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奥澤 和宏
no journal, ,
敦賀事業本部産学連携推進室が主催する第41回オープンセミナーにおいて、全面マスク用追加遮光パーツの試作について説明(提案)する。本説明は、管理区域内における、全面マスク着用作業時に熱的切断を行う場合、切断トーチ及び遮光面を持つため両手が塞がる。そのため、全面マスク自体には加工せず、直接追加できる遮光パーツを試作し、安全に全面マスクを着用した熱的切断作業を行えることを説明する。
瀧谷 啓晃; 松嶌 聡; 石山 正弘; 奥澤 和宏
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原子炉廃止措置研究開発センター「ふげん」では、炉心解体に向けた他系統からの炉心の隔離及び原子炉構造材からの試料採取のための環境整備を目的として、平成27年度からカランドリアタンクに接続する配管を切断・閉止してきた。本作業における対象配管の一部は、系内に水蒸気状のトリチウムを内包し、かつ、高線量率エリア(数mSv/h)に設置されている。そのため、作業員の被ばくを最小限に抑えつつ、作業性を確保した切断方法について検討し、本作業に適用可能な切断方法の中でポータブルパイプ開先加工機を用いた切断方法が最適であると考え、当装置を用いた当該配管の切断を実施した。この結果、本作業に適用可能なその他切断方法と比較して、被ばくのリスク低減等の観点から、有効な切断方法であることが確認された。
奥澤 和宏
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ふげんでは、設備, 建屋の解体撤去作業には、空気汚染濃度に応じ全面保護具を着用して作業を行っている。機器等の切断には熱的切断を用いて作業を行う場合が多いが、全面保護具の専用オプションとしての溶接用面体はなく、メーカーからの発売もない。そのため、全面保護具着用時における熱的切断は、切断用トーチ及び手持ちの遮光面体を持ちながら作業を行うため、作業員への負担が大きい。解決策として、全面保護具に着用できる専用のオプション用面体を検討する。まず、放射線管理区域での使用を想定しているため、焼却が可能な材料を用いて作成を検討する。併せて、全面保護具の湾曲に沿いつつ、最大限の可視範囲があるものとする。また、溶接用面体は日本工業規格(JIS)を参考にし、溶接作業で痛んだ場合に取り換えが可能な機構にする。今後の量産化のための市場調査も併せて行えることが望ましい。
打它 正人; 山本 耕輔; 中村 保之; 中山 保; 奥澤 和宏; 門脇 春彦
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原子力施設等の廃止措置や保守点検工事等への参入及び技術力向上を希望する県内企業を対象に、廃止措置業務に係る実践的な知識や技能を習得することを目的に、若狭湾エネルギー研究センターが主催する原子力関連業務従事者研修「廃止措置専門講座」において、「ふげん」の廃止措置概要、解体工事概要、技術開発状況等に関する講義を行う。
奥澤 和宏; 中島 準作
長谷 仁*; 来田 文夫*
【課題】環境に優しい材料を用いて所定の遮光性能を満たすとともに、製造工程の簡素化を可能とする樹脂組成物及び遮光レンズ並びに樹脂組成物及び遮光レンズの製造方法を提供する。 【解決手段】遮光レンズは、透光性の熱硬化性樹脂に対して、分散剤を用いてイカ墨、赤外線カット剤及び紫外線カット剤が分散された樹脂組成物からなる。樹脂組成物は、熱硬化性樹脂のモノマー100質量部に対して、イカ墨の含有量は、1.34質量部以上であり、赤外線カット剤の含有量は、1.12~3.36質量部の範囲内であり、紫外線カット剤の含有量は、0.28~3.36質量部の範囲内であり、分散剤の含有量は、5.6~11.2質量部の範囲内である。
奥澤 和宏; 中島 準作
長谷 仁*; 来田 文夫*
【課題】全面マスクを着用した着用者の作業性を低下させることなく、着用者の眼を適切に保護することができる遮光具を提供する。 【解決手段】遮光具1は、着用者の両眼を覆うアイピース21を有する全面マスク2に対して着脱自在に取り付けられる。遮光具1は、所定の波長の光を遮光する遮光レンズ11と、遮光レンズ11の周縁110を保持するフレーム部12と、アイピース21の周縁211に対して着脱自在に取り付けられるとともに、遮光レンズ11がアイピース21の前面211を覆うように配置される遮光位置P1と、遮光レンズ11がアイピース21の前面211を覆わないように配置される非遮光位置P2との間で移動可能にフレーム部12を支持する支持部13と、を備える。