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論文

Radiation-resistant polypropylene improved by a compatibilizer

吉井 文男; A.Sudradjat*; D.Binh*; 幕内 恵三; 西本 清一*

Polym. Degrad. Stab., 60, p.393 - 399, 1998/00

 被引用回数:7 パーセンタイル:33.22(Polymer Science)

相溶化剤は2つのポリマーをブレンドするときに両者の相溶性を改善するのに添加する。生分解性ポリマーとポリプロピレン(PP)とのブレドに効果的であった水添スチレン・ブタジエンゴム(HSBR)及びPPに無水マレイン酸をグラフト重合した相溶化剤をPP単独に添加すると、耐放射線性を著しく改善できる事実を見出した。PPには照射中と照射後の保存中の2つの劣化があるが、このような相溶化剤を5%添加すると、50kGy照射後6ヵ月を経過しても劣化はほとんど起こらないことが分かった。また、HSBRはPPの透明性も改善した。構造は、単斜晶系とスメチック構造との混合結晶であることを推定した。

論文

Volume change by solvent and temperature of poly(vinyl alcohol) crosslinked by electron irradiation

吉井 文男; A.Sudradjat*; D.Darwis*; M.T.Razzak*; 幕内 恵三

Angewandte Makromolekulare Chemie, 208(3538), p.39 - 46, 1993/00

 被引用回数:2 パーセンタイル:15.09(Polymer Science)

従来のポリビニルアルコール(PVA)ハイドロゲルは、熱に対して極めて弱く、60$$^{circ}$$Cでゲルが溶解した。しかし、熱処理して照射したPVAハイドロゲルは煮沸およびオートクレーブ滅菌をしても溶解することなく弾力性のあるゲルであることを見出した。今回はこのようなゲルの温度および溶媒による容積変化と機械的性質を調べた。一度煮沸したゲルは強度が低下するが、アセトンに浸漬すると、すみやかに脱水し、強度は煮沸前の2倍の値になる。これを室温の水で膨潤させると煮沸時よりも高い強度を示す。この煮沸-アセトン-室温膨潤を何回繰返しても各ステージでは常に同じ値を示した。煮沸した試料は、温度の降下とともに膨潤率が増加し、冷却後温度を上げると膨潤率は減少した。これも温度の上昇と降下で膨潤と膨潤の減少を繰返した。以上の結果、耐熱性ゲルが調製できたことから、PVAにも熱応答性ゲルとしての性質があることが分った。

論文

放射線橋かけポリビニルアルコールハイドロゲルの熱安定性

吉井 文男; 幕内 恵三; Zainuddin*; A.Sudradjat*; D.Darwis*; M.T.Razzak*

医科器械学, 62(6), p.285 - 289, 1992/06

ポリビニルアルコール(PVA)ハイドロゲルを医用材料として使用する目的で、PVA水溶液を乾燥して得たフィルムの放射線橋かけへの加熱処理の影響と照射後得たハイドロゲルの熱安定性について調べた。PVAフィルムは照射前に加熱処理すると、処理のないものよりも放射線橋かけに大線量を要するが、照射によるハイドロゲルの強度低下が抑制できる。加熱処理したPVAフィルムを200kGy照射して得たハイドロゲルは、煮沸滅菌を15分間行っても溶解や分解は観察されず、煮沸前の形状を保持している。煮沸後もこのゲルは透明で弾力性のあるものであった。したがって、耐熱性PVAハイドロゲルを得るには照射前の加熱処理が重要であることが分った。

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