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論文

Benchmark test of JENDL-4.0 with TOF experiments at Osaka Univ./OKTAVIAN

加藤 祥成*; 高倉 耕祐; 太田 雅之; 落合 謙太郎; 佐藤 聡; 今野 力

Progress in Nuclear Science and Technology (Internet), 4, p.596 - 600, 2014/04

2010年に公開された核データライブラリJENDL-4.0の遮蔽、核融合分野でのベンチマークテストを進めている。今回、20年以上前に大阪大学強力14MeV中性子工学実験装置OKTAVIANで行われた種々の球体系からの漏洩中性子スペクトル測定実験の解析をJENDL-4.0を用いて行った。今回、JENDL-4.0で改定された核種を含むCF$$_{2}$$, Si, Ti, Cr, Mn, Co, Cu, As, Se, Zr, Nb, Mo, W実験の解析を、モンテカルロ中性子・光子輸送計算コードMCNP5及びJENDL-4.0を用いて行った。また、比較のために、JENDL-3.3, JEFF-3.1, ENDF/B-VII.0を用いた解析も実施した。その結果以下のことがわかった。(1)Si, As, Se, Mo, W実験:JENDL-3.3を用いた解析結果と比較し、全体的に実験との一致が良くなった。(2)CF$$_{2}$$, Ti, Co, Cu, Zr実験:JENDL-3.3を用いた解析結果とほぼ同じ。(3)Cr, Mn, Nb実験:JENDL3.3を用いた解析結果とほぼ同じであるが、一部、実験との一致は悪くなった。

論文

Self-shielding effect of unresolved resonance data in JENDL-4.0

今野 力; 加藤 祥成*; 高倉 耕祐; 太田 雅之; 落合 謙太郎; 佐藤 聡

Progress in Nuclear Science and Technology (Internet), 4, p.606 - 609, 2014/04

2007年の核データ国際会議で、自己遮蔽にかかわるJENDL-3.3の非分離共鳴データの問題を指摘した。今回、この非分離共鳴データの問題がJENDL-4.0でどのように変わったかを簡単なテスト計算で調べた。その結果、JENDL-3.3で見られた非分離共鳴データの上限エネルギー付近での中性子スペクトルの段差は解消されていることがわかった。一方、上限エネルギー付近の中性子束は、非分離共鳴による自己遮蔽効果で、JENDL-3.3を用いた場合よりも大きくなり、これほどの自己遮蔽効果には疑問が残る。非分離共鳴による自己遮蔽効果の妥当性を検証するベンチマーク実験はこれまでほとんど行われておらず、今後、このような実験を行う必要がある。

口頭

JENDL-4.0から作られたMATXSLIB-J40のベンチマークテスト

今野 力; 加藤 祥成; 高倉 耕祐; 落合 謙太郎; 佐藤 聡

no journal, , 

2010年5月に日本の核データライブラリJENDLは大改訂が行われ、JENDL-4.0として公開された。また、2010年9月にJENDL-4.0の多群ライブラリMATXSLIB-J40(中性子199群,$$gamma$$線42群,上方散乱データ,熱中性子散乱則データあり)も公開された。今回、Snコードを用いて原子力機構FNSのベンチマーク実験の解析を行うことにより、MATXSLIB-J40の妥当性検証を行った。比較のためにモンテカルロコードMCNPを用いた解析も実施した。その結果、以下のことがわかった。(1)Snコードによる計算結果は実験値,MCNP計算結果とよく一致した。MATXSLB-J40の自己遮蔽補正に問題はない。(2)これまでうまく再現できていなかった熱中性子ピークも適切に計算できたのは特筆される。これは、熱群の群数を増やし、上方散乱データ,熱中性子散乱則データを追加した効果である。核融合炉核データFENDLの時期バージョンFENDL-3の多群ライブラリでも、熱群の群数を増やし、上方散乱データ,熱中性子散乱則データを追加することを提案する。

