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今泉 俊文*; 楮原 京子*; 大槻 憲四郎*; 三輪 敦志*; 小坂 英輝*; 野原 壯
活断層研究, (26), p.71 - 77, 2006/06
2005年夏に千屋丘陵の西麓(花岡地区)・大道川の河岸で、陸羽地震時に形成されたと考えられる断層露頭を発見した。この露頭によって、千屋断層の(陸羽地震時)地表トレースが地形境界に沿って大きく湾曲することが明確になった。このような逆断層のトレースの湾曲がどのように形成されたのか、逆断層の先端(地表)から地下の断層形状・構造を解明するうえでも重要な露頭と考えられる。
木下 博久; 野原 壯; 中田 高*; 池田 安隆*; 伊藤 潔*; 大槻 憲四郎*; 鷺谷 威*; 高田 圭太*; 遠田 晋次*
活断層研究, (25), p.27 - 37, 2005/06
活断層のうち比較的規模の大きい地震を発生させるが顕著な地表地震断層を伴わないものを新たに「地下活断層」と呼び、2000年鳥取県西部地震を事例にそれらの分布の特徴と調査手法を検討した。数値解析に基づく地形地質調査の結果、地下活断層の存在の可能性やその方向,活動履歴などの推定根拠となりうると考えられる地形地質学的特徴が抽出された。
藤原 治; 大槻 憲四郎*; 布施 圭介*
月刊地球, (27), p.130 - 134, 1999/00
東北日本弧中部を横切る東西断面(約180km)について、既存のデータを総合して逆解析的に、地殻応力の分布図(深度約40kmまで)を作成した。その結果、塑性/脆性境界はほぼ400C等温線に一致し、その深度は脊梁山地下で浅く(12-13km)、東西両側に深くなること、歪み速度は脊梁付近で最大となることなどが分かった。一方、問題点として、島弧の東西両端部で地殻応力が常識よりかなり高く求まった(数百Mpa以上)ことなどが上げられる。これは主に、断層の物理過程や地下深部での水の存在状態を解析に組み入れていない(その様なデータが得られていない)ことによると考えられる。なお、本件は月刊地球編集部からの依頼で寄稿するものである。