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住吉 光介*; 山田 章一*; 鈴木 英之*; Shen, H.*; 千葉 敏; 土岐 博*
Astrophysical Journal, 629(2, Part1), p.922 - 932, 2005/08
被引用回数:228 パーセンタイル:97.41(Astronomy & Astrophysics)ニュートリノ輸送を考慮した球対称の一般相対論流体力学手法により、太陽質量の15倍の星が起こす超新星爆発における、重力崩壊からコアバウンスの1秒後までの長時間の時間発展を計算した。特に核・ハドロン物質の状態方程式(EOS)の効果を見るために2種類のEOSを用いた。ここで用いたどちらのEOSでも、ショック波は約100ミリ秒後に外向き伝搬をやめ、爆発に至らないことがわかった。しかし状態方程式の違いは、生成される原始中性子星の中心密度に2倍程度、ピーク温度で10MeV程度の差異を与えることがわかった。また、放出されるニュートリノのスペクトルにも有意な差があり、地上での実験でそれを検地できる可能性があることもわかった。
福島 昌宏; Ilgenfriz, E. -M.*; 土岐 博*
Physical Review D, 64(3), p.034503_1 - 034503_9, 2001/08
被引用回数:7 パーセンタイル:39.32(Astronomy & Astrophysics)ハドロンの諸性質理解するうえで、それらを特徴付けているクォーク閉じ込めやクォーク質量生成機構の解明は必要不可欠であり、特に強い相互作用の標準理論である量子色力学の立場から、これらを理解することは最も重要な研究対象となっている。発表者は、クォーク間に媒介して強い相互作用の担い手であるグルーオンの性質を、量子色力学の位相幾何学的観点から明らかにした。この研究の背景として、南部陽一郎や't Hooft等による、超電導体とのアナロジーに着目した閉じ込め問題の解明が挙げられる。量子色力学における非摂動論的真空では、グルーオンの色磁気的成分が不安定になり、その凝縮によるマイスナー効果が、上の問題を解く鍵になっている。そこで、本論文では、この磁気的成分の凝縮がグルーオンのソリトン解に起因していることを示した。