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伊藤 均; M.Y.Abu*
食品照射, 19, p.17 - 21, 1984/00
マレイシア産市販乾燥魚は食塩10~13%、水分35~50%を含んでいるが、製造後2ヶ月以内に変敗してしまう。市販品の総細菌数は1g当たり510~310個、糸状菌は110~710個検出された。一方、変敗状態の乾燥魚では410~110個の細菌が検出されたが、糸状菌は検出されなかった。乾燥魚の変敗菌は好塩性細菌であり、Pediococcus halophilus や Vibrio costicola , Planococcus sp.が多く検出された。乾燥魚に汚染している糸状菌は Aspergillus niger group が多かったが、毒素生産性の A.flavus group なども多く分離された。新鮮な乾燥魚を0.3Mradおよび0.5Mrad照射して30C前後の室温で貯蔵したところ、非照射品は2ヶ月貯蔵で総細菌数が610個に達したが、0.3Mradで310個、0.5Mradで0個となった。したがって0.5Mradが必要殺菌線量と決定された。