもたせるのに、大別して二通りの方法がある。一つは熱電離法で、他の一つは非平衡電離法である。前者では発電出力はガス温度に強く依存するが、後者の方法ではさほど影響されない、したがって比較的低温でも、十分高い発電出力密度がえられる。特に希ガス冷却の高温原子炉は、非平衡電報型MHD発電器の熱源に最適である。そこで高熱効率、大出力の発電に最適といわれるMHD発電を原子力発電の見地から解説しよう。
矢野 淑郎; 平本 立躬
JAERI 1037, 51 Pages, 1962/10
非平衡電離を用いて電磁流体発電(MHD発電)を原子炉による発電に応用する方法のうち、10002000
K程度の温度のシードされた稀ガスに、瞬間的に電場を加えて電離度を上昇させる方法を理論的に検討した。初めに、電子系に加えられたエネルギーが原子系に緩和してゆく過程を調べ、短い時間々隔のパルス状電圧を加えるべきことを導く。次に、電場印加後の電子密度の上昇を、電子のエネルギー分布がDRUYVESTEYN及びHOLSTEIN分布の場合について求める。さらに、このような応用が可能であるか否かを定める最も重要な再結合について検討し、再結合のもとでの電子密度の上昇の式を求めた。これらの計算では、今まで文献に得られている原子やイオンについてのデータを用いたが、GENERAL ELECTRIC社で行われた放電の実験を数値的によく説明することができた。したがって、その信頼度はかなり高いものと信じられる。その結果から、シードを持つ稀ガスに電場をかけて、電離度が飽和するまでの短い時間の非平衡電離を、MHD発電に応用しうる可能性が十分あることが結論できる。