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三浦 均也*; 西村 右敏*
JNC TJ1400 99-027, 32 Pages, 1999/03
近年の構造物の長大化・重量化,および丘陵・山岳地帯への構造物の建設に伴って,十分な支持力を得るために,軟岩地盤を基盤として選定することが多くなってきており,これに伴い軟岩の力学的性質の研究は,十分ではないにしてもかなり蓄積されてきている。しかし,軟岩地盤の支持力を扱った研究は少なく,3次元的な地盤変形や破壊機構については未だ不明な点が多いのが現状である。また,軟岩地盤の工学的挙動はその生成過程や構成物質によって多種多様で,実際の地盤は,多層であったり層が傾斜している場合が多く,支持力の評価は更に複雑で困難である。前年度は,模型地盤を作製し載荷実験を行うことにより,地質不連続面を有する二層軟岩盤の支持機構を明らかにし,基礎データを収集した。本報告はこれらを踏まえて,軟岩地盤の三次元的破壊現象をとりまとめ,現行の支持力算定法の軟岩地盤への適用性を検討する。また,傾斜軟岩地盤に対してBishopの分割法を修正した3次元支持力算定法を提案する。
土岐 祥介*; 三浦 均也*; 西村 右敏*
PNC TJ1600 98-006, 33 Pages, 1998/02
近年の構造物の長大化・重量化、および丘陵・山岳地帯への構造物の建設に伴って、十分な支持力を得るために、軟岩地盤を基盤として選定することが多くなってきており、これに伴い軟岩の力学的性質の研究は、十分ではないにしてもかなり蓄積されてきている。しかし、軟岩地盤の支持力を扱った研究は少なく、3次元的な地盤変形や破壊機構については未だ不明な点が多いのが現状である。また、軟岩地盤の工学的挙動はその生成過程や構成物質によって多種多様で、実際の地盤は、多層であったり層が傾斜している場合が多く、支持力の評価は更に複雑で困難である。そこで本論文は基礎研究として、「地質不連続面を有する二層軟岩地盤」の支持機構を調べることを目的とし、模型地盤を作製し、載荷実験を行っている。その内容は次の二通りの載荷シリーズからなる。・二層水平地盤 二層の物性が異なる水平地盤・二層傾斜地盤 二層の物性が異なる傾斜地盤人工軟岩は、固結材として焼石膏を用い、砂と水を混合して作製した。本研究では配合および作製法の異なる2種類の地盤の組み合わせで、成層地盤を作製し、その力学的特性、変形特性を明らかにするとともに、力学試験と支持力実験との関連性を調べ、また試験終了後の地盤断面を観察することにより内部破壊メカニズムについての検討を行っている。
土岐 祥介*; 三浦 均也*; 西村 右敏*
PNC TJ1600 97-005, 37 Pages, 1997/03
近年の構造物の長大化・重量化、および丘陵・山岳地帯への構造物の建設に伴って、十分な支持力を得るために、軟岩地盤を基盤として選定することが多くなってきている。特に山岳部等で橋脚などの基礎を斜面上もしくは斜面肩近傍に設置する場合、軟岩地盤は良質な支持層として期待される。しかし、軟岩地盤の斜面上基礎の支持力に関する研究事例は少なく、3次元的な地盤内変形や破壊機構についてはまだまだ不明な点が多いのが現状である。また、軟岩といってもその成因、岩を構成する鉱物によって力学的性質および変形挙動は様々である。本研究は、室内で作成した人工軟岩地盤において、模型基礎の載荷実験を行ない、軟岩斜面地盤の支持力機構およびその破壊メカニズムを実験的に明らかにすることを目的としている。人工軟岩は、固結材として焼石膏を用い、砂と水を混合して作製した。また、混和材としてカオリンを加えて、材料の分離を防いでいる。本研究では配合の異なる4ケースの地盤において天端余裕幅をパラメータとし、その力学的特性、変形特性を明らかにするとともに、力学試験と支持力実験との関連性を調べ、また模型地盤内断面を観察することにより内部破壊メカニズムについての検討も行い、現行軟岩斜面地盤上の支持力評価法への適用性および問題点を明らかにしようとするものである。
土岐 祥介*; 三浦 均也*; 西村 右敏*
PNC TJ1600 95-005, 59 Pages, 1995/03
直接基礎の支持力についての実験的および解析的研究は、粘土地盤や砂地盤については蓄積があるが、軟岩地盤についての研究は比較的遅れていると言える。ところが、実際には、近年の構造物の長大化・重量化、および丘陵・山岳地帯への構造物の建設に伴って、十分な支持力を得るために、軟岩地盤を基盤として選定することが多くなってきている。本研究は、このように良質な支持層として期待される、軟岩地盤の支持力特性を明らかにすることを目的としている。室内において作成した人工軟岩地盤において、模型基礎の載荷実験を行ない、軟岩地盤の支持力機構およびその破壊メカニズムを実験的に明らかにしている。人工軟岩は、早期の強度発揮と安定を得るために、固結材として焼石膏を用い、砂と水を混合して作製した。また、混和材としてカオリンを加えて、材料の分離を防いでいる。支持力実験装置は、鉛直および水平載荷が可能で、偏心かつ傾斜した荷重を載荷できる構造となっている。また、アタッチメントの交換によって種々の基礎寸法および形状のフーチングによる載荷実験が可能である。
