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松尾 秀人; 本多 敏雄
Journal of Nuclear Materials, 48(2), p.207 - 209, 1973/02
被引用回数:2250Cおよび350
Cで1.7
10
nvt(thermal)まで照射された原子炉級黒鉛のヤング率の焼鈍による変化を調べた。そのヤング率の変化は、大きく照射温度~500
C,500
C~850
C,850
C以上の温度領域に分けられる。特に500
C~850
Cの領域はヤング率の変化が小さい領域であり、その領域での挙動は低温照射の変化の場合と比較すると著るしい相違点である。
本多 敏雄; 斎藤 保; 堀口 洋二
炭素, (72), p.14 - 20, 1973/00
示差熱分析によって炭素材料の酸化挙動を推測しうる可能性があるのではないかと考え、その1つの試みとして、炭素の酸化に伴う示差熱曲線の再現性について検討を行い、併せて各種炭素材料の酸化・示差熱曲線の変化を追跡した。その結果、(1)ピーク極大温度は酸化・示差熱曲線の特性づけを行ううえでの指標として用いうることができる。(2)ピーク極大温度はその炭素材料の面間隔、結晶子の大きさと一定の対応関係があり、また酸化反応速度とも関連する。(3)X線複合図形を示す炭素材料の酸化・示差熱曲線にはダブルピークの存在が認められ、2種類の酸化反応性の異なる炭素質の集合体であることが推論された。などの点を明らかにすることができた。
斎藤 保; 本多 敏雄; 衛藤 基邦
炭素, (75), p.131 - 132, 1973/00
グラッシィカーボンの酸化に伴なう示差熱分析曲線の変化を追跡した。1000Cで熱処理されたグラッシィカーボンの酸化・示差熱曲線には2つの発熱ピークの存在が認められ熱処理温度が1300
Cになると第1の鋭いピークが急激に減少し、熱処理温度が増すにつれ第2のピークが支配的になってくる。この結果は野田・稲垣によるX線回折手法による未組織炭素量の加熱処理温度増加に伴なう減少とかなり良い対応を示している。また、電気比抵抗、ヤング率、圧力強度の測定結果からも1300
Cで著るしい変化が認められる。以上の結果からグラッシィカーボンは、化学的な反能性の異なる炭素質の集合体であろうと推定され、酸化示差熱曲線の解析は炭素の構造についての知見を補足する情報を与えるものと考えられる。
本多 敏雄; 斎藤 保; 佐々木 泰一*
炭素, (75), p.136 - 138, 1973/00
JRR-2で10n.v.t.照射を行なったグラッシイカーボンの室温から700
Cにおけるバルクの熱膨張の測定を行なった。熱処理温度2000
Cの試片は、照射により熱膨張量は30~50%と未照射試片のそれと比較して減少し、雰囲気温度の増大とともに不規則的な挙動を示した。この理由は、例えば柿ノ木の構造モデルを用いても充分に説明することは困難であり、グラッシイカーボンの熱膨張におよぼす中性子照射の影響については交又連結の存在量のみが主要な因子であるとは単純には規定しえないものと考えられた。
松尾 秀人; 本多 敏雄
Journal of Nuclear Materials, 45(1), p.79 - 81, 1972/01
被引用回数:2300~400Cで照射した黒鉛の熱伝導率Kと電気比抵抗
の間には、K
が照射量に対して直線的に減少する関係があるが、その照射黒鉛を熱焼鈍し、照射によって生成した欠陥の熱回復過程における両者の関係がどのように変化するかを、東海炉で照射された黒鉛について調べた。それらの結果から1100~1200
C以上では、両者には未照射黒鉛と同じ変化の傾向が得られ、それ以下の温度では明確な関係は見い出せない。またその境界の温度ではK
はピークを示し、そのピークは高照射になればなる程高温側にずれる。これらのことから、照射黒鉛ではある特別な欠陥が存在している場合にのみ、K
の間には未照射黒鉛と同じ関係があることがわかった。そして850
C~1100
Cにおける欠陥の回復の挙動と、それ以上の温度とでは異なると考えられる。
長崎 隆吉; 本多 敏雄; 岩田 忠夫
Peaceful Uses of Atomic Energy, 10, p.367 - 382, 1972/00
抄録なし
今井 久; 本多 敏雄; 佐々木 泰一
Journal of Nuclear Materials, 39(2), p.238 - 240, 1971/00
被引用回数:0抄録なし
佐藤 千之助; 伊藤 尚徳; 本多 敏雄; ヨシダヒロシ*; 大道 敏彦; 松尾 秀人; 福田 保昌
Proc.12th Japan Congress on Materials Research, p.195 - 200, 1970/00
抄録なし
本多 敏雄; 菊池 武雄
Journal of Nuclear Science and Technology, 6(4), p.221 - 222, 1969/04
被引用回数:5抄録なし
佐藤 千之助; 伊藤 尚徳; 本多 敏雄; 吉田 広; 福田 保昌; 大道 敏彦; 松尾 秀人
Proceedings of 12th Japan Congress on Materials Research Kyoto, p.195 - 200, 1969/00
抄録なし
佐藤 千之助; 奥 達雄; 柚原 俊一; 本多 敏雄
日本機械学会論文集, 32(247), p.390 - 397, 1967/00
炭素はあらゆる元素中もっとも高い融点を有する材料である関係上、古くから特に高温測定用熱電対の一素子としての応用が考えられてきた。われわれは原子炉内における炭化物または酸化物燃料の中心温度-約2000C以上にも達する-の直接測定の課題が提出されたとき、この炭素による熱電対を採用することにした。本研究はこの熱電対の開発の基礎研究として行なわれた。特に高温における各種の炭素材料の構成する熱電対の熱起電力の特性およびその熱処理温度の関数として得られた結果について報告する。
石原 健彦; 平野 見明; 本多 敏雄
日本原子力学会誌, 4(4), p.231 - 239, 1962/00
抄録なし