Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
西内 満美子; 榊 泰直; 堀 利彦; Bolton, P.; 小倉 浩一; 匂坂 明人; 余語 覚文; 森 道昭; 織茂 聡; Pirozhkov, A. S.; et al.
Physical Review Special Topics; Accelerators and Beams, 13(7), p.071304_1 - 071304_7, 2010/07
被引用回数:25 パーセンタイル:79.43(Physics, Nuclear)1.9MeVレーザー駆動陽子線のビームライン中に伝送した。ビームラインは、PMQ, RF cavity,monochrometerからなり、伝送の様子をPARMILAのシミュレーションによって再現した。このような試みは世界初のことである。ビームラインの最終端において、6nsのバンチ幅を道、5%のエネルギースプレッドを持つビームが10%の効率で検出された。この様子はPARMILAにより再現でき、PARMILAコードがレーザー駆動陽子線のビームラインの構築に使用できることを証明した。
吉川 和夫*; 松井 裕哉; 前田 信行*
JNC TN7400 2001-012, 209 Pages, 2001/03
核燃料サイクル開発機構は、岐阜県瑞浪市正馬様用地内において地下研究施設の建設に伴う調査試験研究(以下、超深地層研究所計画と呼ぶ)を遂行している。超深地層研究所計画は、地表からの調査予測段階(第1段階)、坑道の掘削を伴う研究段階(第2段階)、坑道を利用した研究段階(第3段階)の3つの段階に分けて進められる計画である。現在、地表からの調査予測段階の調査試験研究を実施している。第1段階において、これまで岩盤力学的調査・試験として、3つのボーリング孔(AN-1号孔、MIU-1、MIU-2号孔)を利用した室内での物理・力学試験、原位置での初期応力測定(AE/DRA法、水圧破砕法)を実施した。本報告は、これまでの岩盤力学的調査・試験結果を踏まえ、超深地層研究所建設に伴う岩盤の力学的挙動を概略的に評価し、第2、3段階の坑道を利用した研究計画詳細化の一助となる基礎的情報の取得を目的として、境界要素法による三次元弾性解析を予察的に実施したものである。解析に当たっては、超深地層研究所レイアウト(案)に基づき、立坑、坑道の幾何学的レイアウトを忠実に再現するとともに、これまでの力学特性調査結果に基づき、対象岩盤を 1)岩盤全体を等方・均質な岩体とした場合、2)岩盤全体を岩石の力学特性および応力状態により三層に分けた場合の2種類のモデルを作成した。解析に必要な物性値である弾性係数・ポアソン比・初期応力は、3つのボーリング孔のうち、月吉断層の影響が少なく、対象領域の南端に位置するAN-1号孔の物性値を用いた。なお、本解析では、坑道掘削時の力学的影響範囲を概略的に把握することを目的にしているために、月吉断層は解析モデルの中には取り込んでいない。現段階では、坑道レイアウトおよびその展開方向が変更される可能性もあることから、現主応力方向に対して立坑を中心に反時計回りに45、90、135回転させた坑道レイアウトについても解析を行った。最後に、これらの解析結果より推測される超深地層研究所建設に伴う掘削影響について総合的に評価を行った。その結果を以下に述べる。1)坑道の展開方向や現在想定されている岩盤の力学特性の深度変化によらずGL-700m以深で応力集中や変形に起因する岩盤の損傷が生じる可能性がある。損傷が生じる可能性
松井 裕哉; 前田 信行; 吉川 和夫*
JNC TN7420 2001-001, 55 Pages, 2000/10
本調査は、岐阜県瑞浪市月吉地区に分布する土岐花崗岩を対象とした超深地層研究所計画の地表からの調査の一部として平成11年度に実施したものである。その目的は、1)地表からの調査段階における初期的な岩盤力学的概念モデルを構築すること、2)超深地層研究所の設計に必要な力学的特性を把握すること、の2点である。MIU-3号孔における調査は、大きく室内試験と原位置試験に分かれる。室内試験としては、コアを用いた物理試験と力学試験ならびにAE法による応力測定を地表深度1000mの範囲で実施した。原位置試験としては、水圧破砕法による初期応力測定を実施した。また、同孔で得られた調査結果と既存の調査結果を比較・検討し、正馬様用地における土岐花崗岩体の岩盤力学的特性の総合的評価を試みた。結果の概要は以下の通りである。・MIU-3号孔のコアを用いた室内試験等の結果から、鉛直方向に3つの異なる物性を有するゾーンが存在することが推定された。すなわち、地表深度300m程度、300600m程度、800m以深であり、月吉断層に付随する割れ目帯を除く上盤側の岩体(深度600m以浅)では、2つの物性ゾーンに分けられる。