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鬼柳 善明*; 木野 幸一*; 古坂 道弘*; 平賀 富士夫*; 加美山 隆*; 加藤 幾芳*; 井頭 政之*; 片渕 竜也*; 水本 元治*; 大島 真澄; et al.
Journal of the Korean Physical Society, 59(2), p.1781 - 1784, 2011/08
被引用回数:13 パーセンタイル:62.2(Physics, Multidisciplinary)革新炉システムの開発に資するための包括的な核データ研究のプロジェクトが、2005年から2009年にわたり8つの機関により成功裏に実行された。このプロジェクトにおいて、長寿命核分裂生成物とマイナーアクチニドの中性子捕獲断面積を精密に得ることを目的として、パルス中性子ビームラインが建設された。ビームのエネルギースペクトル,空間分布,パルスが、測定とシミュレーション計算により調べられ、それらはビームラインの設計によるものと一致することがわかった。この論文でわれわれは、本プロジェクトの概要と本ビームラインにより供給される中性子ビームの特性を述べる。
米原 英典*; 石森 有; 秋葉 澄伯*; 飯田 孝夫*; 飯本 武志*; 甲斐 倫明*; 下 道國*; 床次 眞司*; 山田 裕司*; 吉永 信治*; et al.
保健物理, 42(3), p.201 - 213, 2007/09
日本保健物理学会では、屋内ラドンの肺がんリスクにかかわる最近の研究論文や国際的な動きに対応するため「屋内ラドンのリスク評価とその対応に関する専門研究会」を設置し、2005年4月から2007年3月まで活動した。近年の屋内ラドンのリスク評価に関する欧州及び北米での疫学調査研究結果の内容を検討し、それを我が国への適用の観点から評価し「屋内ラドンリスクに関する疫学研究とその評価」としてまとめた。
山田 澄*
JNC TJ8400 2001-047, 61 Pages, 2002/02
核燃料加工・再処理システムの臨界安全をより一層確実なものとするための未臨界度モニタリングシステムの開発研究を開始するにあたり、本年度は未臨界度測定手法の現状と放射線の計測・データの転送・記録システムの調査・研究を行い、以下の結論を得た。未臨界体系では、強い外部中性子源を用いない限り一般的には中性子密度はかなり低いので、中性子はパルスとして計測するが望ましく、必然的に時間領域での未臨界度測定法が臨界安全監視モニタには適していると言える。深い未臨界度を計測するには中性子源が必要となる。安価なパルス中性子源として(D,T)反応を利用したD・T管がある。この中性子源は密封型であるのでトリチュームの問題が発生しない上、外部電源によって制御できるので必要なときに中性子を発生することができる。このD.T.管を用いることにより未臨界度推定の精度は格段に向上するものと考えられる。従って、未臨界度が深い状態では中性子をパルスの統計的性質を用いるFeynman-法か、Rossi-法を用い、比較的未臨界度が浅く中性子計数率の高い状態では時系列モデル同定法を利用することが未臨界度モニタとして望ましい。一方、中性子検出器と信号の伝送法としては、プラスティックシンチレーティングファイバーを用いることが望ましい。この方法では20メートル程度はなれた場所での測定が可能となっており、直径6メートル程度のタンク外周であれば、全周をカバーすることが可能であり、臨界安全モニタに最も適していると思われる。
山田 澄*
JNC TJ8400 2001-003, 87 Pages, 2001/02
核燃料加工・再処理システムの臨界安全をより一層確実なものとするための未臨界度モニタリングシステムの必要性と重要性に鑑みて、本研究では、必要な場合に容易に設置できる安価で即応性の良い臨界安全監視システムを開発することを目的として、平成3年から、5年間の基礎研究と4年間の開発研究を行ってきた。本報告はこれら一連の研究を総括するものである。核燃料加工施設で観測される中性子信号あるいはガンマ線モニタからの信号は基本的にランダム時系列であることに着目し、ランダム時系列解析手法の一つである逐次型自己回帰移動平均(ARMA)モデル同定手法をオンライン未臨界度推定に応用した安価で即応性の良い臨界安全監視システムを開発するための知見を蓄積することが本研究の目的である。