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田上 浩孝; 石田 真也; 岡野 靖; 山野 秀将; 久保 重信; Payot, F.*; Saas, L.*; Trotignon, L.*; Gubernatis, P.*; Dufour, E.*; et al.
Proceedings of 11th European Review Meeting on Severe Accident Research Conference (ERMSAR 2024) (Internet), 12 Pages, 2024/05
特殊な炉心設計を有する大型非均質炉心を含む将来的なナトリウム冷却高速炉(SFR)のシビアアクシデント(SA)解析のために、原子力機構はCEAと共同でSIMMER-Vを開発している。SAの事象推移は従来、個々の燃料集合体内で発生するピン破損と鉛直方向燃料分散が主体となる起因過程(IP)をSAS4Aで、炉心損傷領域が全炉心へと拡大する遷移過程をSIMMER-IIIもしくはSIMMER-IVで解析を行ってきた。SIMMER-Vの共同開発の範囲は限定的であるが、SIMMER-Vの計算を他の計算領域や他のコードと連携させるための柔軟なインタフェースを提供すること、また、詳細な燃料ピンモデルや燃料同位体組成を柔軟に扱えるモデルのような新しい先進物理モデルを追加することにより、コードの適用性を大幅に拡大することを目指している。前者はCEAが、後者は原子力機構(JAEA)が担当する。コード開発と並行して、新しいモデルや手法の検証と妥当性確認が実施された。本論文では、SIMMER-Vコード開発プログラムの目的と全体的な枠組み,代表的な新要素,最近の開発の進展について述べる。
青砥 紀身; Dufour, P.*; Hongyi, Y.*; Glats, J. P.*; Kim, Y.-I.*; Ashurko, Y.*; Hill, R.*; 宇都 成昭
Progress in Nuclear Energy, 77, p.247 - 265, 2014/11
被引用回数:148 パーセンタイル:99.64(Nuclear Science & Technology)ナトリウム冷却高速炉(SFR)に関する基盤技術の多くが、これまでの長期にわたる高速炉開発で蓄積された経験により築き上げられてきた。これらは仏国フェニックスでのEOL試験、我が国もんじゅの運転再開、露国BN-600の寿命延長、中国CEFRの運転開始等により確証されようとしている。新たに露国BN-800及びインドPFBRが2014年の運転開始を計画しているが、開始されればSFRの基盤技術の確証レベルはさらに深まることとなる。近年、SFR開発は持続可能なエネルギー生産およびアクチニド管理に重点をおいた第4世代炉の構築を目指したものへと進化し、JSFR, ASTRID, PGSFR, BN-1200, CFR-600等の先進的なSFR概念の開発が進められている。第4世代原子力システム国際フォーラム(GIF)は、系統・機器設計、安全及び運転、先進的燃料、アクチニドサイクル等、第4世代SFRの開発に必要な様々な研究開発を進めるための国際協力の枠組みであり、SFR開発国が過去の経験や最新の設計及び研究開発データを共有できる場を提供し、SFRの研究開発の促進に有益な役割を果たす。
此村 守; Kim, S.-O.*; Hill, R.*; Dufour, P.*; Lennox, T.*
Proceedings of International Conference on Nuclear Energy System for Future Generation and Global Sustainability (GLOBAL 2005) (CD-ROM), 6 Pages, 2005/10
第IV世代原子力エネルギーシステムでのNa高速炉の研究開発の基盤として機器設計およびバランスオブプラント(CD-BOP)の研究開発がある。ここでのCD-BOPは、先行炉の知識や運転経験によりほぼ完成しつつある現行のものを超え、革新技術や代替機器を取り入れNa炉の一層の信頼性や効率向上を目指すものである。本発表では、第IV世代国際フォーラムのもとで国際協力で策定されているCD-BOPのプロジェクトプランの研究開発内容やスケジュールの概要について報告する。