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Volume change by solvent and temperature of poly(vinyl alcohol) crosslinked by electron irradiation

放射線橋かけポリビニルアルコールの溶媒および温度による容積変化

吉井 文男; A.Sudradjat*; D.Darwis*; M.T.Razzak*; 幕内 恵三

Yoshii, Fumio; A.Sudradjat*; D.Darwis*; M.T.Razzak*; Makuuchi, Keizo

従来のポリビニルアルコール(PVA)ハイドロゲルは、熱に対して極めて弱く、60$$^{circ}$$Cでゲルが溶解した。しかし、熱処理して照射したPVAハイドロゲルは煮沸およびオートクレーブ滅菌をしても溶解することなく弾力性のあるゲルであることを見出した。今回はこのようなゲルの温度および溶媒による容積変化と機械的性質を調べた。一度煮沸したゲルは強度が低下するが、アセトンに浸漬すると、すみやかに脱水し、強度は煮沸前の2倍の値になる。これを室温の水で膨潤させると煮沸時よりも高い強度を示す。この煮沸-アセトン-室温膨潤を何回繰返しても各ステージでは常に同じ値を示した。煮沸した試料は、温度の降下とともに膨潤率が増加し、冷却後温度を上げると膨潤率は減少した。これも温度の上昇と降下で膨潤と膨潤の減少を繰返した。以上の結果、耐熱性ゲルが調製できたことから、PVAにも熱応答性ゲルとしての性質があることが分った。

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パーセンタイル:15.09

分野:Polymer Science

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