平成3年からの5年間にわたる基礎研究では、1)定常時系列にたいして、未臨界度を推定するのに最適な逐次型自己回帰移動平均(ARMA)モデル同定アルゴリズムの検討、2)未臨界度を精度よく推定するために必要となる信号前処理法の検討、3)時間的に変化する未臨界度を、できるだけ時間遅れを発生せずに追跡できる逐次型自己回帰移動平均(ARMA)モデル同定アルゴリズムの開発、4)これらの手法を臨界安全監視システムに応用するために必要となるシステム構成・要素モジュールの基本概念についての検討、5)核燃料サイクル開発機構のDCA実験データの解析等を行い、逐次型自己回帰移動平均(ARMA)モデル同定手法を用いた臨界安全監視システムの実用化に必要となる知見を蓄積した。平成9年からの4年間にわたる開発研究では、1)それまでに蓄積した成果を実際の臨界安全監視システムとして構築するために必要となるモジュールに付いての検討、2)解析表示モジュールの中でARMAモデル同定と平行して信号解析を行う冗長系として重要な要素となるディジタル適用フィルタモジュールの開発と実データ解析、3)ガンマ線信号を用いたFeynman-法による未臨界度推定モジュールと、その信号取得に必要となる高速パルス信号処理系の提案、4)電源雑音を除去するノッチフィルタの設計法と実際のソフトウエアの開発、5)逐次型ARMAモデル同定プログラムをはじめとする一連のプログラムのワークステーションへの移植作業、等が行われた。なお、本報告では内容の一貫性を保つため、未臨界原子炉のARMAモデル
山田 澄*
JNC TJ8400 2000-051, 122 Pages, 2000/02
使用済み核燃料再処理工場等における安全性の確保のために、安価で即応性の良い臨界安全監視システムの開発が望まれており、基礎研究による知見を基に具体的な臨界安全監視システムとして実現することを目的として開発研究が進められている。本研究に用いている基本的手法は、未臨界体系で観測される中性子信号揺らぎをオンライン計算処理して未臨界度を推定しようとする試みであり、オンラインARMAモデル同定手法を安全監視システムに応用のためのシステム構成要素モジュールの開発、核燃料サイクル開発機構のDCA実験データ解析など実用化に必要となる知見の蓄積も行ってきたが、この間、Microsoft Windowsを基本ソフトとするDOS/V系パーソナル計算機の爆発的な普及により、NECを中心とするMS-DOS系の計算機がその地位を失い、今やMS-DOS系の計算機はその姿を消しつつある。本研究ではMS-DOS系計算機を用いたプログラム開発を行ってきており、その研究成果を今後も有効に利用するためには、これらを商業主義に左右されないOSに基礎を置くワークステーションに移すことが重要な課題となってきた。また、本研究で提案している臨界安全監視システムの設計基本思想は高信頼性、耐雑音性、そして高拡張性にある。近年エンジニアリングワークステーションの性能は飛躍的に向上し、且つ価格もかなり安くなっており、この様にめざましい発展を遂げている計算機に着目すると、信号解析、表示、警報信号発生に、それらのアルゴリズムをROM化したICチップを用いるよりも、高性能の計算機を用意し、各種の信号解析ソフトウェアや、必要に応じて他のシステム同定アルゴリズムを組み合わせた総合的信号処理システムとすることが望ましい。この様な観点から、臨界安全監視用プログラムをワークステーションに移植することは非常に重要である。そこで、今年度より、これまでMS-DOS系計算機上で開発された臨界安全監視用プログラムを順次年次計画を立ててワークステーション上に移植することとなった。今年度は、臨界安全監視システムの中心的ソフトウェアである逐次型ARMAモデル同定プログラム(ARMAX1)の移植作業を行った。なお、本報告書として自己完結性を保つため、理論的な未臨界原子炉のARMAモデル導出を示すとともに、逐次型ARMAモデル同定アルゴリズムに関する要点を再
山田 澄*
PNC TJ1632 96-001, 50 Pages, 1996/03
