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中西 繁之*; 細谷 拓三郎; 久保 重信*; 小竹 庄司; 高松 操; 青山 卓史; 碇本 岩男*; 加藤 潤悟*; 島川 佳郎*; 原田 清*
Nuclear Technology, 170(1), p.181 - 188, 2010/04
被引用回数:14 パーセンタイル:67.77(Nuclear Science & Technology)ナトリウム冷却高速増殖炉のための自己作動型炉停止系(SASS)は、異常な過渡変化時のスクラム失敗事象(ATWS)時に冷却材温度の上昇を感知して制御棒を切り離し、重力落下により炉内に挿入する受動的安全機能である。SASSの基本特性を調査するため、既にさまざまな炉外試験を実施し、「常陽」を用いた炉内雰囲気での制御棒の切離し・再結合動作を行う保持安定性実証試験を実施した。また、SASS構成材料への照射影響を確認するため、要素照射試験を実施中である。さらに、JSFRのリファレンス炉心に対するSASSの有効性を確認するため、ATWS事象の安全解析を実施した。その結果、JSFRに信頼性のある受動的炉停止機構を採用できることを確認した。
中西 繁之; 久保 重信*; 高松 操; 碇本 岩男*; 加藤 潤悟*; 島川 佳郎*; 原田 清*
Proceedings of 2008 International Congress on Advances in Nuclear Power Plants (ICAPP '08) (CD-ROM), p.519 - 525, 2008/06
自己作動型炉停止機構(SASS)は、異常な過渡変化時のスクラム失敗事象(ATWS)時に冷却材温度の温度上昇により制御棒を切離し、重力により炉内に挿入する受動的安全機能である。SASSの基本特性を調査するため、既にさまざまな炉外試験を実施し、そして「常陽」での制御棒の切離し・再結合動作を実施する実炉環境下での保持安定性実証試験を実施した。また、SASSに用いる材料の照射による影響がないことを確認するため、要素照射試験を実施中である。さらには、JSFRのリファレンス炉心に対するSASSの有効性を確認するため、ATWS事象の安全解析を実施した。結果として、JSFRに信頼性のある受動的炉停止機構を採用できることを確認した。
加藤 潤悟*; 田中 昌子*; 碇本 岩男*; 玉木 光男*; 小川 伸太*
JNC TJ4440 2003-005, 88 Pages, 2004/03
模擬制御要素試験体Bのナトリウム洗浄後の長期水中保管試験について、試験開始後2ヶ月半を経過した現時点の状況をまとめた。
芦田 貴志; 高松 操; 川原 啓孝; 前田 茂貴; 前田 幸基; 原 正秀*; 加藤 潤悟*
no journal, ,
高速実験炉「常陽」では、計測線付実験装置の試料部が炉内燃料貯蔵ラック上で変形していること、及び試料部と回転プラグの接触による炉心上部機構の下部の一部損傷を確認しており、「常陽」を再起動するためには、炉心上部機構の交換及び試料部の回収が必要である。本報告では、炉心上部機構の交換作業の概要及び交換作業に使用する機器及び工法等について述べる。
近澤 佳隆; 荒 邦章; 相澤 康介
由井 正弘*; 谷口 善洋*; 加藤 潤悟*; 植本 洋平*
【課題】受信信号に重畳されるノイズを低減し、画像化における視認性を向上させることを可能とした超音波検査装置を提供する。 【解決手段】媒質40中に存在する被測定対象物50に対して超音波61を送信する送信センサ11と、受信センサ用貫通孔14Cを有するバックアッププレート14並びに受信センサ用貫通孔14Cを覆うダイヤフラム16を有する受信センサ12とを備え、被測定対象物50によって反射された超音波61の反射波62によるダイヤフラム16の振動を解析して被測定対象物50までの距離の測定または被測定対象物50の可視化を行う超音波検査装置において、バックアッププレート14とダイヤフラム16との間に、耐熱性を有し超音波を反射する伝搬防止板18を設けた。