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菅原 昌彦*; 草刈 英栄*; 猪狩 嘉延*; 明神 克弘*; 西宮 大輔*; 御手洗 志郎*; 大島 真澄; 早川 岳人*; 木寺 正憲*; 古高 和禎*; et al.
European Physical Journal A, 1(2), p.123 - 124, 1998/00
被引用回数:8 パーセンタイル:46.44(Physics, Nuclear)原研タンデム加速器を利用してGd核の高スピン(高速回転)下における核構造を調べた。170MeV
Clビームによる
Cd(
Cl,1p2n)反応で
Gdの高励起状態を生成し、ほぼ7MeVの励起エネルギーまで、20-24までの高スピン状態の準位構造を明らかにした。3個のユニークな構造を持つダイポール(
I=1)バンドと3個の変形したクォドラポール(
I=2)バンドを新たに同定した。これらのダイポールバンド、クォドラポールバンドが、励起エネルギー差0.2MeV毎に順番に現れる新たな現象があることがわかった。この現象を理解するために、変形共存を取り入れた理論解析を今後進める。
木寺 正憲*; 大島 真澄; 初川 雄一; 古高 和禎*; 早川 岳人*; 松田 誠; 飯村 秀紀; 草刈 英栄*; 猪狩 嘉延*; 菅原 昌彦*
Journal of the Physical Society of Japan, 66(2), p.285 - 287, 1997/02
被引用回数:12 パーセンタイル:69.72(Physics, Multidisciplinary)原研タンデム加速器およびブースターからの390MeV Zrビームを用いた多重クーロン励起により、
Gdの高スピン状態を調べた。
Gdの基底バンドおよびサイドバンドにおいて、新しい5個の準位を含む各々(31/2
)、(33/2
)までの準位が観測された。際だった特徴は+パリティのサイドバンドが異常に強く励起されたことである。得られた励起断面積は原子核の全質量領域に適用されるE1,E3強度の推奨上限値を用いたクーロン励起シミュレーション計算と比較した結果、E1に対して上限値の100倍、E3の場合でも10倍以上の強度が必要であることがわかった。この異常性を示した。