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谷川 博康; 芝 清之; Mslang, A.*; Stoller, R. E.*; Lindau, R.*; Sokolov, M. A.*; Odette, G. R.*; Kurtz, R. J.*; 實川 資朗
Journal of Nuclear Materials, 417(1-3), p.9 - 15, 2011/10
被引用回数:138 パーセンタイル:99.54(Materials Science, Multidisciplinary)ITER建設の開始をうけ、原型炉にむけた研究開発はより具体的段階への移行が始まりつつある。この段階において開発の中心となる材料は、10年程度で工学設計活動に利用できるだけの十分な工学的バックグラウンドを有している材料でなければならない。この観点から、F82H、あるいはEUROFERといった低放射化フェライト鋼は、そのような要求を十分に満たすポテンシャルを有する唯一の材料といえる。そのことから、日欧協力「幅広いアプローチ」活動における国際核融合エネルギー研究開発センターにおける原型炉ブランケット材料工学開発における対象材料とされている。本論文では、特に材料製造技術,製作技術,検査試験技術、及び材料データベースの現状について総括する。また照射効果に関する近年の新しい知見についても総括する。
林 君夫; 荒木 政則; Baluc, N.*; 山西 敏彦; 西谷 健夫; Hernandez, T.*; Morono, A.*; Moriani, A.*; Tosti, S.*; 野澤 貴史; et al.
no journal, ,
幅広いアプローチ(BA)は2007年半ばに開始され、原型炉R&D活動は核融合へ原型炉の設計のための活動を支えることを意図したものである。本講演では、原型炉R&D活動におけるこれまでの進捗について発表する。原型炉に向けた日欧の共通の関心に基づいて、現状の活動は5つの分野(1)SiC/SiC複合材料,(2)トリチウム工学,(3)原型炉ブランケットのための材料工学(特に低放射化鋼),(4)先進中性子増倍材料の開発,(5)先進トリチウム増殖材料の開発において順調に進捗している。2010年からは、実験設備や施設の準備が完了した後、R&D活動が本格化される。
林 君夫; 中島 徳嘉*; Clement Lorenzo, S.*; Baluc, N.*; 西谷 健夫; 山西 敏彦; Morono, A.*; Hernandez, T.*; Moriani, A.*; Tosti, S.*; et al.
no journal, ,
原型炉研究開発活動は、幅広いアプローチ(BA)における核融合原型炉設計活動を支えることを意図したものである。本講演では、原型炉研究開発活動におけるこれまでの進捗、特に日欧共同活動について発表する。リチウム鉛(Pb-Li)中におけるSiC/SiC複合材料の侵食腐食挙動を研究するための装置は、六ヶ所に設置して実験を行うため、現在欧州で製作中である。低放射化フェライト/マルテンサイト鋼(EUROFER及びF82H)のベルギーの原子炉(BR2)による照射試験が準備中である。また、日欧間で、低放射化フェライト/マルテンサイト鋼,中性子増倍材及びトリチウム増殖材試料を交換して、特性評価を行うことが計画されている。このように、研究開発活動が強化されつつある。
菊地 賢司; Yong, D.*; Al Mazouzi, A.*; Jean, H.*; Maloy, S.*; Lindau, R.*; Park, J. Y.*; Grschel, F.*
no journal, ,
MW級実験ターゲット(MEGAPIE)の運転が2006年に成功した。実験で使用した機器要素の解体を行い、高エネルギー陽子と鉛ビスマス流動というADS環境で使用された機器の品質状態を調べる。機器から切断される試料は試験協力機関に分配されて、試験される予定である。この照射後試験により、設計,製作,使用された材料の品質劣化の状態がチェックされる。照射材の試験を20102011年に実施する予定であり、その前に20082009年に非照射材を用いて、ラウンド・ロビンテストを行い、各試験実施予定機関の技術レベルを下調べする。