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論文

A Relativistic quantum approach to neutrino and antineutrino emission via the direct Urca process in strongly magnetized neutron-star matter

丸山 智幸*; Baha Balantekin, A.*; Cheoun, M.-K.*; 梶野 敏貴*; 日下部 元彦*; Mathews, G. J.*

Physics Letters B, 824, p.136813_1 - 136813_8, 2022/01

 被引用回数:2 パーセンタイル:39.49(Astronomy & Astrophysics)

We study neutrino and antineutrino emission from the direct Urca process in neutron-star matter in the presence of strong magnetic fields. We calculate the neutrino emissivity of the direct Urca process, whereby a neutron converts to a proton, an electron and an antineutrino, or a proton-electron pair converts to a neutron-neutrino pair. We solve exact wave functions for protons and electrons in the states described with Landau levels. We find that the direct Urca process can satisfy the kinematic constraints even in density regions where this process could not normally occur in the absence of a magnetic field.

論文

Further signatures to support the tetraquark mixing framework for the two light-meson nonets

Kim, H.*; Kim, K. S.*; Cheoun, M.-K.*; 慈道 大介*; 岡 眞

Physical Review D, 99(1), p.014005_1 - 014005_15, 2019/01

 被引用回数:10 パーセンタイル:48.89(Astronomy & Astrophysics)

前回の論文で指摘した、軽いスカラー中間子8重項のテトラクォーク描像に基づく状態混合について、さらなる証拠となる現象の解析を行った。

論文

Tetraquark mixing framework for isoscalar resonances in light mesons

Kim, H.*; Kim, K. S.*; Cheoun, M.-K.*; 岡 眞

Physical Review D, 97(9), p.094005_1 - 094005_17, 2018/05

 被引用回数:15 パーセンタイル:58.62(Astronomy & Astrophysics)

アイソスピン0のスカラー中間子に対して、テトラクォーク描像を用いて、その状態混合の可能性を調べた。その結果を崩壊の解析にも応用した。

論文

Testing the tetraquark structure for the X resonances in the low-lying region

Kim, H.*; Kim, K. S.*; Cheoun, M.-K.*; 慈道 大介*; 岡 眞

European Physical Journal A, 52(7), p.184_1 - 184_8, 2016/07

 被引用回数:14 パーセンタイル:68.52(Physics, Nuclear)

チャームを含むテトラクォーク状態であるX共鳴に関して、カラースピン相互作用によるスペクトルの分析を行った。スピンが0, 1, 2の状態について超微細構造を計算し、2個のスピン0状態と2個のスピン1状態の固有状態を求めた。X(3872)の質量をインプットとして、他の状態の質量の予言を与え、X(3823), X(3900), X(3940)などの量子状態を決めた。パラメータはすでにDおよびBメソンのスペクトルで決めた値を用い、チャームが隠れたXと無矛盾であることを示した。

論文

Supernova neutrino nucleosynthesis of the radioactive $$^{92}$$Nb observed in primitive meteorites

早川 岳人; 中村 航*; 梶野 敏貴*; 千葉 敏; 岩本 信之; Cheoun, M. K.*; Mathews, G. J.*

Astrophysical Journal Letters, 779(1), p.L9_1 - L9_5, 2013/12

 被引用回数:32 パーセンタイル:63.99(Astronomy & Astrophysics)

短い半減期の放射能は最後の元素合成イベントから太陽系形成までの時間を計る宇宙核時計として使われている。$$^{92}$$Nb(半減期は34.7メガ年)は太陽系形成時に存在していた半減期が短い同位体の一つである。しかし、測定された太陽系形成時の$$^{92}$$Nb/$$^{93}$$Nbの値は、大きく異なる2つの値に集中しているという問題がある。一つは、10$$^{-3}$$であり、もう一つは10$$^{-5}$$である。加えて、$$^{92}$$Nbの天体起源は不明という問題も残っている。ここで、われわれは$$^{92}$$Nbの起源が超新星ニュートリノ過程であることを提案する。また、その他の一般的な元素合成過程では$$^{92}$$Nbが生成されないことも示す。

論文

Neutrino reactions on $$^{138}$$La and $$^{180}$$Ta via charged and neutral currents by the quasiparticle random-phase approximation

Cheoun, M. K.*; Ha, E.*; 早川 岳人; 梶野 敏貴*; 千葉 敏

Physical Review C, 82(3), p.035504_1 - 035504_7, 2010/09

 被引用回数:38 パーセンタイル:87.51(Physics, Nuclear)

重原子核$$^{138}$$La及び$$^{180}$$Taの宇宙論的起源を探るためにニュートリノ反応断面積を計算した。準粒子乱雑位相近似に基づいて、荷電カレント及び中性カレント相互作用を考慮した。荷電カレント反応断面積は($$^3$$He,$$t$$)反応から導出したガモフ$$cdot$$テラー強度に対する経験値をよく再現できていることがわかった。また、中性カレント断面積は荷電カレントに比べて4$$sim$$5倍程度小さいことがわかった。これらの断面積を超新星ニュートリノのスペクトルで重み付けして、今後の元素合成計算に必要な反応率を求めた。

口頭

Supernova neutrino nucleosynthesis of a radioactivity $$^{92}$$Nb

早川 岳人; 梶野 敏貴*; 中村 航*; 千葉 敏; 岩本 信之; Cheoun, M. K.*; Mathews, G. J.*

no journal, , 

比較的短い半減期の放射性同位体は太陽系物質に強い影響を与えた直近の超新星爆発から太陽系生成までの時間を決める核宇宙時計として用いられている。不安定同位体$$^{92}$$Nbは34.7メガ年の半減期で崩壊するが、現在の太陽系には存在していない。この核種は新しい宇宙時計として使える可能性がある。われわれはニュートリノ過程の寄与を議論する。

口頭

超新星ニュートリノ過程による奇奇核生成

早川 岳人; 中村 航*; 梶野 敏貴*; 千葉 敏; Cheoun, M. K.*; Mathews, G. J.*; 岩本 信之

no journal, , 

超新星爆発の初期段階において、原始中性子星から発生する膨大なニュートリノは、外層を通過するときに既に存在している原子核とニュートリノ-原子核相互作用によって、新しい核種を生成する。特に、同位体組成が小さい奇奇核に対する生成は、無視できない。そのような奇奇核は太陽組成や隕石に観察されている。超新星モデル計算をもとに、ニュートリノ元素合成過程について議論する。

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