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報告書

コンクリートの長期変質挙動に関するナチュラルアナログ研究(I)

斎藤 裕司*; 宇治 公隆*; 田沢 雄二郎*

PNC TJ4449 89-004 VOL2, 127 Pages, 1989/03

PNC-TJ4449-89-004-VOL2.pdf:19.45MB

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報告書

コンクリートの長期変質挙動に関するナチュラルアナログ研究(I) 昭和63年度 成果概要

齋藤 祐司*; 宇治 公隆*; 田沢 雄二郎*

PNC TJ4449 89-004 VOL1, 28 Pages, 1989/03

PNC-TJ4449-89-004-VOL1.pdf:4.9MB

放射性廃棄物の処分において、セメント混合物は固体化、緩衝材、グラウト材等としての利用が検討されている。本研究はこのようなセメント混合物の長期変質挙動を検討し、その結果を踏まえ放射性廃棄物の処分への適用の可能性を評価しようとするものである。本年は、昨年に行った変質挙動の文献調査などの研究成果に基づいて、自然環境条件下で長期にわたり変質の進行したコンクリートの変質条件や変質状態について調査し、放射性廃棄物処分におけるコンクリートの長期変質挙動についてのデータを得るための研究に着手した。処分場の環境条件に比較的類似した地中のコンクリート構造物の変質程度を把握するためには、変質の評価手法を確立し、その変質範囲を明らかにする必要がある。ここでは、大正11年に建設され、約67年経過した長坂山トンネルから試料を採取し、その変質に関する各種の評価手法を適用し、その結果を比較検討して、以下のことが明らかになった。(1) 変質程度の評価手法について各種の評価手法のうち、セメント水和物の変質を調べる手法はそのごくわずかな変質も検出可能で、コンクリートの変質程度を評価する手法として非常に有力な手法になり得るとの見通しが得られた。(2) 長坂山トンネル試料の変質程度について岩着部のコンクリートはほとんど変質していないと判定された。この主な理由として地下水にコンクリートを侵食する成分が含まれていないこと、地下水の流れがほとんどないことなどが考えられる。(3) 今後の検討課題地層処分環境におけるコンクリートの長期変質挙動を明らかにしていくために、想定される各種の環境下における変質調査を進める必要がある。

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