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Olsen, J.*; 井上 尚子; 堀 雅人; 橋本 裕; 持地 敏郎
JAEA-Conf 2006-004, 142 Pages, 2006/06
遠隔監視技術を用いた核不拡散及び透明性に関する地域協力ワークショップが、平成18年2月8,9日に日本原子力研究開発機構(原子力機構)大洗研究開発センターにおいて開催され、遠隔監視技術の専門家が遠隔監視の技術的体験を共有するとともに遠隔監視技術を原子力の透明性と核不拡散強化のために役立てることについて議論した。本ワークショップは、原子力機構核不拡散科学技術センターによって開催され、原子力機構,韓国国家原子力管理規制機構(NNCA),国際原子力機関(IAEA)及び米国エネルギー省(DOE)/国家核安全保障管理局(NNSA)から35名の参加者が集まった。NNSA傘下のサンディア国立研究所(SNL)及びロスアラモス国立研究所(LANL)からも技術専門家が参加した。ワークショップにおける議論及び交流によって、以下のような目的が達成された。技術的な面では、原子力機構,NNCA及びSNL間で、遠隔監視技術に対する各々の役割と技術的取り組みに対して互いに発表を行った。その発表に続いて、SNLから遠隔監視技術者に対する訓練が行われた。これと並行して、遠隔監視プロジェクトに関する議論が行われ、NNCA,SNL,米国DOE,原子力機構との間で、保障措置に関連した遠隔監視データを交換できる遠隔監視技術による地域協力について互いに関心を持っていることを再確認した。すべての参加機関による非公開での生産的なセッションにおいて、今後の方向性と当面の進め方及び予定について議論した。
Betsill, D.; 橋本 裕; 鈴木 美寿; 堀 雅人; 井上 尚子; Olsen, J.*; Caskey, S. A.*; Lucero, R. L.*
no journal, ,
遠隔監視及び保護されたデータ通信技術は、原子力開発にかかわる機関・組織が、核不拡散に関する国際約束やIAEA保障措置を遵守していることを実証することに有用である。日本原子力研究開発機構(JAEA)と米国サンディア国立研究所の共同研究として「常陽」で実証試験を行っている、透明性向上のための遠隔監視技術開発に関して、そのプロジェクトの開発経緯,技術,ハードウェアに関する最近の改良並びにJAEA内ウェッブサイトの開発について述べる。国際原子力機関(IAEA)による保障措置制度の枠組みとは別に、近隣諸国との間で原子力平和利用への信頼性醸成のために、本技術を用いた透明性向上研究が有効であることを述べる。技術の応用や地域的な透明性を向上するためのネットワーク開発のプロセスについて論じる。