月吉断層下盤側の岩体であるが、岩石マトリックス部の物理・力学物性は上盤岩体のそれとほぼ同等と考えられる。・MIU-3号孔における初期応力測定の結果では、水平面内の主応力値は、深度500mまでは、深度増加とともにほぼ線形的に増加するが、深度500m断層までの区間では減少する傾向を示す。さらに断層下盤側の岩体で測定された主応力値は上盤側に比べて小さい。水平面内の最大主応力方向については、深度136.5m地点で東西方向になっているが、それ以深ではNNW-SSENW-SE方向となっており極端な変化は見られない。鉛直応力については、断層下盤側の岩体では土被り圧よりも小さい可能性がある。
松井 裕哉; 前田 信行*; 吉川 和夫*
JNC TN7420 2000-001, 51 Pages, 2000/03
本調査は、岐阜県瑞浪市月吉地区に分布する土岐花崗閃緑岩を対象とした超深地層研究所計画の地表からの調査の一部として平成10年度に実施したものである。地表からの調査段階における岩盤力学的調査の最終目的は、1)地表からの調査段階における初期的な岩盤力学的概念モデルを構築する、2)超深地層研究所の設計に必要な力学的特性を把握する、の2点である。MIU-2号孔における調査は、大きく室内試験と原位置試験に分かれている。室内試験としては、コアを用いた物理試験と力学試験ならびにAE法による応力測定を地表深度1000mの範囲で実施した。原位置試験としては、水圧破砕法による初期応力測定を実施した。本報告では、同孔で得られた調査結果と既存の調査結果を比較・検討し、土岐花崗岩体の岩盤力学的特性の総合的評価を試みた。結果の概要は、以下の通りである。・MIU-2号孔における室内物理・力学試験の結果から、鉛直方向に4つの異なる物性(空隙率、弾性係数等)を有するゾーンが存在することが推定された。すなわち、地表深度400m程度、400600m程度、600900m以深である。深度900m以深は、月吉断層形成時の力学的ダメージにより物性値の変化が生じた可能性が高いと推定される。岩石コアの2次元的・3次元的な弾性波速度測定結果から、岩石マトリックス部に若干の力学的異方性(P波速度の最大値と最小値で510%程度の違い)が認められ、その変化傾向は深度600m地点で異なることがわかった。・MIU-2号孔における初期応力測定の結果から、鉛直応力分布は月吉断層上盤側ではほぼ土被り圧に等しいと考えられる。しかし、水平面内の主応力値は、一般的な知見と異なり、深度に伴い線形的に増加するような傾向は示さず、深度300m及び600m地点で極小値を取るような複雑な分布を示す。また、主応力方向についても、地表深度400m、深度400700mの間で、NSNWW-SEE方向に回転するような特異な変化を示す。このような複雑な応力場の変化は、断層による影響と考えられる。・同用地内で実施した既存の調査結果の
竹内 浩; 松田 俊明; 三浦 幸俊; 志甫 諒; 前田 彦祐; 橋本 清*; 林 和夫*
JAERI-M 83-146, 29 Pages, 1983/09
トカマクプラズマから放出される水素と重水素原子を同時に測定可能なエネルギー分析器が製作され、0.4KeV~9KeVのエネルギー範囲で質量とエネルギーに関して較正された。そしてイオンサイクロトロン波及び中性粒子ビームの入射によって加熱されたJFT-2トカマクプラズマにおける重陽子及び陽子の振舞いを調べるために、本分析器はJFT-2トカマクに装着され、十分な精度をもって各エネルギースペクトルは決定された。またエネルギースペクトルから定められたターゲットプラズマのイオン温度及び重陽子と陽子との密度比はそれぞれ不純物イオンラインのドップラー幅からのイオン温度及びHとDの強度比からの値とそれぞれ一致した。
竹内 浩; 松田 俊明; 三浦 幸俊; 志甫 諒; 前田 彦祐; 橋本 清*; 林 和夫*
Japanese Journal of Applied Physics, 22(11), p.1709 - 1716, 1983/00
被引用回数:7 パーセンタイル:42.53(Physics, Applied)トカマクプラズマから放出される水素及び重水素原子を同時に測定できる質量分離型の中性粒子エネルギー分析器を製作し、0.4~9KeVの範囲で較正を行なった。そしてJFT-2トカマクにおけるイオンサイクロトロン及び中性粒子入射加熱時の重水素と水素の振舞いを調べるために、本分析器をJFT-2トカマクに装着した。その結果本分析器により各加熱のエネルギースペクトルは十分な正確さを持って決定されることがわかった。又そのエネルギースペクトルから得られるイオン温度は不純物イオン線のドップラー巾から得られる値と一致した。