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大岡 紀一; 平山 一男*; 仙田 富男*
軽金属溶接, 24(1), p.2 - 14, 1986/00
放射線透過試験において透過写真の像質管理のために有効な手段の一つである階調計の使用を材厚制限することなくすべての材厚に対して適用すること及び透過度計識別度を考慮した階調計の濃度差とすることを目的に行ったもので、アルミニウムの溶接部の放射線透過試験に関する規格であるJISZ3105(アルミニウム溶接部の放射線透過試験方法及び透過写真の等級分類方法)を基に、透過度計と階調計との定量的な関係を明らかにするとともに、20.0mm以上の材厚に対して階調計を適用する場合の階調計の構造と寸法を求めた。その検討結果について述べる。
大岡 紀一; 平山 一男*; 仙田 富男*
軽金属溶接, 24(3), p.108 - 116, 1986/00
放射線透過写真において透過度計の線が溶接部の余盛によって、どのように影響されるかを調べるため、撮影実験を行い透過度計の線を余盛に対して平行に置いた場合の余盛中央部と母材部での識別状況について計算と実験結果の比較検討を行った。さらに、JIS規格にしたがって透過度計の線を余盛に対して垂直に置いた場合の識別状況についてX線フィルムの観察方法を変えることによって検討した。また階調計の示す濃度差/濃度についても考察を加えた。その結果について述べる。
大岡 紀一; 平山 一男*; 仙田 富男*
軽金属溶接, 24(2), p.51 - 58, 1986/00
アルミニウム溶接部を撮影する場合、薄板に対して軟X線装置の適用が透過写真のコントラストの点から極めて有効であるが、すべての材厚に対して適用することはX線の透過能力の点から困難であるため、まず使用するX線装置の線質に対応して増感紙の適用について検討し、確認試験に用いるX線装置と増感紙との組み合せを明らかにした。次に、軟X線と鋼用X線装置を用いて、階調計の濃度差を濃度で除した値に関する実験を行い、材厚が6mm以上80mm未満の範囲において材厚と階調計の示す値がJIS規格として妥当であることを確かめた。さらに、透過度計の線が識別限界となるときの最小階調計の示す値について検討を行った。