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論文

Tectonic shortening and coeval volcanism during the Quaternary, northeast Japan arc

梅田 浩司; 伴 雅雄*; 林 信太郎*; 草野 友宏

Journal of Earth System Science, 122(1), p.137 - 147, 2013/02

 被引用回数:6 パーセンタイル:18.11(Geosciences, Multidisciplinary)

自然現象の将来予測(外挿予測)に伴う不確実性を検討するためには、現在の変動傾向がどの程度の過去まで遡れるかを明らかにすることが重要となる。本研究では、東北日本弧の火山活動を事例に、過去200万年間の火山の分布,マグマ噴出量,噴火様式,岩石の化学組成等の時間変化を解析した。その結果、約1Ma(現在から100万年前頃)を境に、(1)噴火様式の変化、(2)マグマ噴出量の増大、(3)マグマ化学組成の変化が認められる。これらのことから、現在の東北日本弧の火山活動のパターンは中期更新世まで遡ることができると考えられる。

論文

Quaternary volcanism along the volcanic front in Northeast Japan

梅田 浩司; 伴 雅雄*

Updates in Volcanology; A Comprehensive Approach to Volcanological Problems (Internet), p.53 - 70, 2012/01

東北日本の火山フロント付近の火山からのマグマ噴出量及び年代のコンパイルを行い、過去200万年間の島弧スケールでの火山活動の特徴を明らかにした。その結果、約1Ma(現在から100万年前頃)を境に、(1)噴火様式の変化(カルデラを伴う噴火$$rightarrow$$成層火山を伴う噴火),(2)マグマ噴出量の増大(0.19km$$^{3}$$/ky$$rightarrow$$0.64km$$^{3}$$/ky),(3)マグマ化学組成の変化(ソレアイト系列$$rightarrow$$カルクアルカリ系列)が認められる。また、火山フロント付近の断層運動の開始も約1Ma頃であり、逆断層の発達により第四紀火山の基盤となる脊梁山地も急速に隆起した。なお、今回の解析にあたっては第2次取りまとめの際に作成した第四紀火山カタログのデータを使用した。

論文

東北日本、火山フロント付近の2.0Ma以降の火山活動とテクトニクスの推移

梅田 浩司; 伴 雅雄*

火山, 44(5), p.233 - 249, 2000/00

脊梁山地の第四紀火山活動は、噴出率と活動様式から3つのStageに区分される。Stage 1($$sim$$1.0Ma)の噴出率は8.4Km3/10,000yで、大規模珪長質火砕流を伴う活動を主体とする時期である。Stage 2(1.0Ma$$sim$$0.6Ma)の噴出率は、4.3Km3/10,000yでStage1の1/2程度に減少する時期である。Stage 3($$sim$$0.6Ma)の噴出率は、11.8Km3/10,000yとStage 2に比べて増大し、活動様式も成層火山を伴う活動に変化する。これらの噴出率と活動様式の変化は、脊梁山地の広域応力場の変化を反映しており、火山活動がテクトニクスに規制されることを示唆している。尚、本研究の成果は、地質環境の長期安定性に関する研究に反映されるものである。

論文

The Kurohanayama basalt(Sendai, Japan) during the Late Miocene to Early Pliocene

伴 雅雄*; 大場 司*; 林 信太郎*; 梅田 浩司

岩鉱, 92(5), p.181 - 188, 1997/00

黒鼻山玄武岩は、東北日本第四紀火山岩の中で最も未分化なもとのして重要視されてきた。この玄武岩について、5.2$$pm$$1.2$$sim$$5.75$$pm$$0.4MaのK-Ar年代値を得た。この結果から、黒鼻山玄武岩は従来考えられていたより古く後期中新世$$sim$$前期鮮新世の噴出物と考えられる。これは、最近の層序学的データと矛盾しない。黒鼻山玄武岩は平坦な山体を構成していたと考えられまた、同様の後期中新世と考えられる平坦な山体が、黒鼻山南西方5$$sim$$15Kmに点在している。したがって、後期中新世$$sim$$前期鮮新世の黒鼻山地域の火成活動は、第四紀の円錐形の成層火山主体の活動とは異なっていた可能性がある。

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