核燃料再処理工場等においては安価で即応性の良い臨界安全監視システムの開発を目的として過去4年間にわたって逐次型ARMAモデル同定手法の安全監視システムへの応用と言う観点から各種の検討を行ってきた。そこで、本年度はこれらの知見を実際の臨界安全監視システムとしてシステム化するためには、システム構成をどの様にすれば良いかを検討した。本年度は、実際にハードウエアとして設計する際に必要となる詳細な検討ではなく、システムとして構成するための基本概念についてのみの検討を行い、以下の結論を得た。本システムの設計基本思想は高信頼性、耐雑音性、そして高拡張性に置いている。そのため、臨界安全監視システムは計算機を中心とするシステム構成とし、(1)中性子信号検出部及びアナログ/ディジタル(A/D)変換部、(2)情報光伝送システム、(3)信号解析及び表示警報信号発生部の3つの部分システムから構成することを基本とする。1.中性子信号検出部及びA/D変換部は、中性子検出出力信号の揺らぎ成分を取り出し、このアナログ信号をディジタル時系列データ化するための信号処理部であり、用いる中性子検出器として電流型を用いるかパルス型を用いるかにより構成要素が変わる。それぞれ利点と欠点があり、更に詳細な検討が必要である。2.従来、信号やデータは同軸ケーブル等を用いたハードワイアリングにより伝送されてきたが、近年、改良ファイバーを伝送線としてレーザーダイオードやLEDを光源とする光伝送技術が急速な発展を遂げており、その技術を本システムでも用いるべきである。この方法は、大容量の情報を、高速に伝送することが可能となるばかりでなく、計算機側から時系列データ発生部にアクセスして、ローパスフィルタ、ハイパスフィルタの折れ点周波数の切替や、プリアンプゲイン変更などをリモートコントロール出来る上、電磁誘導障害が無い、耐火性に富むなど安全性の高い計測制御システムの実現が可能となる。3.本臨界安全監視システムの様な特定の目的を持ったシステムでは、従来、高速信号処理、計算機負荷の軽減、システム全体の小型化等の目的で、解析アルゴリズムはROM化されていたが、近年、計算機の性能は飛躍的に向上し、システムを固定化してしまうROMチップを用いるよりも、高性能の計算機と各種の信号解析ソフトウエアを組み合わせた総合信号解析処理システムを構成す
長谷川 琢也*; 羽澄 昌史*; 笠井 聖二*; 徳宿 克夫*; 山田 作衛*; 小嶋 拓治; 清水 透*
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 311, p.498 - 504, 1992/00
被引用回数:17 パーセンタイル:81.27(Instruments & Instrumentation)ポリスチレンを基材とした新しい型のシンチレータについて、長期安定性、放射線に対する感度及びdE/dxが大きい場合の光透過飽和特性について試験を行った。また、一般的によく使用されているSCSN38シンチレータとの特性比較を行った。今回試作した8種のシンチレータの多くは、1000日で10%以下の光収率変化しかなく、また中でもSCSN81T2は、最も耐放射線性が高かった。dE/dxが大きい場合の光透過飽和特性については、いずれも差がなかった。SCSN61T2,81T2及び81T2Bの三種は、SCSN38よりも大きい光収率を示した。これらはさらにシンチレータ内における自己光減衰長さがSCSN38よりも長い優れた特性をもつことが明らかとなった。
岩田 耕司; 村上 澄男*; 水野 衛*; 山田 宏*
6th International Conf.onMechanical Behavi (ICM-6, 0 Pages, 1991/00
改良9Cr-1Mo鋼に関する高温非弾性挙動を調べるために行った多軸実験の結果と,代表的な統一型非弾性構成モデルであるChabocheモデルとBodner-Partomモデルによってシミュレートした結果について報告する。
北谷 文人; 原田 秀郎; 大島 真澄; 宇都宮 弘章*; 海堀 岳史*; 山田 家和勝*; 豊川 弘之*; 鬼柳 善明*
no journal, ,
革新的高速炉システムの原子炉設計や安全性評価のために、種々の核種の高精度の核データが必要となる。従来困難であった、不安定核の中性子捕獲反応断面積を求めるために、逆反応である光核反応測定に関する研究を実施している。Se-79は、半減期が約30万年といった長寿命核分裂生成物(LLFP)の一つで放射性廃棄物の分離変換対象核種である。この中性子捕獲核反応断面積評価のために、逆反応であるSe-80の(,n)反応断面積の測定を、波長可変の線源であるLCS線を用いてしきい値近傍から14MeV付近までの測定を行った。