土岐 祥介*; 三浦 均也*
PNC TJ1600 93-004, 101 Pages, 1993/03
昨年度に続き、試験条件を種々に変えて、強度・変形特性を中心に褶曲作用の影響とそれにともなう力学特性の異方性を、三軸圧縮試験を中心とした室内試験によって実験的に研究した。試料は地層の堆積(褶曲)状況が比較的良く調査されているダム建設地点から採取した。このサイトでは、右岸の地層はほぼ水平であるのに対し、左岸では地層がほぼ垂直、また中央部では水平面に対しほぼ45に傾斜している。試験結果の考察より、以下のような知見を得た。1)堆積年代が最も古く、密度も最も高い左岸試料の、室内試験より求めたS波速度、一軸圧縮試験より求めた強度と剛性は最も低く、透水係数も大きかった。しかし三軸圧縮試験では、拘束圧によって試料採取地点の力学特性の相互関係が大きく異なり、大きな拘束圧の下では褶曲作用によって生じた供試体内部の微少な不連続面の影響は消失し、応力履歴の影響が再現されることが明らかにされた。2)三軸圧縮試験より求めた降伏拘束圧力、剛性および強度の異方性と、試料採取地点および採取方向の関係の考察より、過去の応力状態を説明する力学特性の異方性は上載圧の減少のような応力状態の変化が存在するにも関わらず、現在も残されていることが明かとなった。など、力学特性に及ぼす褶曲作用の影響についての知見を得た。
土岐 祥介*; 三浦 均也*
PNC TJ1600 90-007, 155 Pages, 1991/03
試験条件を種々に変えて、強度・変形特性に及ぼす褶曲作用の影響とそれにともなう力学特性の異方性を、三軸圧縮試験を中心とした室内試験によって実験的に研究した。試料は地層の堆積(褶曲)状況が比較的良く調査されているダム建設地点に於て4方向から採取した。このサイトでは、右岸の地層はほぼ水平であるのに対し、左岸では地層がほぼ垂直となっている。試験結果の考察より、以下のような知見を得た。1) 右岸試料では、降伏拘束圧の最も大きいダム軸水平方向の供試体が、一軸圧縮特性や三軸圧縮特性に於て最も大きな剛性と強度を示した。それに対し左岸試料では、水平方向よりも鉛直方向で高い降伏拘束圧と強度を示した。このような特性は、以前に受けた水平方向からの応力によるものと考えられ、その顕著な影響をある程度定量的に示した。2) 弾性波の伝播速度および透水係数の異方性と堆積条件との関係を、堆積条件および褶曲に伴って生じた微細な不連続面の影響とから説明した。
土岐 祥介*; 三浦 均也*
JNC TJ1400 2005-014, 27 Pages, 1990/03
軟岩という言葉が建設工業の分野で頻繁に使われるようになったのは比較的新しいが、近年になって、種々の構造物を建設する際、軟岩の力学的性質が問題となる場合が加速度的におおくなってきている。
井原 均; 西村 秀夫; 猪川 浩次; 三浦 信之*; 岩永 雅之*; 草野 俊胤*
JAERI-M 88-059, 105 Pages, 1988/03
再処理工場に対する改良保障措置技術として、ニア・リアル・タイム計量管理(NRTA)の開発は、NRTAの概念の構築からNRTAシステムの実証試験へと進められてきた。
井原 均; 西村 秀夫; 猪川 浩次; 三浦 信之*; 岩永 雅之*; 小森 芳昭*
Nuclear Safeguards Technology 1986,Vol.1, p.341 - 352, 1987/00
ニア・リアル・タイム計量管理(NRTA)で得られるデータをミニコンピュータを用いて貯蔵し、かつ処理する実用的なシステムを開発した。このシステムでは保障措置に関係する3機関(IAEA、科技庁、施設)が同一のコンピュータを使用し、かつ基本的な計量管理データを共通のデータベースに保存し共用している。また、データ入力は会話型であるので、システムの取扱いが簡便である。このシステムを用いて、昭和53年以来蓄積されてきたNRTAデータの統計解析を行った。入出力計量に係わるバイアスを推定、未測定在庫の評価を行ってデータを補正し、転用検値感度の解析を行って各種統計検定手法の実用性を検討評価した。また、昭和60年のNRTA実証試験データを用いて、検認活動を模擬するデータ解析を行い、各物質収支ごとに異常を示す徴候がないかどうかを判定した。これらの解析を通じ、開発したシステムの有効性が実証された。
井尻 裕二*; 進藤 彰久*; 三浦 均*; 亀村 勝美*; 巴 直人*; 永井 典久*; 安部 章正*; 藤田 朝雄; 泉 敦
no journal, ,
我が国では高レベル放射性廃棄物の地層処分場は深度300m以深の高水圧環境下に建設され、緩衝材の施工には湧水を極力低減させる必要があることから、透水性の高い領域において処分坑道周辺へのプレグラウトの施工が課題となっている。本研究は、高水圧環境下でのグラウト施工技術を開発することを目的として、高水圧下での装置の圧力・流量制御性能及び耐摩耗性、また高水圧対応装置を用いた動的注入の効果をそれぞれ確認するための性能試験を実施したので、その結果について報告する。