口頭

大阪大学OKTAVIAN TOF実験によるJENDL-4.0ベンチマークテスト

加藤 祥成; 落合 謙太郎; 高倉 耕祐; 佐藤 聡; 今野 力

no journal, , 

2010年、公開された核データライブラリJENDL-4.0の遮蔽,核融合分野でのベンチマークテストを進めている。今回、20年以上前に大阪大学強力14MeV中性子工学実験装置OKTAVIANで行われた種々の球体系からの漏洩中性子スペクトル測定実験のうちJENDL-4.0で改定された核種を含むCF$$_{2}$$, Si, Ti, Cr, Mn, Co, Cu, As, Se, Zr, Nb, Mo, W実験の解析を、モンテカルロ中性子・光子輸送計算コードMCNP5及びJENDL-4.0を用いて行った。また、比較のために、JENDL-3.3, JEFF-3.1, ENDF/B-VII.0を用いた解析も実施した。その結果、以下のことがわかった。(1)As, Se, W実験:JENDL-3.3を用いた解析結果と比較し、全体的に実験との一致がよくなった。(2)CF$$_{2}$$, Si, Ti, Mn, Co, Cu, Mo, Zr実験:JENDL-3.3を用いた解析結果とほぼ同じ。(3)Cr, Nb実験:JENDL3.3を用いた解析結果とほぼ同じであるが、一部、実験との一致が悪くなった。

口頭

JENDL-4.0の非分離共鳴データの自己遮蔽効果

今野 力; 加藤 祥成; 高倉 耕祐; 太田 雅之; 落合 謙太郎; 佐藤 聡

no journal, , 

2007年の核データ国際会議で、自己遮蔽にかかわるJENDL-3.3の非分離共鳴データの問題を指摘した。今回、この非分離共鳴データの問題がJENDL-4.0でどのように変わったかを簡単なテスト計算で調べた。その結果、JENDL-3.3で見られた非分離共鳴データの上限エネルギー付近で中性子スペクトルに奇妙な段差が生じる問題はなくなっていることがわかった。一方、上限エネルギー付近の中性子束は、非分離共鳴による自己遮蔽効果で、JENDL-3.3を用いた場合よりも大きくなり、これほどの自己遮蔽効果には疑問が残る。非分離共鳴による自己遮蔽効果の妥当性を検証するベンチマーク実験はこれまでほとんど行われておらず、今後、このような実験を行う必要がある。

口頭

大洗研究開発センター燃料研究棟汚染・内部被ばく事故における作業者の半面マスク汚染状況調査

加藤 祥成; 橋本 周; 宮内 英明; 安宗 貴志; 小川 竜一郎; 後藤 真悟; 落合 行弘*; 松井 淳季

no journal, , 

平成29年6月6日、大洗研究開発センター燃料研究棟108号室にて発生した汚染・内部被ばく事故について、作業員5名(それぞれ、作業員A$$sim$$Eとする。)の内部被ばく経路を推定するため、作業員が着用していた半面マスクに着目し、以下の項目について測定及び調査を実施した。(1)ペンシル型測定器を用いた半面マスク面体接顔部の汚染の相対強度分布の測定、(2)イメージングプレートを用いた半面マスク面体接顔部の汚染分布の測定、(3)フィルタカートリッジホルダー(内部)から採取したスミヤの$$alpha$$線測定、(4)面体(顔側)から採取したスミヤと給排気弁の$$alpha$$線測定。調査の結果、作業中に着用していたマスクについて、作業員B, C, D, Eの半面マスク接顔部の広い範囲で汚染が確認された。また、交換後の半面マスクについては、作業員Eが着用していたものと考えられるマスクから高い汚染が確認された。フィルタカートリッジ内側に汚染は認められないことから、フィルタの健全性が確認された。

口頭

放射線管理の現場における適切なサーベイ速度の調査

加藤 祥成; 薄井 利英; 五味渕 優

no journal, , 

表面密度について、$$alpha$$汚染に対し0.04[Bq/cm$$^{2}$$]、$$beta$$汚染に対して0.4[Bq/cm$$^{2}$$]を管理基準値とする現場において、管理基準基準値近くの広範囲な面状の汚染を特定することは比較的容易であるが、スポット汚染の検出は非常に困難である。表面密度管理において、市販のサーベイメータを用いた直接測定法による管理方法では、測定時におけるサーベイメータの移動速度がスポット汚染の検出に大きく影響するため、実際にスポット状の汚染試料と汚染試料を等速で移動させる装置を用い、$$alpha$$汚染および$$beta$$汚染に対するサーベイメータによる適切なサーベイ速度を実験的に調査した。調査の結果、管理基準値をわずかに超えるレベルのスポット状汚染のサーベイ時において、汚染を見逃すことなく検出限界値以上の計数率を得るためには、$$alpha$$汚染について0.4[cm/sec]以下、$$beta$$汚染について0.8[cm/sec]以下でのサーベイ速度が望ましいことが確認できた。また、汚染を見逃す確率とサーベイ速度との相関を調査した結果、実際の現場においては、ビープ音の間隔から表面汚染を判断することで、より短時間で効率的なサーベイが行えることを確認した。

