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論文

Direct observation of non-strain-free style domain in BaTiO$$_3$$ crystal by synchrotron X-ray topography

米田 安宏; 香村 芳樹*; 鈴木 芳生*; 森村 亮太*; 小島 彬*; 水木 純一郎

Transactions of the Materials Research Society of Japan, 32(1), p.31 - 34, 2007/03

放射光の持つ高いコヒーレント特性を生かしてチタン酸バリウムにおけるドメイン観察を行った。われわれは既に強誘電体のドメイン境界には格子歪みが存在することを証明していたが、さらに高い分解能のX線を用いてドメイン境界に存在する格子歪みを詳細に調べた。その結果、ドメインの格子歪みは相転移温度よりもはるかに下の温度で消失することがわかった。これは高重らが示唆していた歪みフリードメインを構成しているためと考えられ、放射光を用いた歪み測定から、直接的に歪みがなく、このドメインの存在によって結晶性が向上したことを明らかにすることができた。

口頭

Bragg反射に現れるBaTiO$$_3$$ドメインの温度揺動

米田 安宏; 香村 芳樹*; 鈴木 芳生*; 小島 彬*; 森村 亮太*; 水木 純一郎

no journal, , 

強誘電体のドメイン構成は、偏光顕微鏡,原子間力顕微鏡などによって静的なドメイン観察が行われるとともに、レーザーや軟X線を用いたスペックルによっても、動的な構造が調べられるとともに、偏光顕微鏡などで観察されるドメインよりも微細な構造を持つことが知られるようになってきた。われわれも放射光X線を用いて、コヒーレントなX線を使ったチタン酸バリウムのドメイン観察を試みた。その結果、外部温度の変動が大きければ、ドメイン揺動が生じ、Bragg反射の周囲には散漫的な反射が現れることがわかった。これは、温度変動をできるだけ抑えた環境でなければ、静的なドメイン観察ができないことを表している。そのため、われわれは、Kojimaらの開発したミリケルビンセルを用いて、BaTiO$$_3$$サンプル周りの温度変動を10ミリケルビン以下に抑えたうえで、相転移近傍のBragg反射を観測した。その結果、温度変動が0.01$$^{circ}$$C以内の準静的な温度変化下では良好な条件でstaticなドメインの観察ができることがわかった。

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