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報告書

永久磁石式小型ナトリウム電磁流量計の出力特性

伊藤 和元*; 和田 寿一*; 武田 邦雄; 高荷 智*; 厚母 栄夫

PNC TN941 76-59, 24 Pages, 1976/06

PNC-TN941-76-59.pdf:0.94MB

期間:1971年6月4日$$sim$$1974年8月26日 目的:永久磁石式小型ナトリウム電磁流量計の出力特性を測定し設定値との比較および出力の経時変化を調べる。要旨:ナトリウム技術開発ループに設置されている永久磁石式小型電磁流量計3式は,既にナトリウム接液時間10,000時間を経過している。この期間中に得られたデータを整理し,流量計出力に対するナトリウム温度の影響,熱起電力による影響および出力の経時変化等を調べ下記結果がえられた。(1)流量と出力電圧は直線関係にある。(2)3式の流量計の単位流量当りの出力電圧は設計値の77$$sim$$92%であった。(3)単位流量当りの出力電圧はナトリウム温度上昇とともに小さくなる傾向があり,その変化は計算値(-0.009%/$$^{circ}C$$)と同程度であった。(4)使用期間中で出力の有意的な経時変化は最大8,2000時間では,認められなかった。

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