口頭

大洗研究開発センター燃料研究棟における汚染; イメージングプレートを用いた飛散粒子の空気力学的放射能中央径の調査

安宗 貴志; 加藤 祥成; 前田 英太; 宮内 英明; 橋本 周; 高崎 浩司

no journal, , 

日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターの燃料研究棟における事故の状況調査のため、事故現場である燃料研究棟108号室から取得したスミヤ試料及びダストフィルタをイメージングプレートにより測定し、貯蔵容器から飛散した放射性物質の空気力学的放射能中央径が5$$mu$$m以上と評価された。

口頭

大阪大学OKTAVIAN TOF実験によるJENDL-4.0ベンチマークテスト,2

加藤 祥成; 落合 謙太郎; 高倉 耕祐; 佐藤 聡; 今野 力

no journal, , 

2010年5月に公開された核データライブラリーJENDL-4.0の妥当性を、大阪大学14MeV中性子工学実験装置OKTAVIANで以前行われたTOF実験を、モンテカルロ中性子・光子輸送計算コードMCNP5で解析することにより調べている。今回、Si, As, Se, Cr, Nbの5核種について、JENDL-3.3からJENDL-4.0への改訂において変更がなされた箇所のうち、どの箇所が実験との一致に影響を与えたのかを詳細に調べた。その結果、以下のことがわかった。(1)$$^{28}$$Seの(n,n')反応の二重微分断面積の改訂により、JENDL-3.3で見られた3MeVから6MeVにかけての過大評価が改善された。(2)$$^{75}$$Asの(n,2n)反応の二重微分断面積の改訂により、JENDL-3.3で見られた0.1MeVから0.7MeVにかけての過大評価、及び$$^{75}$$Asの(n,n$$_{c}$$)反応の二重微分断面積の改訂により、8MeV近傍で見られた過小評価が改善され、全体的に実験値との一致が良くなった。(3)$$^{78}$$Se, $$^{80}$$Seの(n,n$$_{c}$$)反応の断面積、及び二重微分断面積の改訂により、8MeV近傍で見られた過小評価が改善され、全体的にJENDL-3.3よりも実験値との一致が良くなった。(4)Cr:$$^{52}$$Crの(n,2n)反応、及び(n,n$$_{c}$$)反応の二重微分断面積の改訂により、全体的にJENDL-3.3よりも実験値を過大に評価した。(5)$$^{93}$$Nbの(n,2n)反応、及び(n,n$$_{c}$$)反応の二重微分断面積の改訂により、全体的にJENDL-3.3よりも実験値を過大に評価した。

口頭

大洗研究開発センター燃料研究棟汚染・内部被ばく事故,3; 作業員の被ばく評価にかかる放射線管理情報等の測定及び調査

加藤 祥成; 橋本 周; 宮内 英明; 安宗 貴志; 前田 英太; 高崎 浩司; 吉澤 道夫; 百瀬 琢麿

no journal, , 

本発表では、主として作業員の内部被ばく線量評価及び内部被ばく経路の推定に資するために実施した種々の測定手法及び結果について報告する。作業員が着用していた半面マスクについて調査した結果、半面マスク接顔部の広い範囲で汚染が確認された。このことから、樹脂製の袋が破裂した際に直接浴びたPu等の粒子及び顔面に付着した汚染が、半面マスクと顔面の間に入り込み、内部被ばくを引き起こした可能性が高いと推定した。

口頭

Validation of multigroup library MATXSLIB-J40 based on JENDL-4.0

今野 力; 加藤 祥成; 高倉 耕祐; 落合 謙太郎; 佐藤 聡

no journal, , 

2011年5月に日本の核データライブラリJENDLは大改訂が行われ、JENDL-4.0として公開された。また、2011年9月にJENDL-4.0の多群ライブラリMATXSLIB-J40(中性子199群,$$gamma$$線42群,上方散乱データ,熱中性子散乱則データあり)も公開された。今回、Snコードを用いて原子力機構FNSのベンチマーク実験の解析を行うことにより、MATXSLIB-J40の妥当性検証を行った。比較のためにモンテカルロコードMCNPを用いた解析も実施した。その結果、以下のことがわかった。(1)Snコードによる計算結果は実験値,MCNP計算結果とよく一致した。MATXSLB-J40の自己遮蔽補正に問題はない。(2)これまでうまく再現できていなかった熱中性子ピークも適切に計算できたのは特筆される。これは、熱群の群数を増やし、上方散乱データ,熱中性子散乱則データを追加した効果である。核融合炉核データFENDLの時期バージョンFENDL-3の多群ライブラリでも、熱群の群数を増やし、上方散乱データ,熱中性子散乱則データを追加することを提案する。

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