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内山 浩志*; 古野 興平*; 静間 俊行*; 杉田 道昭; 加藤 雅規*; 鴇田 由希*; 村崎 麻美*; 橋本 奈美*; 高橋 英美*; 小松原 哲郎*; et al.
European Physical Journal A, 2(1), p.13 - 15, 1998/00
被引用回数:10 パーセンタイル:52.77(Physics, Nuclear)質量数124,陽子数56のBa核のJ=2+の準位の寿命を、コインシダンス・リコイルディスタンス・ドップラー・シフト法を用いて測定した。基底状態から2+状態へのE2遷移確率は、中性子数66から80に行くに従い単調に増加することがわかった。「シェルの中央では、パウリ効果によりE2遷移確率が30%減少する」という従来の仮説を否定する結果になった。E2遷移確率のシステマティクスは、パウリ効果を含まないで計算した相互作用するボソン膜型IIの予想と一致し、シェルの中央でE2遷移のパウリ効果は消失することを示唆する。
杉田 道昭; 内山 浩志*; 古野 興平*
Physics Letters B, 440(3-4), p.239 - 245, 1998/00
被引用回数:6 パーセンタイル:39.16(Astronomy & Astrophysics)バリウム同位体のBE2値の中性子数依存性を微視的なWOODS-SAXONハミルトニアン+BCS近似を使って調べた。バリウム同位体のBE2値は、SHELLの中央で急に増加する。この研究の目的は、この異常なBE2の振舞を微視的に解明することである。この論文では次のことを示した。(1)陽子のINTRUDER軌道とSHELL内の軌道のレベル交叉がこの現象の原因である。(2)質量数122のバリウムでは、BE2値の約15%~20%が、(1)による陽子数50の閉殻の壊れに起因する。