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大谷 吉邦; 巖渕 弘樹; 伊藤 信一; 田中 真; 所 武司
JNC TN8440 2000-017, 21 Pages, 2000/05
平成9年に施設・設備等に係わる問題点を自ら洗い出す方針で全社的な安全総点検が実施され、このなかで燃料装荷バスケット及びプラグ検知用圧力検知器の不具合についてを摘出した。この不具合については、原子炉等規制法に基づく許認可手続きを経て工事を実施し平成11年9月に処置を終了している。一方で、本件は安全総点検で摘出された事項のなかでも特に報道機関・市民団体等の関心が高く、適宜種々の問い合わせに対応してきているところである。本報告書は、上記の経緯を踏まえ事実を整理し正しい情報の継承を図ることを目的として、不具合発生から処置に至る対応全般についてを総括的に取りまとめたものである。
中井 俊郎; 金盛 正至; 野島 康夫; 巖渕 弘樹; 清水 甫
OECD/NEA/FCSWG, 0 Pages, 1995/00
東海再処理工場の歴史、工場の安定運転に向けた設備等の改良を簡単に説明すると共に、昨年の会議以降の運転状況について報告する。東海再処理工場における累積処理量は、本年6月末で約850トンであった。高放射性液体廃棄物の保管量については、平成6年度末で約552m3であった。本年1月にガラス固化技術開発施設へ高放射性液体廃棄物が初めて送液された。一方、平成6年度の廃棄物放出実績は、海洋放出については全放射能で10-2GBq、大気放出については129Iが10-1GBqのレベルであった。また、放射線業務従事者の総線量当量は、約0.3manSvであった。また、当該期間中に、法令に定める線量等量限度以下の作業員の被ばくが発生している。