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鈴木 喜雄; 岸本 泰明; NEXTグループ
プラズマ・核融合学会誌, 78(1), p.59 - 69, 2002/01
平成12年度から平成13年度にかけて、那珂研究所の計算機システムの更新が行われた。本システムは、それまで導入されていた並列計算機の約40倍の性能を有するスカラー型の超並列計算機であり、実行される大規模シミュレーションから得られる結果のデータサイズは非常に膨大となる。本論文では、このような膨大なデータの中で繰り広げられる物理現象を理解するためには、どのような画像解析システムが有用であるかについて議論を行い、実際に導入されたシステムの性能について評価を行っている。
三好 隆博; NEXTグループ
JAERI-Research 2000-023, 17 Pages, 2000/05
トーラス配位における高プラズマのダイナミクスに関するMHDシミュレーション研究に向けて、新たに、有限体積-スペクトル法に基づく圧縮性MHD方程式の離散化公式を提出した。本手法では、ポロイダル断面においてセル中心有限体積法を、トロイダル方向の微分演算子に関してはスペクトル法を適用した。ただし、磁場の発散ゼロを数値的に満足し続けるよう、回転演算子のポロイダル成分に関してのみ三角形セル辺の中点に定義した。ここでは、磁場と半径の積が三角形セル内で線形に分布していると仮定した。本離散化により、実形状プラズマのシミュレーションが数値的な特異性なく処理可能になると期待される。
鈴木 喜雄; 林 隆也*; 三好 隆博; 岸本 泰明; NEXTグループ
プラズマ・核融合学会誌, 76(3), p.288 - 294, 2000/03
近年、核融合装置への燃料供給手法の一つとしてコンパクトトロイド(CT)入射法が注目されている。しかしながら、入射されたCTのダイナミクス及び炉心中心部への到達条件などについては、相互作用の複雑性のため、まだ十分には理解されていない。本研究ではこれらを解明するため、核融合装置をモデル化したターゲット磁化プラズマ中へスフェロマック型CT(SCT)を入射する3次元磁気流体(MHD)シミュレーションを行っている。今回新たに、磁気圧力と磁気張力の両方によってSCTが減速される理論モデルの構築を行い、シミュレーション結果との比較を行った。その結果、SCTの減速機構として磁気張力の効果が重要であること、磁気リコネクションがこの力を緩和する働きを持っていることを示唆することが明らかにされた。