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論文

Reconstruction of the deformation history of an active fault; Implications from the Atera fault, Central Japan

Zwingmann, H.*; 丹羽 正和; Todd, A.*; Saunders, M.*

Earth, Planets and Space (Internet), 76, p.27_1 - 27_16, 2024/02

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.03(Geosciences, Multidisciplinary)

中部日本、阿寺断層の断層ガウジを対象としたK-Ar年代測定を実施した。粒度ごとに分離した試料から得られた年代と、既往のフィッション・トラック等の年代とを組み合わせることにより、断層運動の開始時期及び再活動の時期を推定することができた。

論文

Constraining the timing of brittle deformation and faulting in the Toki granite, central Japan

山崎 誠子*; Zwingmann, H.*; 山田 国見*; 田上 高広*; 梅田 浩司

Chemical Geology, 351, p.168 - 174, 2013/08

 被引用回数:25 パーセンタイル:60.27(Geochemistry & Geophysics)

断層帯の形成について時間的制約を与えることは、構造発達史を理解するうえで重要である。土岐花崗岩の断層ガウジに含まれる粘土鉱物のイライトを対象に、粒度ごとにK-Ar年代測定を実施した。その結果、より細粒の試料でより新しい年代値が得られ、細粒の試料には自生の結晶がより多く含まれていることが示唆された。0.1$$mu$$m未満の粒子の年代値は42.7$$sim$$46.5Maを示しており、母岩の冷却史におけるイライトの安定領域と脆性破壊の温度領域とに一致する結果が得られた。

口頭

断層ガウジ試料のK-Ar年代測定に向けた取り組み

山崎 誠子; 山田 国見; 田上 高広*; Zwingmann, H.*

no journal, , 

日本原子力研究開発機構東濃地科学センターでは、断層岩の直接年代測定法の確立を目的として、断層岩からの雲母粘土鉱物の高純度分離法とK-Ar年代測定法の開発を進めている。本研究では、瑞浪超深地層研究所の立坑から採取された断層ガウジ2試料について、豪州連邦産業機構にて従来より細かくサイズ分級した試料についてK-Ar年代測定を実施した。その結果、細粒の試料ほど若い年代値が得られ、精細なサイズ分級により砕屑物に比べて細粒の自生鉱物を高純度で回収できる見通しが得られた。また、分離試料はすべて母岩のジルコンフィッショントラック(FT)年代とアパタイトのFT年代の間の年代値を示し、脆性破壊と粘土生成がこれら2手法の閉鎖温度の間の領域(約100-250$$^{circ}$$C)で起こることと調和的であった。今後、本手法の確立に向けて、各サイズ試料の鉱物学的解析を併せた年代解析法の検討を進めて行く。

口頭

断層ガウジ中の細粒雲母粘土鉱物のK-Ar年代法への適用

山崎 誠子; 山田 国見; 田上 高広*; Zwingmann, H.*

no journal, , 

断層の活動時期を推定するうえで、層序学的,地形学的な手法が適用困難な場合、断層岩そのものを年代測定する必要がある。近年、断層運動に伴う熱水活動により晶出した断層ガウジ中の雲母粘土鉱物を対象とした年代測定が試みられてきた。しかし、測定試料中に、活動後に破砕帯内で晶出した自生の雲母粘土鉱物のほかに、より古い母岩の砕屑物が混入することで年代値が古くなるなど、得られた年代値を解釈するうえでさまざまな問題点が指摘されてきた。本研究では、砕屑物に比べて細粒と考えられる自生鉱物を高純度で回収する分離法を検討するために、$$<$$0.1, $$<$$0.4, $$<$$2, 2-6$$mu$$mのサイズに分級した試料について、K-Ar年代測定を実施した。その結果、より細粒の試料ほど若い年代値が得られ、細粒分ほど高純度で自生鉱物が含まれていることが示唆された。また、細粒試料は母岩のジルコンのフィッショントラック(FT)年代とアパタイトのFT年代の間の年代値を示し、脆性破壊と粘土生成がこれら2手法の閉鎖温度の間の領域(約100-250$$^{circ}$$C)で起こることと調和的であった。今後、本手法の確立に向けて、各サイズ試料の鉱物学的解析を併せた年代解析法の検討を進めていく。

口頭

Constraining timing of brittle deformation; A Case study from fault zones in Toki Granite, Japan

山崎 誠子; Zwingmann, H.*; Todd, A.*; 山田 国見; 梅田 浩司; 田上 高広*

no journal, , 

断層岩中の自生粘土鉱物のK-Ar年代測定により、断層の活動時期が推定できる可能性が指摘されてきたが、測定試料中に原岩の砕屑物が混入することで年代値が古くなる等、前処理に課題が残されている。近年、より精細なサイズ分別と鉱物学的解析を併せた年代測定が試され、その有効性が示されてきているが、未だ適用性に関する知見が充分蓄積されているとは言い難い。本研究では、断層粘土のK-Ar年代測定法の適用性を検討するため、瑞浪超深地層研究所の主立坑の壁面で見られる土岐花崗岩中の断層から採取された2試料の断層岩のK-Ar年代測定を実施した。本断層は、上位の瑞浪層群を変位させていないことから20Ma以降は活動していないと考えられるが、詳細な年代はわかっていなかった。試料は4つの粒径に分離し、鉱物学的解析も併せて実施した。年代測定の結果、より細粒分ほど若い年代値を示し、新しい自生鉱物が高純度で含まれることが示唆された。また、XRD解析により年代値に影響する砕屑物が検出されなかったフラクションの年代は53-43Maであった。この年代は原岩の各種鉱物の年代から推定された土岐花崗岩の冷却史において、粘土鉱物が安定的に存在し脆性的な断層変形が起こりうる温度範囲とも調和的であり、本断層の活動時期として妥当だと考えられる。

口頭

Constraining timing of thrust activity within the Nobeoka Thrust, SW Japan

Zwingmann, H.*; 丹羽 正和; 山口 飛鳥*; 藤本 光一郎*; Todd, A.*

no journal, , 

イライト結晶度測定等の既往研究により、断層の破壊による力学的影響と熱水活動による熱的影響の様子がよく知られている延岡衝上断層を事例対象として、粘土鉱物のK-Ar年代の力学的及び熱的影響の検討を行った。得られたK-Ar年代は、延岡衝上断層の活動時期と、それに伴う力学的及び熱的影響に関する情報をよく保存していると考えられる。

口頭

Deformation history of the Atera fault, central Japan

Zwingmann, H.*; 丹羽 正和; Todd, A.*

no journal, , 

本研究では、内陸活断層の発達史に関する情報を得ることを目的として、中部日本の代表的な活断層である阿寺断層の断層ガウジのK-Ar年代測定を行った。年代測定に当たっては、顕微鏡観察やXRD分析による検討に加え、粒度ごとに試料を分離して分析することにより、断層運動に伴い形成された自生イライトの年代が測定できるように処理を進めた。その上で、近隣地域の既往の年代データも踏まえて、断層の発達史に関する議論を行った。

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