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論文

Radiation-induced polymerization of ethylene in a pilot plant, 3; Heavy-phase recycling process

武久 正昭; 渡辺 博正; 栗原 寛人; 山口 康市; 中島 隼人; 八木 敏明; 渡辺 光崇; 須郷 高信; 諏訪 武; 丸山 真策; et al.

J.Appl.Polym.Sci., 24(8), p.1831 - 1844, 1979/00

 被引用回数:4

圧力105~395kg/cm$$^{2}$$,温度30~80$$^{circ}$$C,線量率4.5$$times$$10$$^{4}$$~1.9$$times$$10$$^{5}$$rad/hr,エチレン送入量5.5~23.5kg/hr,媒体送入量21~102l/hrの条件下で、50lの中心線源型の反応器を有するパイロットプラントを用いて、第3ブタノール水溶液を媒体としたエチレンの放射線重合を行った。重合速度と分子量は、30$$^{circ}$$Cでは平均滞留時間とともに増大し、80$$^{circ}$$Cでは平均滞留時間に依存せずほぼ一定であった。重合速度は圧力および線量率の増加により増大するが、温度の増加により若干低下し、また、エチレンモル分率が0.5のときに最大となる傾向を示した。ポリマーの分子量は、圧力とエチレンモル分率の増加により増大し、線量率と温度の増加により低下した。反応器壁等へのポリマーの付着量は通常1kg以下で、反応解析には支障の無い程度であった。本パイロットプラントでは、ポリマーをスラリー状で連続的に取出し、微粉末状のポリマーを連続的に製造することに成功した。

報告書

開発試験装置-PICWによるエチレンの放射線重合,2; 運転結果と考察

渡辺 博正; 中島 隼人; 八木 敏明; 渡辺 光崇; 丸山 真策; 諏訪 武; 山口 康市; 須郷 高信; 栗原 寛人; 丸山 義雄*; et al.

JAERI-M 5542, 95 Pages, 1974/02

JAERI-M-5542.pdf:3.81MB

昭和44年12月から約2年間にわたり、内容積50lの中心線源型濡壁反応器を有する開発試験装置-PICWを用いて、第3ブタノール水溶液を反応媒体としたエチレンの放射線重合プロセスの開発研究を行なった。反応圧力105~400kg/cm$$^{2}$$・G、反応温度30~80$$^{circ}$$C、平均線量率4$$times$$10$$^{4}$$~1.9$$times$$10$$^{5}$$rad/hr、反応層中のエチレンモル分率0.34~0.77の条件下で44回の実験を行ない、4.7~16.8g/l・hrの重合速度で1.3~8.9$$times$$10$$^{4}$$の数平均分子量を有する微粉末状ポリエチレンを、1回の運転につき数kgから数十kgを得た。また、重液相循環方式によるポリマーの付着防止技術が確立し、装置の長時間連続運転が可能になるとともに、中心線源方式の採用による放射線利用効率の向上が達成された。この結果、ポリエチレンの融点以下の反応温度で直接微粉末状ポリエチレン(タカセン(R))を製造する新規の放射線重合プロセスが完成した。

報告書

高圧下におけるエチレン-第3ブタノール-水3成分系の気液平衡

渡辺 博正; 丸山 真策; 八木 敏明; 橋羽 秀行; 武久 正昭

JAERI-M 5538, 20 Pages, 1974/01

JAERI-M-5538.pdf:0.73MB

管型測定装置および槽型測定装置を用いて、高圧下におけるエチレン-第3ブタノール-水3成分系の気液平衡および平衡時における気相と液相の密度を測定した。その結果、圧力範囲60~400kg/cm$$^{2}$$・G、温度範囲30~75$$^{circ}$$Cの本実験条件下では、エチレン-第3ブタノール-水3成分系の気夜平衡関係はその組成により、気相と液相に分離する不均一相領域とこれ以外の均一相領域に区分されることが明らかになった。均一相と不均一相との境界を示す相互溶解度曲線は、本実験条件下では圧力によらずほぼ一定であり、また温度依存性もほとんど無かったが、タイラインは圧力、温度により多少影響を受けた。また、平衡時の気相の密度を表わす式として、次の実験式を得た。($$rho$$;密度、X;重量分率、1;エチレン、2;第3ブタノール、3;水)また、液相の組成は主として水であるため、本実験条件下では、その密度はほぼ1.0g/cm$$^{3}$$で一定であった。

報告書

エチレン放射線重合開発試験装置PICWの中心線源型濡壁反応器内における線量率分布

中島 隼人; 八木 敏明; 丸山 真策; 児玉 厚郎*; 東平 正道*; 星 龍夫; 田中 隆一; 武久 正昭; 町 末男

JAERI-M 5485, 21 Pages, 1973/12

JAERI-M-5485.pdf:0.69MB

高崎研究所のエチレン放射線重合開発試験装置PICWに用いられている内容積50lの中心線源型濡壁反応器内部の吸収線量率とその分布を水または第3ブタノール水溶液の存在下でポリメタクリル酸メチル線量計によって測定した。また、その結果(1)半径方向の線量率は指数函数的に減少し外筒側壁面での線量率は内筒側壁面での値の1/3である(2)軸方向の線量率は、中央部が最も高く両端に近ずく程低下する。また分布は内筒壁面に近いほどフラットである。(3)第3ブタノール水溶液中での反応器内の平均線量率は、11.76OCiの線源の場合、1.9$$times$$10$$^{5}$$rad/hrであった。また、掻取羽根を入れた状態では10%減少する(4)エネルギー吸収効率は約3%で、反応器の外側に板状線源を配置した場合の10倍以上である(5)理論的に計算された線量率は実測値よりも若干大きい。しかし、理論と実測との線量率分布曲線の形は、ほぼ一致していることが明らかになった。

論文

Molecular weight distribution and molecular structure of polyethylene produced by radiation induced polymerization

山口 康市; 和田 武*; 丸山 真策; 武久 正昭

J.Polym.Sci.,Polym.Phys.Ed., 11(8), p.1573 - 1584, 1973/08

第3ブタノールの存在下でエチレンの放射線重合で得られるポリエチレン(タカセン)について、その分子量分布を計算により求めその結果をGPC法で得られた結果と比較した。それによると、いずれの重合条件の場合でも実測値は、計算値よりも分布巾は広く、かつ、ピーク位置は、低重合度側にづれている。これは、重合試料の中に非定常部分のものが含まれることによるものであるが、その他にポリマーへの連鎖移動反応が起こっているためと考えられる。この連鎖移動反応により生成ポリマーには長鎖分岐が依存しているはずである。これを明らかにするために溶液物性的な検討を加えた結果、放射線重合ポリエチレン(タカセン)には数個程度の長鎖分岐が存在していることが判明した。この長鎖分岐は、先に述べたポリマーへの連鎖移動反応によるものであることが推定された。

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